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アタッシュケース

自由気ままに書いてます。

どうでもええ

2011-03-01 20:02:58 | とりとめのない話
まえだ:お2人は基本的にウソをつかずに話すじゃないですか。

ブラマヨ:うん。

まえだ:だけど僕たちやっぱりまだ見栄を張っちゃうところがあって。
かっこつけるというか。
で今もM-1が終わって検査されてると言うか
試験受けてるような感じなんで
今でもスタッフさんやお客さんの目が気になるんですよね。

ブラマヨ:あ~。

まえだ:そんな中で出来てるふりをしているところもあるし
少しでも格好つける自分がいるんで、心のブロックというか、
どうやってお2人は飛び抜けて来たのかな?と思って。
あの~昔、大阪にいらっしゃる頃、お2人がまだ若手の頃に
2丁拳銃さんの番組とか出てる頃から拝見させていただいてたんですよ。

ブラマヨ:へ~。

まえだ:その時、お2人はまだそんなに今ほどは爆発的にはウケてなくて
吉田さんもトークで今ほどの爆発力は無かったんですよ。
何か言われてもちょっとモジモジしてるような感じもあったんですよ。

吉田:うん。

まえだ:2人がM-1で出てきた時に、
前に拝見させていただいた2人だけど、
あの状態だったけど大丈夫かな?って勝手に心配してたんですよ。笑

吉田:俺、黙ってるけど、2回3回「え!?」っていう箇所あったで。
俺、黙って聞いてたけど。

スリムクラブ:笑

まえだ:すいません。
申し訳ないです。言葉が下手くそで。

ブラマヨ:笑

まえだ:M-1であんな爆発的にウケて、その後もずっとトークで、
さっき言ってたように心で話してるじゃないですか。
僕らもお2人を目指してるので、
その心のピュアさをどこで手に入れたのか
ヒント下さいというか助けて下さいというか。

○ブラマヨのアドバイス

小杉:俺はどっちかというとそういうタイプやったんちゃいますかね。
かっこつけたようなことを言うてしまう。
人の目を気にするようなタイプやった。

まえだ:今は全然違うじゃないですか。

小杉:それは毛が薄くなってきて
かっこつけてる場合じゃないっていうのもある。

スリムクラブ:笑

小杉:それはよく吉田に言われてたんですよ。
「お前は格好つけたところでキングコングの西野には
かなわへんねんからやめろ、気持ちの悪い!」
って吉田に言われたわ。

まえだ:笑

吉田:あの~、もうはっきり言うたら、
どうでもええ!と思い出したんですよ。

まえだ:は~、そうなんですか。

吉田:うん。もうどうでもええわ、みたいな。
一番面白いと思われんでも、まあええやん、みたいな。

まえだ:へ~。

吉田:なんていうの、100人がよーいどんやったら
みんなが一生懸命やったって1位から100位まで順位はついてしまうやん。

スリムクラブ:はい。

吉田:100位の奴は1位に絶対なりたかったけど
100位はもう100位やん。

まえだ:はい。

吉田:それでも、もうええかな、みたいな。
それよりもダラダラ走る4位より
一生懸命やって燃え尽きた100位の方がええやろ、という。

まえだ:ほ~。

深めワード⑦
結果を意識し過ぎず
とにかく一生懸命やる事を大切にした

吉田:結果はもうほんまにどうでもええっていう。
ただ、結果欲しい部分があるから、
俺の力で及ばん所を小杉に埋めてもらって
で結果、小杉ばっかり人気出て。

小杉:笑、いやいや、何の話してんねん!
スリムクラブ:笑
小杉:ええ話やったんちゃうんかい!

吉田:俺がお前に依存したから
お前はより頑張ろうとしてこうなったわけやろ。
そこでモテたんやったら、その分ちょっと回せ。

小杉:回せってなんやねん。
まえだ:笑

小杉:意味が分からへん。
まあ、色気出さへんってことやな。

吉田:そうそう。
「M-1で目立ったスリムクラブや。どれだけ面白いねん。」
「ほら!めちゃくちゃ面白いやろ。」って思われたいんやろ。

まえだ:そうなんですよ。
も~、あのハードルを越えないと、と思って。
M-1以上の笑いを取らないといけないと思って、
ちょっと無理してます。

吉田:あ~それはだからM-1の後すぐやからですよ。
何回かハードルを倒しながら飛ぶような時がありますやん。
ちゃんと飛べなくてカシャンって倒す。
その時にね、思ったより足が痛くないんですよ。

まえだ:笑

吉田:あ、ハードルつまずいても案外大丈夫やぞ、みたいな。

スリムクラブ:あ~なるほど。

深めワード⑧
1度や2度の失敗で全てがダメになる事はなく
次のチャンスで頑張ればいい

小杉:その次のハードルを飛べればいいかな、
くらいの気持ちでいけばいいってこと?

吉田:そうそう。

まえだ:は~。

吉田:で、このちょっと失敗したな~みたいなんは別に誰か友達とか
それこそ女性やったら別に、ね?
90分2万ぐらい出せばなぐさめてくれるところもありますから。

まえだ:いやいや、ちょっと待ってください。
心の話してピュアな生命体ってブラマヨさんのことを言ってたのに
最後のアドバイスが何で風俗なんですか。

小杉:笑

吉田:そういうのもありますからね、日本は。

まえだ:あ~、じゃあ自分の個性を信じて。

吉田:そうやね。

まえだ:恐いんですよね、やっぱりね。
恐くなかったですか?
捨ててしまった時に結果どうなるのかって。

小杉:それは俺が結構
「せっかくM-1獲ってんから、ええようにしようや」
って空気出した時によう言われたんが
「そんなん思ってたら何も出来へんし」って
よく吉田に怒られたで。

まえだ:あ~。

吉田:え?何を??
ちょっと俺、髪型乱れてきてるなと思って
モニター見てて聞いてなかった。

小杉:笑
スリムクラブ:笑

小杉:さあ!それでは・・・
吉田:おい!笑


自分の心

2011-03-01 16:18:51 | とりとめのない話
スリムクラブ 葛藤の歴史

まえだ:内間は心を閉ざした青年だったんですよ。
今でこそ、こんな愛嬌のある感じですけど。

○内間が心を閉ざすようになった理由

まえだ:沖縄にいる頃は無表情で
何を考えているか分からないって言われてたんですよ。

まえだ:ものすごく厳しい家庭に育って、好きな事を全部禁止されてたんですよ。
「少年野球に行きたい」って言っても、不良になるからダメだって。

小杉:あらら。

まえだ:「サッカーやりたい」も、不良になるからダメだって。
自分が好きな事をやると怒られるっていうのがインプットされて、それ以来心を閉ざしてたんですよ。

深めワード④
内間は親の厳しいしつけによって
自分の気持ちを抑え、心を閉ざすようになった

まえだ:ロボットみたいだったんですよ。
泣かない、笑わない、感じない。
自分の心があるのかな?ってなっちゃって。
だからこそ今の感じが全然無くて、
当時は彼なりの漫才のスタイルがあって、
速くてうまいっていう。

ブラマヨ:うん。

まえだ:だから昔はメッチャ怒鳴り声で、
ジャストのタイミングで僕に怒鳴ってツッコんでましたね。
昔のバージョンでツッコんだらヒドイですよ。

ブラマヨ:え~・・・・

(昔のVTRが流れて見終わった後)

小杉:スタンダート全然向いてへんやんけ。

内間:そうですね。偽りの俺ですね。
ツッコミとは、ああいうものだと思い込んでたんですよね。

深めワード⑤
昔の内間は自分のタイミングではなく
他の人をイメージしてツッコんでいた

まえだ:自分というフィルターを通さずに、
いつも自分の心を閉まって、だいたいこんなだろうって。

小杉:「ツッコミの人はこんなこと言いそうだな」みたいなことで。

まえだ:そうなんですよ。
ずっとコンビを組んでから「お前で良いんだよ。お前で良いんだよ。」って。
好きで組んでるんだから「舞台でも普段のお前でいてくれ」
って言うんですけどあんな感じじゃないですか。
自信が無かったらしいんですよ。
自信が無いから、舞台に立ったら何かにならないといけない。

吉田:ああ。

まえだ:だから理想の先輩をイメージしてやってたんですよ。
「違う違う。お前で良いんだよ。」って言って。
あの~、2年位前に六本木で飲んでたんですよ。

吉田:2人で?

まえだ:芸人におごってくれる社長さんっているじゃないですか。

ブラマヨ:笑、あ~いるいる

まえだ:その人に呼んでもらって飲んでたんですけども。
内間が結構意地悪な事されてたんですよ。
頭にちょっとウイスキー垂らされたりとか耳引っ張られたりとか、
あんまりよくないラインまでいじられてたんですね。

ブラマヨ:うん。

まえだ:嫌なら嫌ってちゃんと言った方がいいよって軽く言ったんですけど
全部甘んじて受けてるんですよ。
だからトイレに連れて行って
「お前はおかしいよ。心に聞けよ。嫌なものは嫌ってあるだろ?」
って言ってもヘラヘラしてるんですよ。
「バカか!人が言う事を何でも聞いて。
じゃあ俺がウンコ食えって言ったら食うのか!」
って言ったら、一瞬考えたんですよ。

ブラマヨ:笑

まえだ:いや、食わないですよ。
でも普通の人だったら一瞬でも考えないですよ。

小杉:なんでやねん!食うか!そんなもんってなるよ。

まえだ:こいつは一瞬考えたんですよ。
何で考えたの?

内間:いや、あの~その時は自分の心が大切って分かり始めてきたんですよ。
ただ、昔の自分を抑えるっていう感情もあったんで、
精神的に不安定な時期だったんですよ。

小杉:自分の気持ちが出たり入ったりしてる時期やったんや。

内間:そうなんですよ。
自分がよく分からなかった時期に、
信じてる相方に「ウンコ食え」って言われて。
で、悩んでるからウンコ食えって言われて
食ったらどうなるんかな?もしかしたら自分が良くなるんじゃないかなって

吉田:笑
小杉:なんでやねん!

吉田:ほ~。でもそれがなんで変わったん?
あんなに「なんでだよ!」ってツッコんでたのが、
なんで今の内間になったん?

まえだ:はい。あの~M-1行く前に
キングオブコント出さしてもらったんですけど。
その時に準決勝まで進んだんですよ。
決勝まで行ける手ごたえがあった中、落ちちゃったんですよね。
2人でがっかりしてる時に、内間がふと
「まえださん。僕子供が出来ました。」って言うんですよ。

吉田:ほう。

まえだ:軽かったんですけど僕なりに
「お前でも親父になれるって事は神様が大丈夫って言ってるんだから
自信持ってここから勝負しろよ!」って言って
背中ポンって叩いたら、急にボロボロ内間が泣き出して。
「まえださん。本当に今までありがとうございました。
これからは自分を信じて、自分の心を活用して生きていきます。」って言って。
僕が「頑張ろうな」って言ったら、そこから少しずつ変わり出しました。

深めワード⑥
内間は子供が出来たのをきっかけに
自分の「間」で、漫才が出来るようになった

吉田:そこからM-1のあの感じになっていったんや。

まえだ:はい。

小杉:内間が自分を出したツッコミを。

吉田:へ~。
小杉:急にええ話持ってくんなや。なんやねん。

スリムクラブ:笑

まえだ:今回のM-1の決勝の直前は、変なモードに入ってっちゃったんですよ。
決勝進出決まってから内間がおかしくなっちゃって。
その時に、さっきの昔バージョンのツッコミに戻って。

内間:苦笑

吉田:あ~。M-1という大舞台に自分で勝負するのが恐くなったんや、土壇場で。

内間:はい。あと周りが異常に盛り上がってたんで期待に応えたいっていうのもあって。

吉田:笑
小杉:笑、お前な~。

まえだ:背中小っちゃいのに背負いたがるんですよ。

ブラマヨ:笑
小杉:背中の面積把握せえって!

「間」の理由

2011-03-01 15:15:38 | とりとめのない話
スリムクラブの漫才に対して

吉田:M-1って漫才の大会じゃないですか
ちょっと衝撃的やったのが、
「コントでは出来ないこと」が「漫才」
ってルールが俺の中で勝手にあったんですよ。

M-1でスリムクラブがネタやった時に、
コントでも出来そうな感じがした。
せやのに漫才でやってて、めっちゃ面白かった。

ほんなら俺が今まで16年かけて築いた漫才論は
もう1回一から作り直しなのかっていう。

深めワード①
「コントに出来ないものが漫才だ」という持論を
スリムクラブのコントのような漫才で覆された

小杉:漫才で物凄い「間」取ってたやん。
何か理由あるの?あんだけの「間」があるって。

まえだ:1回僕がボケるじゃないですか。
そのボケに対して本当に心の底まで感じてほしいんですよ。

小杉:笑、分かったふりじゃなく?

まえだ:分かったふりじゃなくて。
だから「ここに変な人が来ました。」
→「横でこんな至近距離で声かけられます」
はい、どう思います?

内間:あ~ちょっと恐い。何だろう…

まえだ:って思いますよね。次に
→「変なことを言います」
どう思います?

内間:何で俺にそんな事を言うんだろう…

まえだ:っていうのを一言でこれだけの情報を
いっぱい考えてほしいんですよ

小杉:笑
吉田:なるほど!!

まえだ:そうすればそれが表情に出てくるし
雰囲気に醸し出されるっていうんで
その中でだんだんと出来てきました。

深めワード②
ボケに対するリアクションのリアリティーを
徹底的に追求した結果、独特の「間」が生まれた

吉田:だからあのリアリティが!

まえだ:はい。

小杉:言われたことをリアルにリアルに体に染み込ましたら
あの「間」になったっていうことなんや。

まえだ:そうですそうです。
大阪の方って話をする事が小さい頃から長けてるじゃないですか。

鍛えてるからナチュラルにそのスピードだと思うんですよ。
僕らは処理能力が遅いので、大阪の人のように
あんなに早くは感じられないんですよ。
一言ボケた事に関して
内間はあんなに素早く感じて発することが出来ないんですよ。

小杉:普通やったらすぐに返せるけど
内間はそんなスピードでは絶対感じひんねんや。

まえだ:そうなんですよ。

吉田:う~わ!

(※スリムクラブはM-1で
 「葬式の受付とそこへ来たおかしな人」の漫才をした)

受付の人っていう立場じゃなくて
漫才で、内間として立ち向かってる?

まえだ:そうです。

吉田:漫才ですよ!
小杉:漫才の要素が強い。

吉田:僕らも意識している所なんです、漫才の。
ボケがあって俺がこう言うて、
ツッコミの人は普通こう言うけどそうじゃない
「小杉が言う事や」と。

まえだ:はい。

吉田:次「俺が言う事」は「俺が言う事」やと。
だからあの台本をボケ・ツッコミって分けて
他の人がやっても、面白くない。
吉田と小杉でやるから成立するんやっていうのは
ずっと言うてたんですよ。

スリムクラブ:へ~。

深めワード③ブラマヨとスリムクラブの共通点
漫才で、2人の関係性を元にした
リアルな「間」やリアクションを大切にしている

小杉:おんなじこと言うてるよな。

吉田:あれは「葬式に来た変な人」と「受付の人」じゃなくて
「まえだ」と「内間」なんですよね、あれは。

まえだ:そうです。

吉田:しゃべってみんと分からへんな~。
小杉:笑

吉田:そういうことか~。

小杉:恐ろしい程の「間」と感じてたけど
それを聞いたら「なるほどな」やな。

まえだ:はい。だから恐くは全然ないんですよね。
むしろそれをやってもらわないといかんっていう。

小杉:早いスピードでツッコム内間の方が恐いんやな。

まえだ:恐いです。普段そうじゃないんで。

小杉:笑

まえだ:急に速いテンポでやられても
ビックリしちゃいます、僕が。

ブラマヨ:笑





自分の力

2011-03-01 12:54:31 | とりとめのない話
自分の力が無さ過ぎてライブで何もできなくて悔しくてついた傷がまだふさがってなくて、この状態のままバンドやって、その傷口の上からバッサリまた自分で斬りつけたら、今度こそ再起不能な予感がする。
自分の中の自分は、もうそんなきついことしないようになってるのかもしれない。
でもたぶん斬りつけてくる。

ピアスや整形は自傷行為らしい。
ほんまでっかTVで見た。

もう壊れてもいい、いっそのこと壊れてしまえって思いながら無理に声を出して発声練習をすること。
自傷行為かもしれない。
といっても、声帯がイガイガしたらあわてるんだけど。
治そうとして生姜紅茶にすがるんだけれど。

どうしたらいいのか分からない。
精神的に強くなればいいのか。
強くなれなかったら解決できないのか。
強くなるって難しい。
そもそも精神的に強いってどういうことか分かっていない。
鈍感になることとは違う。
無神経になることでもない。

精神的に強くなる、とは違う方法で乗り越えられないものだろうか。

きっとあるに違いない。
それを知らないだけで。
方法が知りたいってもがいていれば見つけられると思う。
私が得意なこと、もがくこと。

今だけ

2011-02-25 16:29:45 | とりとめのない話
ホンマでっかTVで
自分が失敗した時は、状況のせいだと思う。
相手が失敗した時は、相手のせいだと思う。
と言っていて、さんまさんも納得してた。

相手が失敗した時も、状況のせいだって思えたらうまくいく。
自分の時だけ状況のせいにして、相手の時は相手を責める。
そりゃうまくいくわけないわな~。

youtubeでhydeさんのインタビュー見た。
いい曲が出来ない時はどうやってそれを乗り越えるんですか?という質問に

“やり続けることですよ

 ダメって思うこともあるけど、
 ずっと繰り返してると「今だけダメなんだな」っていうのが分かる
 今たまたま出来ないんだなって

 スランプになることもあるけど自分を信じてる
 きっといい曲が出来てくる
 頑張っていれば
 
 頑張らなかったら出来てこないけどね”

曲が出来ない時は、もう出来ないんじゃないかって思う。
曲が出来た時は、たまたま作れて良かったなって思う。

だけど曲が出来た時だけじゃなくて、ダメな時も、今だけって思えたら
曲がなかなか思い浮かばない時でも耐えられそう。

『ずっと繰り返してると「今だけダメなんだな」っていうのが分かる』
という部分にすごく勇気付けられた。

いっぱい曲を作ってきたhydeさんが言うんだから
そうに違いない!!

今たまたま出来ないだけ。
作ろうとし続けたら、曲は出来てくる!

何事もそうなのかもしれない。

夢を叶えられないって思うこともあるけど
叶えるために頑張り続けていけば、きっと叶うんだ。