写遊電音堂

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萩・津和野に出かけてみました。 その1

2006年11月29日 | 旅行
 11月26日、AM6:10自宅を出発。山陽ICより山陽自動車道に乗り、山口方面に向かいました。AM6:00からAM9:00の間は100km以内に限り通勤割引が適用され料金が半額(¥1250)になります。ちょうど尾道ICで一度出てUターンし再び高速に乗りました。通しで走るより¥400しか節約になりませんが、ジュース代にはなりますね。少しでも節約を考えると、移動距離が100km以上の場合は早朝深夜割引のほうが有効です。小郡ICで降り、R435号から北に入り秋吉台に向かいました。

朝からの雨で、日本一のカルスト台地には人出も少なく、観光バスがやってくる程度でひっそりとしていました。石灰岩は雨で黒ずんいますが、草原の植物も褐色に色づき、雄大な景色は昔と変わっていませんでした。

展望台の下のお店では、真っ赤な服のマネキンのお姉さんがお店の名物「元祖 夏みかんソフトクリーム」の販売に一役かっていました。この展望台からエレベーターで秋芳洞にも降りることができます。AM11:00カルスト台地の中を走り長門市へ向かいます、この道路は秋吉台の全景が見わたせるため、観光の定番ルートになっています。大正洞を過ぎR191号に合流し、長門市に入り、そのまま青海島に向かい、昼食を摂ることにしました。ここでは「ウニ釜飯」が名物で、早速民宿「浜千鳥」で25分間ゆっくり炊き上げた熱々の名物を食べました。ウニの風味が食欲を誘い、量も程よくとても美味しくいただくことができました。

帰路、「ショップ青海島」に寄ってみました。観光バスのお客さんが沢山買い物をしており名物「蒲鉾」「竹輪」が良く売れていました。
 PM1:15長門市を後にしR191号から萩に向かいます。PM2:30萩に着き、最初に萩城址に行ってみましたが、雨がやまず、外から眺めて、旧武家屋敷群に行くことにしました。

博物館に車を止め徒歩で「重要文化財 菊屋家住宅」を見学することにしました。ちょうど今日まで庭園を公開しているので、ぜひ一度見てみたいと思い、見学料は¥500。入ってみると400年前に建てられた家屋で現存する町屋では最古の部類になるそうです。中はしっかりとした造りで、当時の豪商の勢いを感じさせてくれます。特に庭園は大変立派なもので、あいにくの雨でしたが、しっとりとした風情が印象的でした。毛利の殿様が本陣として利用されていただけに、籠を置く庭石や、一間以上もある庇が特徴で、庶民の家屋では見られない造りです。紅葉も見事で、日本独自の庭園美を満喫させてくれます。秋のこの時期限定での一般公開のようです。写真でその一部を紹介してみました。




こんな古い電話ボックスが屋敷の中に、残っています。7つ玉の算盤なども展示してあり商売をしていた当時の店も保存してあります。

 この菊屋家のある路地は「菊屋横丁」と呼ばれ、「高杉晋作」の生家や萩焼の店などもあり、観光コースの定番となっています。


この萩は、幕末から明治維新に活躍した人物を多く輩出しており、「吉田松陰」「伊藤博文」「木戸孝充」や、岡山の児島湾干拓で有名な「藤田伝三郎」もここの出身です。倒幕に向かった長州の心意気が現在でも受け継がれ、歴代の総理大臣も多く輩出されています。他に見所は沢山ありますが、過去に訪れていますので今回は見送りました。萩湾は夕日がきれいですが、あいにくの天気で見られませんでした。PM5:00 宿に到着。



 今回の宿は、萩では名旅館としてよく知られているところで、旅の疲れも癒してくれる料理と日本庭園が特徴です。次回は津和野に移動します。

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