写遊電音堂

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北陸飛騨方面 その3--白川郷から岡山へ

2007年10月18日 | 旅行
 「白川郷」は、もう一度ゆっくりと来てみたいと思います。できればここで一泊するのが良いですね。最初の写真の展望所から、合掌造りの民家を写すのが定番になっているようです。明け方、日暮れ時や雪の季節など写真を写すには良い場所です。
バスツアーも良く出ていますのでそちらを利用するほうが楽でしょうね。お酒も飲めるし費用も割安でしょう。

荻町の展望台から村を眺めると、合掌造りの建物は屋根を東西に向けているのがよくわかります。周りを山に囲まれたわずかな空間に、川に 沿って建てられていることも分かります。谷間の川に沿ってできたわずかな平地にできた町ということができます。
冬から春にかけて、平均20M以上の風が川沿いいに 村を吹き抜けるそうです。風速が40Mにも達するときもあり棟の先端が1m近くも揺れ動くこ とがあるようです。そのため、風圧をできるだけ回避するように 屋根の向きを考えて建てられています。
白川郷では、毎年4mにも達する雪が降ります。雪の重みで押しつぶされることも珍しくないようです。地元では屋根の雪を落とす「 ユキワリ」をしますが、太陽光線の熱で、より早く雪が解ける方向に屋根を向けているそうです。
近くでよく見ると、2階部分に引き戸が付けられていますので、雪が積もるとここが出入り口にもなるのでしょうね。
この地区にいつごろから人が住み着いたのかはよくわかりませんが、近くには縄文時代の遺跡もあります。この文化を伝えた人々は「平家」の末裔ともいわれているようです。
合掌造りは、江戸時代から始められた蚕産のため、屋根裏に棚を設置したのが始まりといわれているようです。

飛騨地方の白川郷(岐阜県大野郡白川村)と、ここから少し北に行ったところに
ある五箇山(富山県南砺市)にある合掌造りの集落は、1995年12月9日にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

それから、ここを訪れる方はもう一つ他の目的があるようです。人気アニメの舞台になった場所を尋ねて歩くのがブームになっているようです。「・・・・の鳴く頃に」を読まれた方は来てみたくなるのだそうです。40代以降の方は何のことかよく理解できないかもしれませんが、このアニメを真似した殺人事件が実際に起こってしまったことは残念ですね。実は私も息子から聞くまでは知りませんでした。

「どぶろく祭り」の警備に来ていた警察車両です。山岳地帯ですので4輪駆動車でないと役に立たないようです。道が狭いところが多いのでしょうか、パトカーは「スズキ ジムニー」でした。



祭りには地元消防団も参加していました。結構盛り上がるのでしょう、救急隊なども待機していました。祭りの予定表を見ましたがPM9:30からの行事もあり夜通しお祭り気分が味わえるのでしょう。お酒好きにはたまりませんんね。
消防車も軽四輪で狭い山岳道路にも対応しています。



やっと「白川郷」を出発したのは、PM2:50でした。帰り道は国道156号(旧飛騨街道)を南下し、途中から右折し国道158に入り油坂峠を抜けて福井ICに出るコースを走りました。福井ICまで約150km走行し、3時間かかりました。途中の峠は険しく標高もかなりありましたが、交通量は少なかったので楽しいドライブができました。東海北陸自動車道を利用すれば時間的には、一番早く帰れるようでしたが、次回にとっておくことにしました。もうすぐ、白川郷まで全線開通するようですが、今よりもっと観光客で溢れるようになると思います。

高速に乗ったのがPM6:00、あたりはすっかり暗くなっていました。来たルートを同じように帰ることにしましたが、敦賀ICまではETC通勤割引が適用されるため¥750で半額になります。そのまま米原まで走ると100km以内になるのでETC通勤割引が適用され、そこから名神、山陽道のほうが早く帰ることができたようです。距離もそんなに変わらないようですが高速料金は少し高くなります。
ここで国道27号に降りて小浜市に向かいます。時間を見るとPM7:00を過ぎていましたので夕食を食べるところを探しながら走っていきます。
若狭町に入ったところの右手に「和風レストラン くるま屋」の看板が目に付きましたので、入ってみることにしました。
ここの名物は「ステーキ丼」と「海鮮丼」のようでしたので、皆で「ステーキ丼」を注文しました。早速食べてみると、肉も若狭牛で実に美味しく量もしっかりありましたので、大変満足しました。値段は¥1600で、お勧めの一品です。
 国道27号をさらに西進し小浜市に入ります、市街地を抜け小浜西ICから舞鶴若狭自動車道に乗っていよいよ高速走行になります。日曜日の夜でしたので車は少なく、ところどころ対面通行の箇所もありますが一気に中国道吉川JCTまで走り、神戸JCTから山陽道に合流し備前ICまでノンストップ走行でした。途中ほとんど追い越し車線をキープし、オービスの箇所はおとなしく走って、その他のところはそれなりに走行していましたが、ベンツ、BMWなどの大排気量車はかなりの速度で抜いていきます、さすがアウトバーンでの走行を意識した設計ですので格が違いますね。
今回はETC割引を有効に使えなかったのが残念ですが、次回は計画を立てたドライブをしてみます。片道高速料金¥5750でした。気になる燃費は往路10.6km/リットル復路11.3km/リットルでしたのでほぼ満足しています。インプレッサE-GC8は2500rpmからフラットなトルクカーブで高回転まで持続するため思ったより燃料消費が抑えられます。ターボをフルに使った走行ではこのような燃費は望めません。

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