静岡県、通過だけは何度もしていましたが、実は上陸は今日が初めてでした。下田市から南の方へと向かいました。下田市も素敵な街ですね。広島県の鞆の浦としまなみ海道、岡山県の倉敷市とどことなく似ていてなつかしくなりました。
静岡県、通過だけは何度もしていましたが、実は上陸は今日が初めてでした。下田市から南の方へと向かいました。下田市も素敵な街ですね。広島県の鞆の浦としまなみ海道、岡山県の倉敷市とどことなく似ていてなつかしくなりました。
新宿御苑に行ってきました。春の花にたくさん出会いました。
写真がたくさんあるのですが、できたら、最後までご覧いただけたらうれしいです。
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北鎌倉の建長寺、円応寺境内の植物です。
今から芽を出したり花開いたり実をつけたりしようとしている植物たちの息吹が感じられます。
フォトチャンネルに初挑戦!楽しいですね
こころ動かされた方は、気持ち玉をクリックいただけたらうれしいです。(フォトチャンネルをクリックしていただけたら、顔文字の入った画面がでてきます。)
北鎌倉に行きました。円応寺というお寺はあの地獄の大王こと閻魔大王が本尊となっていました。入口の看板に描かれている閻魔大王像はいかにもいかめしくおそろしげでリアルな感じです。しかし、いやだからこそ、ぜひ拝んでおかなければと思って入りました。
閻魔大王像は本尊の奥にどっしりとありました。東大寺金剛力士像などを作った運慶の作らしく、ぎらっとした目、彫りの深い顔つき、激しさにあふれた表情で大きく口を開けている閻魔大王は存在感にあふれていました。閻魔大王の周辺には亡くなった人が冥界において出会う住人の王様である十王の像がありました。
かっと目と口を見開き怒りに満ちた顔つきで、人を地獄に落として苦しめる閻魔大王ですが、実は、人を地獄に落として苦しめた際、閻魔大王本人もその人と同じように苦しみを味わうだそうです。そして大王が味わう苦しみは、地獄に落とされた人が味わう苦しみ以上にひどいものだそうです。彼は生前悪事をおかした人を黙って見過ごすことができず、地獄へ落とすという業を持っているのですが、その業は大王にとっても苦悩以外の何物でもないとのこと。そのようにならないためには、地獄に落とすという苦悩を閻魔大王が味わうことがなくてもいいように人々が生前に悪いことをしないことが大切だ、ということでした。あの閻魔大王は単に恐ろしいだけの存在ではなく、自らも痛みをこうむる非常に懐の大きい存在だったのですね。
十王の像の前にある解説も分かりやすかったです。亡者が救済されるために生き残った者が行う方法も書かれていました。
そして出口のところに貼ってあったポスターに書かれていた「日々是好日」といいう言葉と言葉の解説に心打たれました。
花のたましひ 金子みすゝ゛
散ったお花のたましひに
み佛さまの花ぞのに
ひとつ残らずうまれるの。
だってお花はやさしくて
おてんとさまが呼ぶときに
ぱっとひらいて、ほほえんで、
蝶々に甘い蜜をやり、
人にゃ匂いをみなくれて、
風がおいでとよぶときに
やはりすなおについてゆき、
なきがらさえも、ままごとの
御飯になってくれるから。
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ただ 相田みつを
花には人間のような
かけひきがないからいい
ただ咲いて
ただ散ってゆくからいい
ただになれない
人間のわたし
相田みつを美術館に、金子みすゝ゛と相田みつをの詩をコラボレーションした、「詩人の魂」を見に行った。どちらの詩も大好きなものの、片方は自ら命を絶ち、もう一方は現実を前向きに生き抜いたようにみえる、そんな二人のコラボ、どのようなものなのだろうと思っていた。
それが、ものすごく、よかった。とても、しっくりときていた。まるで相聞歌なのでは、と思えるぐらい。
二人とも、目に見えないもの、ささやかそうなものに対して、純粋であたたかいまなざしを、向けていた。
二人とも、死後に発見された。そして今、時代を超えて、感動を与えてくれている。
ちなみにこの企画、東日本大震災前から、考えられていたそうだ。金子みすゝ゛のほうは、震災後の「こだまでしょうか」で爆発的に有名になったものの。相田みつをの息子さん、金子みすゝ゛の娘さんの対談ビデオにも出会えてびっくり。
公園の隅でひっそりとつぼみになっていた写真の花。
その後、この花の名前を持つ珈琲店に行った。とても古い建物でクラシック音楽がかかっていて夢のような空間。
こんな店なら何時間でもいたいもの。
「詩人の魂」と珈琲店を紹介してくれた友人たちに感謝です