沖縄が梅雨入りしていた時期に、沖縄では珍しい「お好み焼き屋（nobutaは広島風を「お好み焼き」、大阪風を「まぜ焼き」と小さいころから言っています）」が那覇市寄宮交差点近くにオープンしました。
お店の名前は「鉄板焼川原」さん。
Instagramに掲載されている「川原焼」なるものが「お好み焼き」そのものだったので、すぐに寄宮のどの辺りにオープンしたのか確認したのです！
だって、広島出身のnobutaは、本物の「お好み焼き」に飢えているのです（笑）
お店は赤十字病院の通り沿い、琉銀寄宮支店の道向かいにあることが分かりました・・・が・・・こちらのお店は夜だけ営業のお店・・・はて？？？
一体、夜に寄宮方面に行くことがある？
寄宮方面に出向いてから公共交通機関を使って自宅のある豊見城に戻るのって難儀だな～（汗）
という事で、「お好み焼き」が食べたくても、重い腰が上がらずに日々が過ぎていきました（よくあるパターンです）。
ところが、とある日。
久々に広島県人会の知り合いからメッセージが届き、「nobutaさんはあの店に行ったのか？」とのこと。
そのメッセージをきっかけに、二人で訪問すべしということになり、夏になった某日、初訪問する運びとなったのです。
お店には事前に連絡して予約を取りました。
寄宮まで出向いてお店に入れないという危険性を除去したかったのです。
結局、杞憂に終わり、訪問した日の一番客。
若い気さくな川原さんという店主さんがお店を切り盛りされています。
お話しすると、広島のお好み焼き屋で修業していたのではなく、愛知で鉄板焼きに出会い、広島では、色んなお好み焼き屋を訪問しては数週間ずつ修行しながら数店舗を渡り歩き、ほぼ独学で沖縄に持ち帰ったんだそうです。
沖縄では、お好み焼きをメインにした鉄板焼きのお店は少ないし、お手頃価格で提供できるので商売として成り立つと考えたんだそうで、店内はどでかいL字の鉄板が場所を取っていましたが、それも板金工に特注でお願いして作ったそうで、広島から持ち込んだものではないだそうです。
お店をオープンして数か月。21時以降のお客さんは少ないというのが現実なんだそうで、お好み焼きを作れる弟子ができれば、ランチタイムからの通し営業に切り替えようと考えているんだそうです。
広島県人会のnobutaと連れは、「県人会のメンバーならば、誰でもお好み焼きなんて作れるけどね～」と口をそろえましたが、加えて「みんな出身地域で小さい頃から通ったお好み焼き屋の作り方だから、作り方がバラバラだけどね（笑）」とか「お好み焼き屋に行ったら、そのお店の作り方を見て文句を言うんだよね～、ただの客の癖に（笑）」などとお好み焼き談議に花が咲いたのでした（咲いたのかな～笑）。
で、まず、nobutaが感動したのは、当然のように
大きな鉄板で直接食べることができる
ヘラで食べることができる
という一番大切なことが可能であるという点はもちろんなのですが、おたふくと双璧の
カープソース
を使っているという衝撃な事実。だって、おたふくソースは沖縄に営業マンが存在しますが、カープソースは営業マンがいませんもん。
さらに、なんと麺を
照喜名製麺
にしているという衝撃な事実。これはポイント高いんですよね～。照喜名製麺ってお好み焼きの麺にぴったりなんですよ!!!!
nobutaも自宅では照喜名製麺を使ってお好み焼きを作ってますもん（笑）
また、焼き方ですが、野菜に圧力を掛けて焼き上げるというnobutaの好きな手法でお好み焼きを作っているという点も素晴らしいと思いました。
ということで実食したおお好み焼きが写真になるんですが、nobutaと連れは共に感心する出来栄え。
そう、ちゃんとしたお好み焼きに仕上がっています。
こりゃ美味い!!!!
まともなお好み焼きに出会えるのは久々ですので嬉しい限り!!!!
寄宮方面まで出張ってくる理由として「川原でお好み焼きを食べるため！」というのがnobutaの中で生まれましたよ（笑）
さすがに足繫く通えるような場所ではありませんが、適宜適切に訪問してみるつもりです。
なにせ、この場所から300ｍくらい歩けば、「BIG GOOD」がありますもんね。
こうなったら両方梯子するという気持ちで胃袋の状態がベストな日にでも寄宮、長田界隈に出撃ですね（笑）
ちなみに、お好み焼きが出てくるまでの間にアテとして食べた「牛すじ」550円も美味しかったですよ!!!
ご馳走様でした!!!!!
川原焼が県民に認知されて流行れば良いですね!!!!
那覇市寄宮2-5-39
