
トッド・フィリップスがコメディ映画からここまでシリアスで重層な映画を作り上げるとは恐れ入りました!

ホアキン・フェニックスの鬼気迫る演技に魅せられましたね!
もはや、デニーロ不要ですし、ウェイン夫婦殺害事件の件も不要。
JOKERが何故JOKERとなったのか。これ程、魅せてくれると映画にはまりますね。

終盤のこのシーン。演技が圧巻でデニーロ(トークショーのメインキャスト)の絵に気付きませんでした(^_^;)
万人受けしない映画だとは思いますが、口コミ効果絶大なのか劇場満席でしたよ(笑)


ては、最後に・・映画を見ながら思ったこと。


ては、最後に・・映画を見ながら思ったこと。
アーサーは本当にBATMANの敵役となるJOKERなのか?という疑念。
とにかく、ブルースとの圧倒的な年齢差が大きな問題。原作では年齢差は然程ない同時代にゴッサムシティに存在するはず。
それからすると本作のアーサーは何者?
最後の場面、精神病院でのアーサーの会話。『面白いことを思い付いた』という笑い。それが、僕らが観た二時間のドラマなのではないかと思わせてくれる。
そんなオチなのではないかと!
精神疾患のアーサーが考えた『JOKER』という物語。日本の漫画にあるような夢オチなのではないかと。
妄想癖が何重にも積み重なったパラドックス。それがこの映画なのではないか。だからどんなにヒットしても、このJOKERに次の作品などないという意味なんじゃないかと。
そのためにあえて作品の中でブルースを登場させていた。
トッド・フィリップスの仕掛けはここにある。
ま~そう思ったわけです!
>妄想癖が何重にも積み重なったパラドックス。それがこの映画なのではないか。
そのように指摘されると、妄想と現実の境がわからなくなります。
かといって、もう一度見たいとは思わないです・・・。
アドレスを置けるかしらn。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/54ba450c026066811aa26aa09cd8ff1d