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TI BA II PLUS(TM)シリーズ日本語クイックガイド

2008-03-23 | CFA
紙切れが同封されていました。今回の記事についての正誤というか、取扱説明書が書かれた後の設計変更のようです。
工場出荷規定値の変更
  • 1年あたりの支払い回数(P/Y=payments per year)
  • 複利計算する1年あたりの回数(C/Y=compounding periods per year) ともに「1」となります。*従来は「12」でした。リセットしたときも、初期設定値「1」になります。


と書かれています。それでは、取扱説明書引用の始まりです。

1年あたりの支払い(P/Y)と複利計算(C/Y)の設定
初期設定では、1年あたりの支払い回数(P/Y=payments per year)は12回、複利計算する1年あたりの回数(C/Y=compounding period per year)は12回となっています。これらの値は変更することができます。
以下の例では、小数点以下4桁の設定です。
P/YとC/Yを1にする:
キー操作画面
[2nd][P/Y]1[ENTER]P/Y= 1.0000
[↓]C/Y= 1.0000
[2nd][QUIT]0.0000

上の例では、年ごとに複利計算されます。P/YをC/Yとは違った値にしたい場合があります。次の例は、月ごとに支払いがあり、四半期ごとに複利計算する場合です。
P/Yを12、C/Yを4にする:
キー操作画面
[2nd][P/Y]12[ENTER]P/Y= 12.0000
[↓]C/Y= 12.0000
4[ENTER]C/Y= 4.0000
[2nd][QUIT]0.0000

これらのP/YとC/Yの設定は、変更しない限り、(たとえ電卓の電源を切っても)ずっと続きます。
1ドルの将来価値を計算する:
5年間利子率7%の年次複利のもとで、1ドルの将来価値(FV=future value)はいくらでしょうか。この場合、P/YとC/Yを1にします。
キー操作画面
[2nd][P/Y]1[ENTER]P/Y= 1.0000
[↓]C/Y= 1.0000
[2nd][QUIT]0.0000




キー操作画面
[2nd][CLR TVM]0.0000
1[+/-][PV]PV= -1.0000
5[N]N= 5.0000
7[I/Y]I/Y= 7.0000
[CPT][FV]FV= 1.4026



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