今日の朝食です。
またトリノとは関係ありませんが。
今朝の献立は、
ひじき、厚揚げ焼き、ブラウンえのきの梅干し和え、納豆、キュウリのぬか漬け、白菜たっぷりの味噌汁、
今日はちょっとオマケで金柑の蜂蜜漬け(この季節、喉にいいですよ)。
そして玄米。
玄米って炊き方が難しいとか、
パサパサして美味しくないと思っている人が多いんじゃないかと思いますが、
そんなことないです。
我が家では、精米器を使って「3ぶつき」にしています。
こうすると、普通に炊飯器で炊けて美味しく食べられます。
「3ぶつき」って何?と思った方、多いと思います。
説明しよう!
「白米」と呼ばれる、一般的に食べられているお米は、
精米することによって、米粒の周りについているヌカを取り、
さらに胚芽も取り除いたものです。
お米のヌカや胚芽の部分には、ビタミン、ミネラル、植物繊維など
身体にいい成分がたくさん含まれています。
つまり白米というのは、一番栄養のある部分を全部捨ててしまっている米なのです。
では「ぶつき米」とは。
例えば「5ぶつき」と言ったら、周りのヌカの半分を取り除いた米の事です。
僕が食べているのは周りのヌカの3割を取り除いたもので「3ぶつき」。
削り取ってしまう量が数字の部分になります。
これは家庭用の精米器で簡単に調節が出来ます。
その日の胃の調子によっては、
7ぶつきくらいにして食べやすくするのも良いでしょう。
人それぞれの好みで、つき方を決めれば良いと思います。
ちなみに精米して出てきた米ヌカは、
ヌカ床に入れれば、自家製ぬか漬けが出来ます。
さらに「発芽玄米」なるものもありますが、
これは玄米の胚芽部分に水分を与え、
わずかに発芽した状態の玄米です。
玄米を水に浸け発芽を促すことで、
栄養素ギャバ(γ-アミノ酪酸)が増加し、
高血圧・動脈硬化・更年期障害等に予防効果があると言われています。
発芽した状態のものも売ってますし、
最近の精米器は簡単に発芽させることも出来るようです。
我が家はそこまでやってません。
面倒くさいので・・・。
面倒くさくないくらいのところで「適当に」やるのが、
自然食を続けるコツだと思います。
完璧を求める過ぎると、逆に体に悪いですからね。