のヮの@no05071730


五十路男の独り言集。
乱筆乱文はご容赦ください。

「コロナウィルスの話題」を見て思うところ(個人の感想です

2020年04月10日 14時20分29秒 | よもやま話

あまりガラではないのですが、ツイッターでつぶやくには長いのでこちらに。

 

素人の感想ですが、

 

 


このツイから始まるスレッドには概ね同意できます。

現状の施策に関してはもう政治の問題だとワタクシも思います。ヒトモノカネを準備する時間はあったはずなのに、調整に手間取ったりそもそも動いてなかったり、なんだかなぁという感想ですが、「あなたの問題」というところに引っかかりを感じたので、いろいろ思うところを簡単に述べたいと思います。

 

国民全員を強制的に検査は法的にも物理的にもできるはずもなく、じゃあ希望者を募って流行りのドライブスルー検査みたいなことが、”情報が錯綜していた当時”に可能だったのかは疑問で、たぶんDP号の対応で右往左往していたころから慎重論になっていったのかなと。まあ”当時”にドライブスルー検査を実施しようとしても、ウケイレタイセイガーヨサンガーモリカケガーサクラガーとかの声に牛歩を余儀なくされたんじゃないかなァと思いますが。

コロナの処置で医療のリソースが割かれるけどコロナ以外にもリソースは必要なので

→「コロナかも知れない」からという理由で外来患者が増えて医療現場がパニックになることをまず止めた
→受け入れる箱のキャパ以上の感染者だったとしても、”当時”感染者の8割は軽症で済んでいたので、残り2割の処置に注力する方に舵を切った(いいか悪いかは別にして)
→だから受診のガイドラインを決めて、不要不急の外出を控えて感染しないでね、とお触れを出した

と理解してます(表層理解ですけど)。

これは別に間違った判断ではないとは思いますが、いろいろな思惑が重なり合って、素直に受け止められなかったのかなとも思います。

 

国民の意識の問題というのも文字通りで、手洗いうがいである程度感染が防げるのだからまず自己防衛してね、と呼びかけて注意を促すのは国としては当然なことだと思うのですが、致命的に足りていてなかったのは「いろいろ考えて準備するから時間ちょうだい」のひと言。これは諸外国の「現金給付をするから家から出るな」に通じる部分があって、人々に届く表現と内容(いわゆる飴と鞭)で広報すれば、特に人権にシビアなヨーロッパでも個人の自由を制限する命令を受け入れるようになります(まあコロナへの恐怖があったからなんですが)。それがあれば”従順な”日本の皆さん(ワタクシ含む)だったら「ショウガナイナー」と受け入れていたと思います。

 

ぶっちゃけ国の広報の仕方が問題で、「いろいろやってるけど準備に時間がかかるから、今は協力してね。感染広げると準備もできなくなるから感染しないでね」とストレートにいえばいいものを、イリョウホウカイガーフヨウフキュウガーカンセンシャガーみたいに煽るから、みんな気持ちがささくれだってギスギスし始めた印象があります。

いまも医療キャパはギリギリに見えて、医療従事者の方々の頑張りのおかげで持ちこたえてるだけで、いまホントにドライブスルー検査ができるのかワタクシは疑問。これを解消するべく、医療関連の人員の確保や物資の調達、資金の融通などを行うのがいまの国の仕事のはずなんですが、人員が確保できるような施策をうっているかというと、あまり見えてきませんね。

日本政府の対応がおかしいように見えるのは、初動対応の不鮮明さが原因かなと考えています。DP号の感染者が街中に出られてしまうチェック体制や回春節のインバウンド効果損失を怖れるあまり、中国(その他海外からの)渡航者を制限することができなかった(憶測ですが)ことなど、感染者の移動を監視下に置くことができないままコロナの波をまともに受けてしまった感があります。

このあたりに、政府も最初は実は楽観視していたのではないかなとの疑念もあります。つまり「インフルエンザと同じ」という言葉にバイアスがかかって、「インフルエンザとは違う」部分に目が行かなくなってしまったのが、初動の稚拙さに現れているのだと思います。

 

(国が)経済を優先したつもりだったのに、経済的に危機的状況が生まれてしまった日本(の人々)。支援策がいろいろと出てきていますが、その基準が非難囂々のようです。切った舵を修正できないという悪い癖が出ないといいのですが…(´・ω・`)

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿