さようなら原発・町田の会

11月11日に結成となる、町田の脱原発の連絡会です。

ドイツ原発倫理委員会の報告書

2012-01-21 12:49:48 | 日記

倫理委員会の結論は、「原子力技術はもはや使用すべきではない」です。

 その理由は、「原子力の災害可能性、未来世代への負担、放射線による遺伝子損傷の可能性が、リスクを比較考量できないほど大きい。しかも、原子力事故は、最悪の場合、どんな結果になるのか未知であり、評価も出来ない。その事故結果は、空間的にも時間的にも社会的にも、限定不能となる。」からだと言っています。

  倫理委員会は、福島原発事故を、どう受け止めたのでしょうか。
 次ぎの三つの重要な点によって、人びとの原子力リスクの受け止め方、つまりリスク感覚が変った、と指摘しています。
 ①深刻な原発事故が日本のようなハイテク国家で発生した、という事実。
 ②事故後数週間たっても、損害規模、地域的ひろがり、破局見通しなどが不明なこと。
 ③今回の事故のプロセスは、原発の設計においては想定されておらず、技術的なリスク評価の限界が明らかとなったこと。

 
 ドイツは原発には大事故が実際に起こることがわかり、原発の安全性に関する今までの専門家の判断に信用が置けないと知り、原発利用には責任をもつことができないと判断したわけです。

 このドイツの原発倫理委員会の結論を日本でも広めましょう。そして日本の政府に原発からの脱却をせまりましょう。


 報告書について詳しくは次のブログを見てください。

http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/3rd/3-82.pdf


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