11月11日の結成集会から2か月経った1月11日、今までの活動を交流する学習交流会を行いました。参加は20名でした。
始めに、共同代表の藤井先生からあいさつをいただきました。
藤井先生は、「ガンジーの7つの罪の一つに、理念なき政治がある。原発政策でもいまだ理念が持ててない政府に対し、原発NOの声をあげていこう」と発言されました。
次に、共同代表の中野弁護士から情勢報告。
今年のたたかいは、原発の再稼働を許すかどうか。4月には現在稼働している6機の原発が停止し、必ず電力が足りないというキャンペーンが行われるだろう。アメリカの圧力により、30数年ぶりに原発新設(東芝製)を許可しようとしている動きなどもある。全国に広がるパパ・ママ運動や、私たちのような脱原発の会をもっと広げ、打ち破っていこうと報告されました。
(開会あいさつをする、藤井先生)
次に、事務局の酒井さんから運動の到達点と、3・11イベントについて報告がありました。
現在の到達は、署名が8000筆、賛同者が500人(26団体)です。1月11日の日中に行われた署名宣伝では、鶴川駅で50筆(11名参加)、町田駅で118筆(18名参加)の脱原発署名が集まったようです。1月中には1000人の賛同者を集めようと報告されました。
3・11イベントについては、被災地写真展や福島からの訴え、放射線量の検査、太陽光発電のデモなど盛りだくさんの内容を計画中。地震発生時刻の午後2時46分には、町田市広報や防災無線等で、市民に黙とうを呼びかけるよう市に要請していくとの報告もありました。原町田大通りから市民ホールまでの原発NOパレードも計画中です。
酒井さんの報告の次は、活動交流を行いました。
まちだ子育てネットワークからは、12月14日に福島で行われた「ママ・パパ座談会」の様子が報告されました。
福島の渡利地区を回った様子が映像付きで報告していただき、福島駅を降りた時で0.5μsvあったり、子どもの遊ぶ公園でも1.5μsvが計測され、看板には環境放射線の影響により、公園の利用は1日1時間程度としてくださいと書かれているなど、衝撃的な内容が報告されました。
次に子どもと未来をつなぐ会・町田から報告。
10月半ばから健康調査を開始し、2か月で120名の方から鼻血や下痢、倦怠感などの異常があると報告があったそうです。歳も子どもから大人まで男女問わず症状がみられるようで、医者で検査をしてもなんら原因が見当たらず、ストレス・気にしすぎなどの心療的な部分で片づけられてしまうそうです。
12月4日には、全日本民医連の方々をお呼びして、健康相談&懇談会を開催し、このような健康被害について「放射線被害を含むあらゆる可能性を排除しない」との合意をしたとの報告がありました。また、色んな人がすぐ放射能被害について相談できる放射能相談ホットラインのようなものをぜひ開設してほしいということや、放射能汚染が疑われる災害廃棄物受入れの見直しを求める署名運動の報告もありました。
連絡先にもなっているまちだ・さがみ総合法律事務所からは、新年号のニュースに賛同のお願い用紙を同封し、約70名の人から返信があり、賛同金も7万円ほど協力いただいたとの報告があり、町田市議の池川さんからは、この間の市政の変化について報告がありました。
(市政報告をする池川市議)
最後に3・11イベント成功にむけて、頑張っていきましょうと確認し合いました。
活動報告としてくれた団体の詳しいことについては…
○まちだ子育てネットワーク
http://machidanet.exblog.jp/i0
○子どもと未来をつなぐ会
http://ameblo.jp/kodomotomirai