雲九のもくもく覚書

2005年からだらだら今年も書いてます…

「エディット・ピアフ(La Mome)」試写会招待券

2007年09月20日 | 当選品
今回も家族全員分の名前でネット応募をしたついでにハガキを1枚。
やっぱりハガキの方が当選確率は高いんですかね。ネットは連続で応募するのがいけないんだろうか。

伝記ものの映画ってけっこう好きです。
エディット・ピアフその人については歌声を意識して聴いたことすらなくて、「愛の賛歌」をかろうじて知っているぐらい。
あ、「バラ色の人生」は目覚まし時計のオルゴールだったか。
劇中でも言ってましたがビリー・ホリデイと同い年なんだそうですね。

そういえば一度、美輪さんがどういう生き物か(失礼)この目で見たくて出かけた公演が「愛の賛歌」だったような気がする。
美輪さんを見ただけでお腹いっぱいで話に関しては全く記憶がない…

今回は「愛の賛歌」が誕生する経緯となったエピソードをこの映画の中で垣間見、さらに歌の印象が強くなりました。

それからまたしても話の筋にはなんにも関係がないんですが、少女時代のエディットが着ている服がいちいちものすごく可愛い。
黒いスカラップの縁どりのベージュのチェックの胸あて付スカート、なんだかやたら気持ち良さそうな質感のオールインワンのナイティ、ボタンで襟ぐりを開閉する方式のセーター。

それに較べて長じてからのエディットは…。
本人がああいう姿勢だったのを再現してるんでしょうか。
わりとガニまたでわしわし歩く外国の女性って多いですが、それに加えて前のめりというか猫背ぎみというか。

さらに40代にして一人だけ時間の進み方が加速してしまったような老けっぷりでわしわし歩くことすらままならなくなった彼女の姿。
最晩年のマルグリット・デュラスを思い出させるぐらいの老け方だったけど、デュラスは確か80歳ぐらいまで生きたはず。
それとも何か?フランスの女性は美にこだわりを持ち過ぎて最後は皆あんなようなチリチリ頭になってしまうのか?(失言!)

原題の「La Mome」(oの頭に山型の記号がつく)はパリ辺りの俗語で雀を意味するそうですが(ちなみに”ピアフ”も雀のことだそう)、映画の公式サイトでは彼女が140数センチの身長で小柄だったからと説明していたけど、いつも何かに怯えているように目を見開いていた若い頃の様子が雀のように見えました。

フランコ・ゼフィレッリ監督の「尼僧の恋」も原題は「Sparrow」でした。
感じは違うけどやっぱりあの主演の女優さんもいつも何かを畏れている雀のような雰囲気を持っていたなぁと思い出しました。

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2 コメント

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こんばんは♪ (ミチ)
2007-10-22 19:52:02
見ないでおこうかな~と思った作品でしたが、もし彼女(マリオン)がオスカーを取った場合に作品を見ていないと悔しい思いをするかもと思って見に行きました→不純な動機
この手の伝記映画は如何に「なりきるか」が評価されるような気がします。
それにしてもピアフは亡くなった時40代なんですよね。
ウソみたいに老けてましたね。
飲酒とモルヒネの所為かしら~?
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こんばんは! (cloud9)
2007-10-23 00:13:59
私もミチさんとこにあの眉のことでコメント入れようと思ったら他の方のコメントがダーっと入って完全に時期を逸し、TBだけ送りつけてしまいました~。

これミチさんに実は見て欲しいなと思ってたんですよね(見に行ってから言うなって?)

あの眉、私の説ではお父ちゃんが買ってくれたオリヤンタルな人形のメイクを真似た…んな訳ないか!
でも素顔はあんっなに可愛いマリオンでもあの細眉は確かに変てこりんでした。
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