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初出みよとて

2012-01-06 21:15:01 | その他
出初式 お馴染みの梯子乗り - goo ニュースから


明治の頃は1月4日に開催されていたようですが現代は
1月6日が恒例になっており消防関係の仕事始めとでも
いったところでしょうか。

そもそもは江戸時代の火消しによる出初が起源で、始めは
武家火消しによる出初があり、後発の町人火消しが出初と
同じ韻を嫌い漢字をひっくり返して初出としたとか言われて
います。

鳶口で抑えた梯子の上で大見得を切るところが最大の見所で、
江戸時代の初出もかくあらんと想像してしまいます。

出初式で思い出すのが小唄の「初出みよとて」

今の季節にぴったりで梯子の上で見せる大技の数々など、
いかにもという感じの名前で彷彿とさせますねえ。

向こう見ずで一本気、高いところが怖くて鳶が出来るもんかって。


♪ 初出みよとて出をかけて、先ず頭取の伊達姿 よい纏持ち


  意気なポンプ組、エエずんと立てたる梯子のり


  腹亀じゃ吹き流し 逆さ大の字ぶらぶら 谷覗き ♪


何だか冬の凍えるような空気の中でハラハラドキドキしながら見上げて
いる気分になっちゃうから不思議です。

消防車の放水で時々水が霧状になって見ている側の顔にかかることも
ある出初式。

木遣りに火事場装束、鳶口を持ってずらりと並び、誉れ高き纏持ち。
この日の火消しの晴れ姿。江戸の頃なら龍吐水も並べてさぞかし粋な
空気が漂っていたのではないかと。

「め組の喧嘩」も思い出す。
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