まわりの人たちに病気をどう伝えてきたか。
乳がんになったばかりのころの気持ちはどうだったかな?と思い出しながら…。
前にも書いたかもしれないけど、乳がんを告知された当初、誰にも話をできませんでした。ホルモン剤の治療のみですぐには手術もできない状態をどう受け止めればよいのか、自分でも納得できないのに、他人だったら重すぎて受け止めきれないだろうと思ったから。
しかし、そんなことは杞憂でした。仲の良い電話友達に思い切って話してみたら、自分のことのように心配していろいろな方法を考えてくれました。また、元勉強仲間の友達に発病からの経過や食事療法を始めたことなどを話したら、がん年齢の彼らはしっかり受け止めてくれました。
それを聞いた別の友達が心配して電話をかけてくれました。うつ病が食事で軽快し、薬の量を大幅に減らせた人のことを伝え、私の始めた方法も悪くないかもと親身になって相談に乗ってくれた。そんなに深い話をする間柄ではなかったのに。これをきっかけに、相手を選びながら、近所の友人、同級生にも話すようになり、話していくうちに気持ちを立て直すことができました。
その後、手術ができ、抗がん剤、放射線、ホルモン剤と治療が続き、今のところ無事に暮らしているのはこのブログでもご存じのとおり。そして、自分の小さな経験も同じ病気の人には何か参考になるかもと思い、この炎症性乳がんのブログを始めました。