おりおりのこと

はなごころ

タケニグサ

2012年07月30日 | 庭の植物

 




この少し縮れた白い部分は雄しべだそうです。
花弁はありません。




花後、これから実になります。
この色合いも綺麗♪





葉ももちろん素敵

これは何ですか?って何人かに尋ねられました。
野に咲くどちらかといえば雑草の部類です・・・というと
かならずや まあ~そうなんですか!でも綺麗ですねっていう反応♪

ただ繁殖力旺盛なので地植えには不向きですよ・・・とだけは付け加えています。


東赤石山(7) 直登コース~瀬場登山口下山

2012年07月26日 | 花散策

分岐点で休憩していたときにフジイバラが咲いているのに気づきました。



結構高い位置で咲いてました。



めいっぱい腕を伸ばして撮った一枚






直登コースの登山道は整備の草刈直後でした。
ここに一本刈らずに残してあるのはウバユリでしょうか。
山が好き、花が好き
そんな方でないとできない仕事ですね。

ところでここを何で刈っているのでしょうか。
草刈機?こんな場所ではちょっと無理かも
もしかして草刈鎌を使っての手作業?
どちらなのかわかりませんが、登るだけでも大変な場所なのに
こうやって道を整備してくださっている方々がいらっしゃるからこそ私たちは
登山を楽しむことができているわけなんですね。感謝感謝





タカネバラとフジイバラが混在している場所です。
だいたい1400m前後辺りだったと思います。
やはりタカネバラはほとんど終わってました。








フジイバラはまだ少し残ってましたが
こちらも終盤





やはりこの辺りできれいな姿を見ようと思ったら
6月末のほうがいいかも。



この辺りのヤマアジサイもピンク色


そしてまもなくタカネバラの姿がみえなくなりました。
以後どんどんピッチをあげ下山・・・
という予定でしたがだんだん足が思ったように前に出なくなってきました。
やはりちょっと調子にのって歩きすぎたかな。

渡渉点で休憩
アワモリショウマが綺麗に咲いているのが見えました。
でも近づいていって写真に納める気力はなくなりました・・・


でもふと川に目をやると




あっ これは!
腹のほうをひっくりかえして赤いかどうか見てみたわけではないけど
きっとイモリです。
子供の頃には田んぼにもたくさん泳いでいましたが
今実家あたりの田んぼには一匹たりともいません。

懐かしいなあ~




この辺りから下に咲くヤマアジサイは水色です。




滝とヤマツツジ

この写真を最後にあとはひたすら登山口をめざして足を進めるのみ
でもここからが予想以上にしんどくて
前回同様ふらふら・・・


16時50分
なんとか無事下山

おしまい


赤石赤石山(6) トラバース道~直登コース分岐点 

2012年07月24日 | 花散策

トラバース道に出たところですこし休憩
予想したより距離があったので、これから先すこしピッチをあげなければ!
前回は下山した麓の山荘に宿泊しましたが、今回はそのまま自宅に帰ります。
もちろん運転するのはオットですが、一応私も余力を残しておかねば・・・
とはいえ9月末に比べると日が暮れるのが遅いのでその分まだ気持ちに余裕あり!

タカネバラに逢いに何度もこの山に登っているkさんのよれば
ここからの道に咲くタカネバラが一番綺麗だそうです(ネット情報)




休憩した道脇にフジイバラがありました。
標高は約1600m
背丈はそれほど高くありませんが、刈り込んであるのかもしれません。




花はわずか




トラバース道というからさくさく?!と歩けると思ってましたが




こんなところもあり!
思っていたよりもきつい・・・
それでも私は首にカメラをぶら下げたまま進みました。





イワキンバイ









とびっきり綺麗だったシコクギボウシ





このギボウシの花茎の濃さにも固体差があるようです。
これは濃紺のようなお色






岩場に咲くシュロソウもとても絵になります。





この場所に咲くタカネバラ・・・
嵯峨御流「深山の景」を彷彿させてくれます。





松とタカネバラ





タカネバラ街道・・・








シライトソウが群生している場所もありました。








ヤマアジサイとタカネバラ
やはりこの辺りのヤマアジサイはすべてピンク色です。










すこし雨が落ちてきました。
でもたいしたことはありません。
帰り際にもまたこんな姿に逢えるとはラッキー♪










綺麗~







なんとか分岐点に14時到着
到着時間も前回とだいたい同じでした。
さて今度こそあとはいっきに下っていくのみ(約3時間ほど)!
その途中にタカネバラとフジイバラが一緒に咲いている場所があるはずです。
さて花はどうかな


つづく


 


東赤石山(5) 東赤石山山頂~尾根コース~権現越とトラバース道分岐

2012年07月22日 | 花散策

予定では山頂から登った道を赤石越へ戻り、直登コースを下山するつもりでしたが
また同じ道を歩くのももったいない気がしてきて
権現越へ向かう尾根コースの方角に行くことにしました。









前回八巻山を歩いたときと同じような岩場が続きました。
やめとけばよかったと思いつつも
前進あるのみとばかり進むオットの後をついていくしかありません。
とはいえまだ写真を撮る余裕はありました^^







もちろんここにもタカネバラ
岩場の間からそそり立つよう生えてました。



















コウスユキソウとわずかにユキワリソウの花も残ってました。

ユキワリソウって花全然ちがうじゃないと思ってましたが、
春に無明谷で見たユキワリソウはキンポウゲ科のミスミソウ属の花
こちらはサクラソウ科サクラソウ属の花でした。





この花
図鑑でも似た花がたくさんあるので・・・
背丈が低いし・・・
ウバタケニンジンでしょうか。



西赤石でとても気になっていたツツジ!
花が咲いてました。

コメツツジ





ほんとに米粒ほどの大きさの花です。


前回八巻山を歩いた時より岩場の距離は短かったので楽勝?!でした。

が分岐点まで思っていた以上に距離がありました。
道も藪こぎ状態のところもあり
大きく茂ったタカネバラを手でかきわけ、花びらを撒き散らしながら進みました。
タカネバラ様!こんな手荒な扱いをすることになろうとは・・・












ナルコユリ



なんとか分岐点まででました。
すでに一時をまわってました。
急がねば!


つづく


東赤石山(4) 赤石山荘~トラバース道~赤石越~東赤石山山頂

2012年07月19日 | 花散策

赤石山荘付近から東赤石山山頂にかけての1500m~1700mの山全体
タカネバラは至る所で咲いています。
どれくらいあるでしょうか・・・数百株
同じ四国の山、徳島の剣山にも自生していましたがその数はほとんど絶滅状態だと
以前剣山に行ったおり、山を管理している方から伺いました。
山から移植した株がヒュッテのそばにありましたが・・・
この違いはやはり地質でしょうか。
不思議なことに隣の山 西赤石山にはタカネバラは見かけませんでした。


さすがにオットがイメージしていたシャクナゲほどの大きさはありませんが、
さまざまな花が咲いているとはいえ、この大きさと花色の花はとても目立ちます。
これから山頂に向けて歩くわけですが、ついついシャッターを押してしまいました。
同じような写真かもしれませんが
もうすこしだけタカネバラとそのほか出逢ったお花たちにお付き合いください。

 


低木のひのきの間から顔を覗かすタカネバラ






木陰でも咲いてます。
ぐぐ~んと枝を伸ばしてます。




 



意外や意外! 
マツ(ゴヨウマツ)とバラ これも絵になります^^
ふふっ kさんのお庭をイメージしてしまいました。








これはとても濃いピンク色





また虫にどいてもらい撮ったアップの姿






 




ヒメアカショウマ
見事です!






岩の割れ目に咲くギボウシ






この山のギボウシは花茎・蕾も濃紫色
綺麗でしょう♪
シコクギボウシという品種だそうです。
のちにもっとカッコイイ姿のシコクギボウシに出逢いました。




ホソバシュロソウ





シロドウダン





アカっぽいドウダンもありました。
図鑑でみるとカイナンサラサドウダンに似てますが・・





この辺りに咲いているヤマアジサイはほとんどがピンク色です。
そういう品種、それとも地質の影響?






コウスユキソウ



イワキンバイ






このタカネバラは背丈があり、ゆったりと咲いてます。
花色は淡くとても優しい雰囲気です。

これはsさんのお庭のイメージかも・・・^^

 





トラバース道でのベストショット♪

タカネバラとフジイバラ
日本に自生するこの二種のバラが一度に見れる地点がここにもありました。!
しかも東赤石山特有の赤茶っぽい色した橄欖岩(かんらんがん)に
花模様のような苔が見られる場所です。
ここより下方の直登コース沿いにも二種がいっしょに生えている場所がありますが
岩と苔までは・・・


前回はこの道は歩いてません
登山初心者が無謀にも石室越~八巻山~赤石越を行ってしまったのです。
このトラバース道のコースを選んでよかった・・・





その八巻山と東赤石山山頂への分岐点である赤石越を少し赤石山山頂方向に
進んだところに




ほぼ満開!という株がありました。
標高にすると山頂にちかく1700mほどの地点
この山のタカネバラは標高差があるため
開花期間にも二週間程度の差はあるかも







 





シャクナゲとタカネバラ


もうまもなく山頂です。


 





あっ!あの親子連れだわ
ここまで登ったのね・・・すごい
写真に写っているのはおにいちゃんの方

この子が立っている大きな岩の割れ目には




イワキンバイ
名前にぴったり♪



山頂にももちろんタカネバラはありました。






色が濃いものが多いような・・・










ジャスト12時
このまま素直に下れば3時には下山予定のはずでした。
がふたりともちょっとテンション上がっていて・・・つい・・・
予定外の方向へ


つづく


東赤石山(3) 最初のタカネバラ~赤石山荘

2012年07月18日 | 花散策

最初に出逢ったタカネバラの辺りにはまだタカネバラより高さのある
空をさえぎる低木がありましたが
さらに進むとまもなく視界が開けてきました。




この辺りからは右も左もお花がいっぱい





シライトソウ




茎が赤くてとてもおしゃれなショウマ
これはヒメアカショウマというそうです。










アキカラマツでしょうか。
露をまとった姿にうっとり









イヨノミツバイワガサ
たくさんあるのですがこれはもうほとんどが終わりかけ

そしてこのたくさんあるイヨノミツバイワガサと入り混じるように
同じほどいっぱい咲いているのが






タカネバラです。
緑の中にピンクの花は目立ちます。




そのせいか
開花した花びらには必ずといっていいほど虫がいました。













ちょっと虫にどいてもらって撮影









花の色も濃いものから淡いものまで様々







福耳さんのような立派な托葉



足元にも小さな株がいたるところに生えてます。





赤石山荘に着いた頃にはガスが消えて八巻山が見えてきました。



山荘(標高約1550m)の正面に大きなタカネバラの株があります。
残念ながらこれはすっかり花が終わってました。



株元です。
赤ちゃんシュートが可愛い♪



このタカネバラの少し下方に大きなオオヤマレンゲの木が一本あると教えてもらいました。







花はすでに茶色くなったものがほとんどでしたが
幸い数輪だけまだ白い花が残ってました。










ひたすらタカネバラだけを想って登りましたが
予想以上にいろんな花に出逢えました。

つづく


東赤石山(2) 最初に出逢ったタカネバラ

2012年07月17日 | 花散策

東赤石山のタカネバラの開花時季は6月末から7月初旬
7月8日ともなるとそろそろ終盤
標高の低い場所のタカネバラはもしかしたらもう散っているかも・・・
そんな不安も抱きながら筏津登山口から登り始めて三時間
最初に出逢うタカネバラは・・・






あ~
咲いてました咲いてました
ピンクのはなびらが見えます。

標高約1500m地点に咲くタカネバラ
存在感のある大株です。










梅雨の時季に咲くだけあって
この雨の雫をまとった姿がとてもよく似合います。


































すでに盛りは過ぎていましたが、
最初に出逢うこの株の花姿をみることができ感激しきり・・・



がそんな私のそばでなんとも不満げな顔をしているオット
なんやこんな小さなバラか・・・
普通のバラよりでかいっていうから
先日登った山で見た石楠花ほどの大きさを想像していたと・・・

私は普通の野ばら(ノイバラなど)よりも大きいと説明したのですが
どうやらオットは花屋さんで売られている(バラ=普通のバラ)」ものより
うんと大きい花をイメージしていたようです。

写真ではわかりづらいですが
この株の花径はタカネバラとしてはたしかに少し小さめです。
でもまさかシャクナゲほどの大きさを想像していたなんて・・・
そりゃあがっかりしてもしかたないかも(苦笑)





ちなみに昨年撮ったこの株の秋(H23年9月23日)の姿
(カメラの設定がおかしくなって見苦しい画像になってます)











 


東赤石山(1)

2012年07月17日 | 花散策

H24年7月8日
東赤石山(1,706.0 m)
愛媛県四国中央市(旧宇摩郡土居町)と新居浜市(旧宇摩郡別子山村)の境界に位置


昨年秋に初登山、今回二度目
タカネバラとフジイバラが同場所に咲く地点があり
そのコース(直登コース)を登ろうかとも考えましたが
道が急で険しいこともあり
今回も前回と同じ赤石山荘コースで登り、直登コースを下山することにしました。
こちらだとタカネバラと最初に出逢える地点がインプットできているので
目標がはっきりしており、しんどくてもなんとか頑張れそうです。
また登山口は前回は「筏津」でしたが、傾斜があるものの帰りのことを考慮し
少しでも距離の短い「瀬場」にしました。


自宅(05時00分)~瀬場登山口(07時05分)~筏津道と合流(07時25分)~一本橋(07時55分・休憩)赤石山荘・東赤石山直登分岐(08時05分)~第一徒渉点・大岩(08時50分・休憩)~最初のタカネバラに出逢う(10時05分)~赤石山荘(10時30分・昼食)~赤石山山頂(12時00分)~尾根コース~権現越との分岐(13時10分)~トラバース道~赤石山荘と直登コースの分岐(14時00分)~直登コース下山~瀬場登山口(16時時50分)

 

昨年秋に登った時と自宅出発時刻はほぼ同じですが、
この時季五時だともうすっかり夜は明けているので気分的には随分楽です。
高速を約一時間走った後三島川之江インターをおり
赤石山系・法皇山脈の山間部を走ります。
5月に西赤石山に登ったときにもこの道を走ったのですが
そのときにはここが紫陽花ロードとして有名な道だと気づいていませんでした。




車内から撮ったのであまりよい写りではありませんが、何キロにも渡って
紫陽花があふれるように咲いてました。








瀬場登山口周辺です。
すでに何台もの車が停まっていました。

写真に写ってるお二人お若い!
中四国の山も山ガールが増えてきました♪





登山開始(標高約670m)
前回ははたしてほんとに登りきれるか不安でいっぱいでしたが
それに比べると今回はちょっと気持ちに余裕がありました。



八間滝

途中子供連れの親子に出会いました。
下の子はなんと五歳
どこまで登るつもりなんだろう・・・
頑張ってねと声をかけ追い越しました。

まだまだ余裕しゃくしゃく♪






一本橋(標高約940m)
前回同様ここで一回目の休憩
するとさきほど追い越したはずの親子連れが休憩なしで通り過ぎていきます。
おやまあ~
もしかして私たちより上級者?!





赤石山荘コースの方へ







第一徒渉点・大岩(標高約1200m)
二度目の休憩地点です。
お二人休憩していましたが親子連れはいません。
ということは険しいほうに直登コースを登ったにちがいありません。
五歳にしてあっちを・・・すごい!





ここで見つけたショウマです。
はっきりとはわかりませんが、たぶんアワモリショウマ
このショウマは水辺の近くでいくつか見かけました。







優しげな雰囲気の羊歯が群生していました。
花がなくてもこんな景色もとても綺麗です。







5月の連休に登った皿ヶ峰で気になっていた大きな葉
バイケイソウでした。
個性的な葉です。




アップ
残念花茎が折れてました。




急登が続きます。




道もさらに険しく・・・
ふんばりどころです。
たしかこの先にもうすぐ・・・



 


行ってきました!

2012年07月09日 | 花散策

東赤石山のタカネバラ

車走らせ二時間

登山道から
きついきつい登りを歩みつづけ三時間頑張ったら
最初の株に出逢えます


咲くのはこの梅雨時季
雨の確立大
沢も多く、さすがに雨降りでは諦めるしかありません


登るとしてもひとりじゃあ無理
日曜そのチャンスは限られてます


 









こんな姿に逢えるとは・・・




後日ぼつぼつとアップします。