空間飛行

西條建築研究室のブログです。

熊本馬刺し天国

2011年10月05日 21時37分29秒 | 旅とB級グルメ
【熊本馬刺し天国】
ご承知のように熊本は馬刺し天国です。
せっかく訪れたのだから、後悔のしないように食べまくりです。
訪れたのは、熊本城近くの老舗の『菅乃屋上通り店』
なかなかの高級有名店みたいだ。

とにかく長野県人としては、とろけるような馬肉を食べたい
信州人にとっては、注文がいろいろと難しそうなのでコースメニューを頼んでみた



前菜と刺身の盛り合わせ、そして、スープ・・・・。お通し
まあ、ガンガンと出てきた。とくに、タテガミの刺身がこりこりとして美味かった。
タテガミの部分の刺身は、見た目は真っ白です。とても珍しく希少価値の高い部分らしい。
クセが全くなく、コラーゲンを多く含むので女性にもおすすめ
口の中に入れるとはじめはコリコリとした食感で、後でとろけ、赤身と一緒に食べると霜降り肉の感覚を味わうことができます。刺身5種盛は、霜降り馬刺し、上馬刺し、ロース、フタエゴ、コウネとなっていて、これで一通り馬刺しが楽しめました。




続いて、焼き肉。
馬肉は牛肉と同じようにステーキにも、焼き肉にも向いているようだ。。
本来刺身用のお肉なのでミディアム・レアでちょうどいい。とても柔らかく、とろ~り、とろとろで、馬肉本来の旨味を感じることができた。




馬のほほ肉のシチューとステーキが出てきたなななんと、こちらは菅乃屋上通り店でしか食べれないらしい。。
やみつきになる濃厚で、とろける味だった・・・

どうしても食べたかった、馬にぎり五点盛り・・・。
五種類の馬肉が、にぎりで楽しめる。いや~超超超超、美味かった
馬肉、真面目ににやばいです。



菅乃屋 上通店 (すがのや)での時間は、まさに洗練された創作の馬肉料理で至高のひと時だった。
「熊本に行ったら馬刺し食べないと!」
なんだか、わかるような気がする。
馬肉特有のこってりとした濃厚な風味で、口の中にいれるとトロける感覚。
うん、うん、う~んっっっ、ウマい!
この熊本・菅乃屋さんは、馬の飼育から生産まで一貫してやっているので、品質的には間違いないとのことですよ


日本三名城

2011年10月05日 07時35分50秒 | 建築空間
【日本三名城】
熊本城飛行・・・・
熊本を訪れたのは3度目となる。

日本三名城は、城作りの名手と謳われた藤堂高虎・加藤清正によって普請されたもののうち、名古屋城・大阪城・熊本城の三城を指す。

ではなぜ、名古屋城・大阪城・熊本城なのでしょう
明治時代に政府は、廃藩置県を契機に各藩兵隊を解散し、 東京鎮台、大坂鎮台、鎮西(熊本)鎮台、東北(仙台)鎮台の4鎮台を設置し、その後、名古屋・広島に鎮台を設置しました。
旧幕府側の軍事拠点である軍事的名城(明治政府が存続を許可した城)に鎮台を設置し、この鎮台のなかでも、江戸時代から名城の誉れが高かったのが大阪城、名古屋城、熊本城であり、そのまま日本三名城となったようです・・・。
日本三名城とは、テザインや意匠性でもなく、ただの軍事目的からの理由、、、、少しがっかりですね


熊本城と言えば、威風堂々と構える天守閣。築城当時の姿で残っていれば間違いなく世界遺産クラスであろう。
難攻不落の築城技術の忍者返しは、圧巻西南戦争の焼失をのがれ、築城当時から残る多層櫓の宇土櫓(重要文化財)など、見どころはたくさんある。
しかしながら、2008年、5年の歳月と総事業費54億円をかけて『本丸御殿』を復元これがとにかく凄かった。



熊本城本丸御殿は、当時の暮らしをかいま見ることができる。
藩主が日常生活を送った城内であり、もっとも豪華絢爛な建物だった。

さらに駐車場近くには、飲食物販売施設『肥後を食す・桜の小路』が2011年3月にオープン。
江戸時代の城下町を再現した風情ある館に、熊本県内の物産が全て賞味できる・肉・肉・馬肉

お城の価値という意味では、姫路城・彦根城・松本城・犬山城の国宝四城だろう。
中でも、僕は、北アルプスに映える、松本城が一番好きだ。