NISC-PHILIPPINES

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カタンドゥアネスオオヒラタ

2014年12月26日 00時33分01秒 | Titanus
最近お問い合わせが多いのが

テイオウオオヒラタ

それもカタンドゥアネス島産

うちじゃ厳しいな・・・・

私以外が入れてるようなので

そちらで買うしかないですよ!

とお答えするしかなかった・・・・泣



呼び名でテイオウオオヒラタって言ってるけど

特に意味はないんだよね。

現在は、東側ルソン<カタンドゥアネス島も含む>

も亜種は抹消されてるから

フィリピンのオオヒラタは、

パラワンのpalawanicus

ミンダナオ島のmindanaoensis

そしてルソン島や有名なマリンドゥケ島

もちろんカタンドゥアネス島なども

シブヤン島もレイテ島もサマール島も

ケソンプロビンス・オーロラ・イザベラ・・・・

あとヌエバビスカヤなどなど・・・

全部imperialisになっちゃったんで

フィリピンのオオヒラタは

現在3亜種のみとなる。

テイオウというのは

さきほども言ったように

あくまでも勝手にそう呼んだら

世の中がそうなったというだけで

意味はない。

日本だけのもんなんだよね。

当時クワガタが猛烈に高額売買されていた時代に

カタンドゥアネス島でとんでもないサイズ

のオオヒラタが採れて

そのあまりにもすごい個体を見て

まるでテイオウだ!

それを本に書いたら

定着しちゃったわけ・・・

呼んだのは大御所 K氏だが

つけた本人も呼んだらそうなったぐらいにしか思ってないようだ・・・ 笑

まあ、テイオウオオヒラタの歯型は

よく言う東ルソン型

昔はよく来たラプラプ島とか

本家カタンドゥアネス島

ルソンで言えば

南は、ソルソゴン・アルバイ・カマリネススルー、カマリネスノルテ、

そこから東のルソン島の海側

ケソンプロビンス・ラグ-ナ・オーロラ・イザベラ・キリーノ・カガヤンなどの

シェラマドレ山脈周辺mの個体のことを言うんだけど

これまた亜種がついてたとき

typhonだったかな?

スペル違うかも・・・

この亜種は意味がわからないんだよね・・・

完全に独立した島であれば

内歯変動もない亜種でわかるんだけど

特にルソン島シェラマドレ山脈もすべて生息範囲になってたけど

どこからどこまでがtyphonでという

境の線が引けないんだよね

陸続きだから・・・

悲しい事にシェラマドレ山脈はルソン北中部で

西側のセントラルマウンテンとぶつかるんだよね。

このぶつかるとこが

有名なネバービスカヤ!

発音的にはヌエバのほうが正しいと思うが

日本では定着しちゃった 笑

ご存知ビスカヤは内歯が下・中・上と

場所じゃなく同じポイントでも内歯が変動する

無茶苦茶なところなんだよね。

簡単に言えば

東側のシェラマドレ山脈の西側では

多少内歯が下がる個体もいるから

ようは東ルソンで採れたものを

typhonになるということが

理解できないでしょう?

ようは線が引けないんだよね・・・

ここからここを亜種何何・・・・・

できないよね。

するとしたら

完全に独立した島じゃないと無理だよね。

まあ、亜種抹消されてよかったなーと思う。

話を戻すけど

カタンドゥアネスのオオヒラタほしいよね。

やろうと思ったらやれる当てはあるんだけど

なぜやらない?

そう思うでしょう?

それは

私の恩師 K氏がやってるでしょう!

まあ、バッティングするから

やらないだけ

まあ、暗黙のルールかな 笑

綺麗ごとばかり言ってられないが

一応最低限、人がやってるとこを

邪魔したらいかんな・・・・

できることなら・・・

そんな感じ。

だから

カタンドゥアネス島に当てがあっても

なにもしてません!

やる気ゼロです。今のところ・・・・

どうしてもほしい方

他で売られているテイオウヒラタを

買ってくださいね。

以上!




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