ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

チェルシー対アーセナルはドロー

2005年04月21日 23時30分00秒 | サッカー
プレミアリーグは現地時間20日(以下現地時間)に8試合が行なわれ、50年ぶりのリーグ制覇に向けて首位を独走するチェルシーと昨季の覇者アーセナルの対決は、スコアレスドローに終わった。ピレスのシュートがバーを叩くなど、序盤はアーセナルに勢いがあったが、後半はチェルシーも盛り返した。それでも、ドログバ、ランパードがチャンスを活かせなかった。

 これで勝ち点を82に伸ばしたチェルシーと2位アーセナルの差は、11のまま。残りは5試合である。23日のフルハム戦でチェルシーが勝利を収めた上で、アーセナルが25日にトテナムから勝ち点3を取れなければ、その時点でチェルシーの優勝が決まる。

 アーセナルのヴェンゲル監督は「チェルシーは王者にふさわしいよ。抜群の安定感を誇ってるけど、プロスポーツではそれが何より難しいことだからね」と相手を称えた。一方、チェルシーのクラーク・コーチは「まだ優勝決定じゃないからね。でも、早く決めたいというプレッシャーはないよ」と冷静だった。

 来季のチャンピオンズリーグ(以下CL)出場権をねらう4位のエヴァートンは、ホームで3位のマンチェスターUを1対0と下した。55分にセットプレーからファーガソンのヘッドで先手を取ったエヴァートンに対し、マンチェスターUは72分にG・ネヴィルがスローインのボールをサポーター席に蹴り入れて退場処分。ひとり少なくなった上にロスタイムにもスコールズが2枚目のイエローで退場し、最後は9人での戦いを強いられた。

 この結果、アーセナルとマンチェスターUの勝ち点差は4に広がり、マンチェスターUの予備予選なしでのCL出場は厳しくなってきた。

 エヴァートンとCL出場権を争うリヴァプールは、モリエンテスとルイス・ガルシアがゴール。アウェイで2対1とポーツマスを下し、ボルトンをかわして5位に浮上した。ただ、エヴァートンとは勝ち点3差で、消化試合数でもエヴァートンがひとつ少ない。

 CL出場権争い同様、残留争いもヒートアップ。最下位のノーウィッチがロスタイムのアシュトンの決勝弾で2対1とニューカッスルを退けた一方で、19位のクリスタル・パレスは0対1とブラックバーンに敗れ、17位のウェストブロムはトテナムと1対1で引き分けた。

 この結果、ノーウィッチとクリスタル・パレスは勝ち点では27と並び、前日試合を行なった18位のサウザンプトンが28、ウェストブロムが29と、勝ち点2差のなかに4チームがひしめいている。

 なおウェストブロムの稲本は23分から交代出場し、クラブデビューを飾った。

順位 チーム 勝点 試合 得失

1 チェルシー 82 33 50
2 アーセナル 71 33 40
3 マンチェスターU 67 33 28
4 エヴァートン 57 33 7
5 リヴァプール 54 34 13
6 ボルトン 53 34 6
7 トテナム 48 34 4
8 ミドルスブラ 46 33 2
9 アストンヴィラ 46 34 -1
10 チャールトン 45 34 -10
11 マンチェスターC 44 34 5
12 ブラックバーン 39 33 -8
13 バーミンガム 38 34 -7
14 ニューカッスル 38 32 -9
15 フルハム 35 33 -14
16 ポーツマス 35 34 -15
17 ウェストブロム 29 33 -21
18 サウザンプトン 28 34 -18
19 クリスタル・パレス 27 34 -22
20 ノーウィッチ 27 34 -30


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