Ｗ杯、決勝Ｔ、ドイツ対イングランド

ドイツが前半２０分にミロスラフ・クローゼのゴールで先制すると、同３２分にはルーカス・ポドルスキーのゴールで加点。１点を返されて２─１で前半を折り返したが、後半に入ると守備が不安定なイングランドからトーマス・ミューラーが２得点を奪い、イングランドを圧倒しました。

　一方のイングランドは、１─２と１点差に詰め寄った直後の攻撃でフランク・ランパードのシュートがクロスバーに当たってゴールラインを割りましたが、しかし、審判はプレーを続行させ、同点ゴールは幻と化した。

　ミューラーは試合後、「今日は運が良かった部分もあり、リードを奪えた」とコメント。クローゼも「最上のチーム」と自軍を称賛した後、「今日は序盤から良い戦いができた」と語った。

　もう１試合では、アルゼンチンが３─１でメキシコに圧勝し、ベスト８進出。７月３日にドイツと対戦することになった。