ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

きみに読む物語

2008年02月07日 23時00分00秒 | 映画
ただひたすら愛し愛されること-それが、永遠の恋人たちの証し

ストーリーは、療養生活を送る老婦人(ジーナ・ローランズ)の元に、足繁く通う老人(ジェームズ・ガーナー)が、物語を読み聞かせる。それは、1 940年の夏、南部の小さな町で始まる物語。休暇を過ごしに都会からやって来た17歳の令嬢・アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出逢い、恋に落ちる。けれど、娘の将来を案じる両親に交際を阻まれ、都会へ連れ戻されてしまう。ノアは365日毎日手紙を書くが、一通の返信もないまま、やがて、第2次世界大戦が始まる…。

皮肉も悪意も、あっと驚くどんでん返しもなくていい。現実世界の惨劇や恐怖が、フィクションを越えてしまった今、ストレートなロマンスに人々は飢えているから。それが証拠に、日本では純愛がブームとなり、アメリカでは、アルツハイマー病という重いテーマが、より一層“永遠の愛”を際立たせた本作が、 04年の夏にスマッシュヒットを記録している。

原作は、『メッセージ・イン・ア・ボトル』『ウォーク・トゥ・リメンバー』に続いての映画化となるベストセラー作家ニコラス・スパークスのデビュー小説。この究極の純愛映画には、これほど愛されたら、それはやはり幸せだろうなと素直に思わせる力がある。殺伐とした世の中をしばし忘れて、愛の奇跡を信じるロマンティックな物語に浸るのも悪くない。

久々に良いラブストーリーの作品を観た気がします。

★★★★★★★★☆☆8点 

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