ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

20年ぶりの因縁対決、リヴァプールが先勝!

2005年04月06日 21時00分00秒 | サッカー
 チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間5日(以下現地時間)、準々決勝ファーストレグの2試合が行なわれ、アンフィールドでのリヴァプール対ユヴェントスの一戦は、20年前の『ヘイゼルの悲劇』で犠牲となった39人のサポーターに捧げるにふさわしい好勝負となった。

 試合前には、特別なセレモニーも用意された。リヴァプールファンからユヴェントスファンへ友好を示す横断幕が手渡され、1985年当時のリヴァプールのキャプテンだったフィル・ニール、その試合で唯一のゴールを決めたユヴェントスのミシェル・プラティニ、そしてリヴァプールとユヴェントスの両クラブでプレーしたイアン・ラッシュが、その光景を見守った。

 また、39名の犠牲者と2日亡くなったヨハネ・パウロ2世への黙祷の際には、スタンドからイタリア語で友情を意味する『AMICIZIA』の人文字が浮かび上がった。ただ、すべてのユヴェントスサポーターがこのセレモニーを受け入れたわけではなく、抗議の口笛を吹いたり、ピッチに背を向けたりする人も少なくなかった。

 ピッチ上では、前半はリヴァプールが完全に主導権を握ったのに対し、後半はユヴェントスが反撃。また、試合を裁いたベルギー人レフェリーのデ・ブリーケル氏は、イエローカードを1枚も出さなかった。

 序盤から試合を支配したリヴァプールは10分、ジェラードのCKからルイス・ガルシアがヘッドでつないで、最後はヒーピアが左足で鮮やかにボレーシュート。1対0と先制する。その後もジェラードのお膳立てから再三ユヴェントスゴールを脅かすと、25分には先発に抜擢されたルタレクからのボールをルイス・ガルシアが一閃。技アリのボレーでゴールネットを揺らし、2対0とその差を広げた。

 対するユヴェントスは直後のイブラヒモヴィッチのシュートがポストに嫌われ、デルピエーロのシュートはCL初出場となるGKカーソンの好守に阻まれるなど、前半は不発。それでも後半に立て直しを図ると、63分にはザンブロッタのクロスをカンナヴァーロがヘッドで決めて1点を返す。試合はこのままタイムアップを迎え、ユヴェントスは1対2と敗れたものの、貴重なアウェイゴールを手に入れた。

次のホームの戦いで1対0と手堅く勝利すれば、このアウェイゴールがモノをいいますね。

2005.04.05
リヴァプール(ENG) 2‐1 ユヴェントス(ITA)
【得点者】
リヴァプール:ヒーピア(10分)、ルイス・ガルシア(25分)
ユヴェントス:カンナヴァーロ(63分)

2005.04.05
リヨン(FRA) 1‐1 PSV(HOL)
【得点者】
リヨン:マルダ(12分)
PSV:コクー(79分)




最新の画像もっと見る