LIFE-RU!!

ごろごろローリング

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2007-05-27 | まいにち

「あなたいつしぬの」
「なぜしろくなったの」
「ねばこくなったね」
「じかんのせいかしら」
「かんけいないの?」
「あなたいつしぬの」


プリーズ

2007-05-22 | まいにち

欲情を殺すなよ!
欲情を殺すなよ?

日曜日をころせ
選択を恐れるな
退屈をしゃぶれ
誘惑を取り込め

意味をさがすな
機会を待つなよ
濡れたまま行け
消されるまえに

生き抜けよ


いや

2007-05-11 | まいにち

わたしはひいちゃんとはちがう、
おもったら ど、となみだでた
わたしはひいちゃんとはちがう!
ちがってていいし、ちがっていたい
でも 劣ってたくはないの
わたし
劣ってるんじゃない?どうして どういうふうに?

こわい

ずるい、
わたしが愛されないのは
ひいちゃんが愛されるのは
なんで
どうしてあのこ
愛されてないとおもってるの
どうしてわからないのかな
わたしがわからないように
あのこにもわからないのかな

いやだな
わたし
こどもをうむなら
きょうだいはつくらない
くらべることしかできないわたしが
ふたつもつくるのあぶないよ

それ以前に
だれかをたいせつにおもえるの?
自分いがいのだれかを?

わたしがやさしいのは どうだっていいから
おこらないのは あまりよろこびもしてないから


2007-05-05 | まいにち

 あたまの上におかれた手のひらはおおきくて安心なつめたさで、それはまるでキャベツのいちばん外側の葉っぱをかぶっているよう。ちいさな頃、風邪をひくとかならずそれを被らされた。ひんやくつめたくて、緑のにおい。
 今になっておもうのは、なぜうちにいつもきちんと―すくなくともだれかが風邪をひいたときにはいつも―キャベツのいちばん外側の葉っぱがあったのかということだ。わたしがスーパーで買うキャベツには、あのすこしやぶけて虫食いのある、濃い緑いろの葉はついていない。それか、ついていても捨ててきてしまうから。スーパーマーケットのキャベツが売っているところには、ほとんど必ずそのための容器が置いてある。
 だから、あなたにはじめて頭をなでられたときに思ったのだ。ああこれでキャベツの葉を捨てるときに心配しなくてすむ。風邪をひいたときにはいつでもあなたが頭を撫でてくれると、どうして思ってしまったのだろう。それはあるいは、風邪をひいたときにいつでもキャベツのいちばん外側の葉っぱが家のなかにあることよりもずっと、叶えがたいことであるかもしれないのに。
 それでもわたしは思っていた。
 あの手のひらがあればなんでもだいじょうぶだと。
 ただしい重さでわたしの頭のうえに置かれたあの手のひら。そしてあなた。

 わたしは自分のことを用心深い人間だと思っていた。石橋を渡る機会がないように慎重に歩いていくぐらい。
 ふしぎなことに、だけど、あなたに関してはちがった。
 まったくするりぐらりとわたしは恋に落ちた。でも自分でもわかっていた。石橋を叩いて叩いて安心してから落ちる恋なんてありはしないのだ。