やたらとあつくて汗がでるんだよ こんなひは つぶれろ
しにます かのじょは しなせます。
そうして やすらかに つぎはぎを綴じてゆく。
わたしは それを ふこうだとは もちろん思いません
なぜなら わたしじしんが不幸をしらないからです
そしてかのじょときたら まるでわたしじしんなのだから
アイロニーをふりかざして 優越にひたる 下品さを
たとえばそういうものをひとつでも掲げていたなら
もうすこし気がやすまったかもしれない。
でもやはり かのじょは ひとつぶも不幸だとはおもいません
わたし自身におこる これからおこりうる そしてそこでふれる
物事や人のすべては
わたしをパッケージのうえからなぜるだけで
わたしは、だから、けっきょくのところ どうにもならないで箱のなか。
そこはいやなぐあいで、むしあつい。