おはようございます。けん・たかくらです。
今回、一週間のお休みとなったのは私の母が鬼籍に入ったためであり
ずっと東京を離れておりました。
母は86歳でしたから、まずまず天寿を全うしたものと言って
いいように思います。
私は60歳ですから、この年になるまで母親が生きていてくれたことは
幸せだったのかもしれません。
母とはこんな想い出があります。
大学生の頃ですね。
私の下宿を尋ねてきた母と行きつけのクリーニング屋さんに行きました。
そこの経営者のおばあさんが
「今日はお母さんと一緒なの?いいねぇ。
もう一回、お母さん、お母さんって言ってみたい。」
私はおばあさんの気持ちが今一つピンとこなくて
「ふ~ん」と思いながら聞いていました。
帰りの道で母にこう言われました。
「あんた、あのおばあさんの言っていたこと、ほんとなんだよ」
やっぱり「ふ~ん」でしたね。
当時の私には母がいなくなるなんてことは全く想像できないこと
だったのです。
母がいなくなってしまった今、あのおばあさんの言っていた
言葉の意味や気持ちが、やっとわかりそうな気がします。
明日から再開します。