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ようこそ!SWU

韓国・ソウル女子大学校の学生有志が作るブログです。

ブログをご覧の皆様へ-加藤敦子

2006-12-19 23:29:38 | Weblog
 「ようこそ!SWU」をご覧の皆様、いつもありがとうございます。

 今年も残り少なとなりました。うちの大学も先週いっぱいで期末試験が終わり、すでに冬休みに入っています。大変名残惜しいことですが、この研究会もお開きとなります。

 期末試験に先立ち、わが研究会は大学側が公示した「優秀研究会選定(インセンティブ支給)」に応募、見事一次書類審査を通過して15万Wの報奨金を獲得しました。審査書類となる活動報告書を作成したのは学生で、私はパラパラっと見て判を押しただけなのですが、なかなか立派な仕上がりの報告書でした。何より、このブログの記事とコメント部分のスクリーンショットがインセンティブ獲得の決め手だったのではないかと思っています。
 果たしてうまく行くのか自信のないままスタートした試みでしたが、3ヶ月間に渡って内容の濃いブログを運営し続け、最後にインセンティブまで獲得できたのは、ひとえに、日々このブログに立寄って記事を読んだりコメントを付けたりして下さった皆様のお陰と、心から感謝しております。
 獲得した報奨金は、先日17日、大雪にもめげず全員揃っての打ち上げパーティーでぱっと使わせていただきました。

 まだまだ未熟な学生たちにとって、見知らぬ日本の人たちに読んでもらうための文章を何本も書き、皆様からのコメントを読んで自分の書いた記事の手ごたえを確かめることができた今回の経験は、将来必ず役に立つものと信じています。 
 ブログのお陰、皆様のお陰で、3ヶ月間意義ある楽しい研究会活動を続けて来ることができました。
 重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 なお、学生たちが最後に1本ずつ記事を投稿することになっています。これまでの記事とは異なり、学生が書いたそのまま、ノーチェックで掲載されます。
 少々のミスには目をつぶって、最後までお付き合い下さいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

「Megabox Japan Film Festival」- チャン・ジヘ

2006-12-12 00:18:46 | Weblog
 国内最大の規模で行われる日本映画祭「Megabox Japan Film Festival」も今年で第3回を迎えました。今回の日本映画祭のスローガンは「Dream & Love」で、全18作品が上映されました。
 毎年、五日間の日程で行われる日本映画祭はチケットを前もって買っておかないと見ることができないくらい人気が高いです。いつもチケットを買いそびれて見る機会を逃してしまっていた私ですが、今回は友達が誘ってくれたのでやっと見ることができました。私が見たのは最終日に上映されたクロージング作品で、映画のタイトルは「ただ、君を愛してる」という作品でした。さすがクロージング作品だけあって日本人も多かったし大勢の観客で大変にぎやかでした。
 初めに新城毅彦(しんじょうたけひこ)監督の挨拶がありましたが、日本の映画監督の話を直接聞くのははじめてだったので本当にウキウキしました。
 この映画は玉木宏(たまきひろし)、宮崎(みやざき)あおい主演の美しく切ないラブストーリーです。主な特徴といえば、やはり観客の目を奪ってしまうほど美しい風景だと思います。また、内容面でも充実していてクロージング作品として相応しい作品でした。
 今回は、韓国ではまだ封切りしていない作品を見られて良かったです。これからもこのようないい機会が増えて、もっと多くの人に日本の文化が伝わって欲しいと思いました。

お笑い三国時代 - 李和珍 (イ・ファジン)

2006-12-11 17:55:35 | Weblog
 韓国は今お笑い番組の全盛期、いわゆる「お笑い三国時代」を迎えている。この頃、大手放送局3社(SBS, KBS, MBC)のお笑い番組が、そこそこのドラマを超える異例の視聴率を記録しているのである。3社のお笑い番組が同時にこれほど高い関心を集めたことはなかったという。私も普段はテレビをあまり見ない方だが、日曜と月曜に必ずこの三つを全部見逃さずに見ているくらいだ。
 KBS2の「ギャグコンサート」、SBSの「ウッチャッサ(笑いを求める人たち)」、MBCの「ギャグヤ(ギャグの夜・ギャグや~)」は、どれも約十のコーナーで構成されていて、各コーナーからは若者層を狙った流行語が競うようにどんどん作り出されている。最近は日常生活でこういった流行語がとても頻繁に使われていて、それを知っていなければ話が通じないくらいである。
 このように流行の先端を行く3社のお笑い番組は、いろいろな新しい試みを通じて発達・進化している。昔に比べて素材とジャンルもとても多様になっているし、現代社会の雰囲気を反映した風刺的なコメディも多く登場しているのである。例えば、ミュージカル的な要素を加えた新しい形のコメディを試みたり、「会話のない家族」、「見かけばかりを気にするこの頃の若者たち」など、バラエティに富んだ風刺的な素材を取り上げている。
 面白いことは、最近いろいろな試みが行われているが、意外なことに「スラップスティック・コメディ(ドタバタ喜劇)」の人気が爆発的に高くなったということである。それはおそらく社会が複雑になるにつれて、単純な笑いが求められるからであろう。

 お笑い番組の大ファンの一人として、これからも視聴者が見たがっている質の高いお笑いを次々と提供するように、3社ともそれぞれ競いながら新たな挑戦の努力をしてほしい。

女はつらいよ。-李・知美(イ・ジミ)-

2006-12-05 11:20:10 | Weblog
 韓国のドラマには貧しいけど明るい性格の女性が大金持ちの男性の冷たい心を捉えるというシンデレラみたいなストーリーが多い。ところが、この頃の男性は能力がある女性、特に安定した収入のある教師や公務員と結婚したがっているという。すなわち、女の人も安定した仕事を持つように努力を尽くさなければならないというのだ。結婚の相手を選ぶ条件は学力、家柄、外見、性格などいろいろなので、就職よりずっと厳しいのが結婚だと思う。このような負担が女性に裕福な男性との結婚を夢見させる原因かもしれない。(でも、ドラマのヒロインは教師でも公務員でもなかったのに……。)自分で自分の価値を高めることに努めなければ選べる相手の範囲も狭くなるし、選択される可能性も低くなるというのは当然だが、なんとなくちょっと悲しいと感じられる。

 一方、韓国の社会には子供を産んで家事に専念するために会社を辞める女性も多い。ものすごい競争率を潜り抜けてやっと入社した新聞記者やテレビ局のプロデューサーなどは夜勤も多いし、時には週末にも出勤することもあるから、主婦として、妻としては大変な職業だ。韓国の社会はまだ、女性が結婚した後に自分の能力を発揮するのを支援してくれる制度も法律もはったつしていないし、会社自体に保育園のような施設が備わっていない。それで子供を産もうとしない専門職の女性が増えているという。やはり、韓国で女性として生きていくのはずいぶんつらいことに間違いない。

大ショック!!! だったホームステイ  - チャン・ジヘ

2006-11-25 17:14:20 | Weblog
  私は11月1日から15日まで韓国と日本との国際親善交流を目的にして、日本のいろいろな各地を回って来ました。全ての日程が忘れられない大切な時間でしたが、今回は特に兵庫県で経験したホームステイで感じたことを書きたいと思います。
二泊三日のホームステイは日本人の実際の家庭生活や考え方がわかるなど単なる旅行では接することの出来ない貴重な経験ができました。特に今回の経験を通じて日本人が韓国人をどう思っているのか、韓国という国についてどのぐらい分かっているのかについて自覚することができるいい機会にもなりました。
  今回の派遣団の他の人たちは皆、ホームステイ先が神戸でしたが、私一人だけが大阪の近くでした。私を迎えに来てくれたホストファミリーは一目で優しいと感じられる人たちでした。 二泊三日の間とても親切にしてもらったので、今もその家で過ごした時間が忘れられません。
  ホームステイ先のお父さんは韓国に五回も来た事があって韓国について結構知っていました。しかし、お母さんの方は韓国についてほとんど知っていませんでした。 韓国の首都がソウルだということも知らなかったし、朝鮮半島が南と北に分かれていることさえ知りませんでした。特にみんなでテレビを見ている時に“韓国にもテレビがあるの?”と質問された時はすごくショックでした。まだまだ韓国が貧しくて遅れている国だというイメージが強いことにびっくりしました。それで私は韓国のことをもっと分かってもらいたくて、韓国人の生活や家の中の様子などを夜遅くまで話しながら過ごしました。
  ホームステイが終わってから派遣団のみんなと話し合って、こんなに日本人は韓国のことを分かってないということを実感してがっかりしました。 いくら日本が韓流ブームになっていても、ドラマや芸能人にばかり興味があって韓国という国自体にはあまり興味がないと分かりました。私は今回の経験をもとにこれからもいろいろな交流を通じて日本人に韓国のことを伝えたいと思いました。

ps.すみません。名前書くのを忘れちゃいました。