日記44

身の回りで起きたこと、日々感じること、ラグビーの事、面白かった出来事等々、気付く度に更新したいと思います。

インディアン

2012年02月23日 12時46分33秒 | 家族
従姉妹eriちゃんと結婚するマニッシュ(インド人23歳)。
彼と色々話をしたんだけど、まぁ面白い。
わざわざ分かりやすい英語で話してくれたのだろうけれど、
思いのほか何を言っているのかが分かって
比較的容易にコミュニケーションを取る事が出来た。

以下内容は俺の聞き間違いかも知れないけれど、
マニッシュから聞いた話。

インドは大きく分けてイスラムとヒンドゥーに別れる訳だが、
イスラム教徒は豚を食べてはいけない、
ヒンドゥー教徒は牛を食べてはいけない。
っていう決まりがあるらしい。

気になるよね?
産まれてから一度も牛肉を食った事ねぇのか!?ってね。
だから聞いてみましたよ。

「一度も牛を食べた事ないの?」

「ないよ。」
(真顔で)

「うっそぉ~^^?本当はあるでしょ^^?」

「・・・ある」
(半笑いで)

「あんのかいっ!」

「でもミステイクだよ、ハンバーグに入ってたのに気付かなかったんだ」
(真顔で)

「牛肉はうまかった^^??」


「はい、凄く美味しかった」
(ハニカミながら)


「牛肉好きなんじゃん?」


「おいしかった。大好き^^」
(めっちゃニコニコしながら)


「でも本当は駄目なんでしょ?」


「きっと神は許してくれるはず」


「えぇ、でもヒンドゥーは駄目じゃんか」


「私はヒンドゥーもイスラムや色々な全ての神を崇拝している。
 色々な文化の違いはあるけれど、それぞれの違った文化を
 体験する事は悪い事ではないと思うんだ。
 だから牛を食べたり豚を食べたりは大きな問題では無い。」
(真顔で)


「そっか、じゃぁキリストも崇拝してんだ。」


「あっ、キリストNo。」


「なんだそりゃww!!」


(いまAll god リスペクト 的な事言ったじゃねぇか!!)




「そういやインド人は手で食べるもんだって
 そう思ってる日本人多いけどこのカレーは手で食べないの??」


「僕の両親はたまに手で食べるよ」


「じゃぁマニッシュは何で食べるの?」


「え?スプーン。」


「普通かっ!」


またマニッシュは6人兄弟で5人が男、女が1人の家庭で育ったらしいけれど、
順番はマニッシュが3番目で4番目が妹、年も近いから物凄く可愛いらしい。


「妹は何歳なの?」

「ん~…分からない」

「へ?」

「多分19か20歳くらいだと思う」

「知らないの?」

「インド人はそういうの気にしない。」

「うっそぉ、マニッシュ23歳じゃんか」

「そう」

「なんで妹は知らないの?」

「俺は今回日本に来るためにパスポートを取った。
 パスポートには生年月日が必要。
 だからお寺に行って自分の産まれた日を聞いてきた」

「え?じゃぁ、自分の年齢を知ったのも最近なの?」

「そう、知らなかったよ」

「うっそぉ~…」


インド人の多くは年齢を気にしないらしい。
不思議な国だせ。



それからマニッシュは物凄く目がいいという。

「僕は人が裸眼かコンタクトをしているかまでハッキリ見えるよ」

「まじで??んじゃ俺を見てみ!俺はどっちだ!??」

(俺の目をまじまじ見つめて…)

「・・・・・」

「・・・・・」

「してないね。」

「してるよ!」

「あぁ時々間違えるんだ。」
(真顔で)

「ホントかぁ~。」

奥さんになる従姉妹のeriちゃんが言う。

「マニッシュはホントに眼がいいんやで。
 一緒に服を買いに行った時に
 遠くにあった服についている値札見えてたし」

「まじで!?すげぇじゃん!どれくらい見えるの!?」
(マニッシュに聞く)

「ん~、かなり遠くまで見えるよ」

「んじゃぁ、どの辺まで見えるのかな?」
(外の景色を指差しながら)


「あそこの文字くらいは見える」
(100m位?先の看板の事を指しながら)

「まじかっ!?俺なんか色程度しか分かんないよ…」

「僕は書いてある字までハッキリ見えるよ」

「ほんとか~^^?じゃぁ、なんて書いてある!?」




「日本語は読めないよ…」

「あっ、そっか…」



さらにスポーツカーが走ってた。

「わぉっ、あれ、かっこいいねBMW。」

彼はスポーツカーが好きらしい。
マニッシュに言われ、
通り過ぎる時その車を見たら…



背中に


NISSAN


って書いてあった。
あれは多分、スカイラインだ。





インド人は不思議だけど、面白いぜ。



と、いうお話。

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