日本医歯薬専門学校 歯科衛生士学科Ⅰ部(昼間部)

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選んで食べて予防ができる優秀お菓子

2010-08-25 10:14:17 | Weblog
こんにちは
夏休み、満喫してますか?
8月も、もうすぐ終わってしまいますね

ついこの間まで我が家のエアコンが壊れていて
毎日帰るのが憂鬱だった木下です

そんなわけで家でアイスばっかり食べていました

甘いもの・・・むし歯に気をつけなければいけないですね

今はむし歯になりにくいチョコレートやガムなどがCMで流れていて
一般の人達の意識も高くなっているんだなぁと感じる今日この頃です

でも『歯にいい!』とされていても、どれがどういいのか分からないですよね


ですので今日は歯にいいとされているガムの成分を紹介します


一番の有名どころはやっぱり「キシリトール」です


(明治製菓:キシリッシュ  ロッテ:キシリトール)

キシリトールは白樺を原料としています
イチゴとかラズベリー、ほうれん草などにも含まれている天然の甘味料です

むし歯菌は砂糖が大好きなんです
でもむし歯菌が砂糖を食べると酸を出して歯を溶かしてしまいます(これが虫歯)
なので甘いものは歯に悪いと言われています

でもこのキシリトールは違う
砂糖とほとんど同じ甘さなのに
むし歯菌が食べても酸を出さないのです
なので安心して食べれますね

ただ、たくさん食べるとお腹を壊しちゃうのでほどほどに




(グリコ:ポスカ)

次は「POs-Ca」

これは江崎グリコさんが研究開発した
じゃがいもから作られた高水溶性のリン酸化オリゴ糖カルシウムです
難しい言葉ですが、このガムを噛むと
口の中の唾のカルシウムが高くなるんです
そうすると歯の表面にカルシウムが沈着し、
再石灰化といって歯の表面が少し再生するんです

ガムを噛んで歯が再生するなんていいですよね
でもカルシウム濃度が高くなるの歯石がつきやすくなりますので
注意が必要です




(キャドバリージャパン:リカルデント)
 
そして最後は「CPP-ACP」
これは牛乳から作られたものです
みなさんも知ってると思いますが
牛乳はカルシウムがたくさん含まれていますよね

これも再石灰化が期待できるわけです

また、このCPP-ACPによって再石灰化した歯の表面は酸に強くなるようです

このガムは2粒を同時に1日4回しかも20分噛むと効果的みたいですよ



一口に歯にいい成分といっても色々あるんですね

色々なガムが発売されていますので
楽しく選んでむし歯予防していきましょう
そしてもちろん「規則正しい食生活」と「歯みがき」はしっかりね

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