■「シカゴ」が僕はダメだったんで、ちょっと心配な部分もあり
でも、モータウンものだから嫌いなはずがない!と思って行きました。
果たして、ブラック・ミュージックやモータウンを嫌いな人の目には
どう映るのか?ちょっとそれが心配なくらい、モータウンへの愛情に
満ち溢れた暖かい映画でした。
■白人スタッフで作られているんですが、アメリカの音楽界や黒人音楽が
常に抱える、エンターテインメントと民族としての音楽性、
夢を実現させることと、世界最大の音楽ビジネスの拠点としてのジレンマ、
スタッフ、メンバー、観客(ファン)との愛情・憎しみ・嫉妬・期待と不安
そんなものが、とっても分り易く嫌味なく作品に浄化されています。
とっても解り易いストーリーと映画的になり過ぎず、でもどこかの国の映画
みたいに絶対テレビ・ドラマにはならない撮影隊。
舞台・ミュージカルへの敬意も決して忘れない、丁寧な映画作り方は、
まさにアメリカ。
ハリウッドがアメリカ映画が世界を牛耳る時代ではなくなったからこそ
作れる・・・でも、やっぱりハリウッドじゃなきゃ出来ない傑作です。
■「シカゴ」で感じた、ストーリー展開のそっけないスピード感は、
丁寧な実景描写やセットの丁寧な作りこみ、きちんと間を取った緩急の差を
つけた編集が見事なので気になりません。
今の映画のスピード感にもうドップリなので、これはこれで良いんでしょうが
往年のミュージカル映画やこの種のヒストリーものだったら
楽に3時間を越える内容の映画ですね。2時間半でも少ないくらい。
ラストもあの感動的な状況で・・・(内緒)、是非あと2.3曲お願いしたい所
ですが、大団円を大げさに歌い上げることなく、スパッと終わり
「おしまいおしまい!」という感じのラストに若々しさを感じ大好きです!
■ビヨンセはやっぱりカッコ良いし、綺麗で上手い!
エディ・マーフィーはじめ、演技達者な歌える男優たちが、
ミュージカル映画によくありがちな、ヒロインを持ち上げる地味なミュージカル
の脇役になっておらず、しっかり撮られています。これは監督の手腕。
「ビヨンセの映画」にせず
オスカー取っちゃたジェニファー・ハドソンも主演に見えるし
ジェイミー・フォックスの映画にも見えるし
映画全体を食いつぶすような勢いで、作品の格を上げている
エディ・マーフィーも存在感たっぷり。
でもこの映画の主役はやっぱり「モータウン」
そういう一種群像劇にしたところが成功の要因ですネ♪
こういう作品は、アカデミー賞の作品賞とかは取らないほうが良いです、
映画初出演のジェニファー・ハドソンに「良かったよ!」って
言ってあげるのが一番相応しい賞賛のしかたかも?と、思いました。
DVDが楽しみですが・・・
ソフトになってから家で楽しむ為にも、是非この映画は劇場でご覧下さい。
とにかく、あの圧倒的なパフォーマンスと見事な楽曲群。
テレビの画面のダイナミック・レンジで収まる賜物ではありません♪
今のビヨンセも良いけれど・・・
やっぱ家に帰ってからは、デスチャを聴いちゃいました。
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そして、やっぱり
モータウンの至宝、ダイアナ・ロス。
・・・で、「ドリームガールズ」が気に入ったら
この作品も是非。
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この映画のモデルですよね。
この、ダイアナ・ロスの
LP「ライブ・アット・シーザース・パレス」で
シュープリームス時代の曲も歌っていますが
このLPの紹介も載っている
noboruさんが大好きな
月刊誌「CDジャーナル」で
コラムを書いている「牧野良幸さん」の本が
発売になりましたが
noboruさんは、買われましたか?
「僕の音盤青春記」
http://www.mackie.jp/gallery/onban/onban.html
自分も「CDジャーナル」好きな雑誌なので
早速、上記本を買って読みました。
まさに同世代
同じあの感覚が甦って来て
嬉しくなって
書き込みの欄に
書き込みしてしまいました。
とても
有り難いことに
載せて頂きましたので
この本を
ここで
紹介しておきます。
noboruさんも
他の皆さまも
是非
この本読んでから
書き込みしてみたら如何かと。
若い方も
そんな時代だったのだな~と
イラストが非常に楽しい
とても分かり易い本です。
お薦めです♪
それでは
また~
毎回の連載は楽しみに読んでます。
緻密な絵の世界が好きです。
雑学収集には持ってこいですね♪
アトランティック60周年の特集
やってましたね。
今、流れていますね。
仲間さんの au/料金「おトク品質」篇のバック
http://www.kddi.com/ad/index.html
です。
auのこだわり携帯大好き~な
窈ちゃんを
思い出します(笑)