天国のお母様。玉露は、無念で無念でなりません。今すぐにでも、あの土地を奪い返して、女帝にぎゃふんと言わせてやりとうございます。けれど、陳宮や陸遜が止めるのです。今はまだ、その時ではないと。帝国と同盟を結び、内政を整え、力を溜めるべきだと。賢い二人の言うことです。きっとそれが正しい道なのでしょう。でも。でも玉露はどうしても、今すぐ、この無念を晴らさずにはいられないのです。敵の全拠点に火を放ち、天まで焦がす大火で全てを燃き尽くしてやりたいのです。お母様ならきっと、この気持ち分かってくださいますわよね。
(以上、茶家当主・玉露の手記より抜粋)
前回、へたれなプレイヤーのせいで、またもや領地を失ってしまった玉露率いる茶国の皆さん。贅沢な美女セットを失わずに済んだことは不幸中の幸いでしたが、兵力は減り収入も減り。洗う芋どころか、芋の蔓すら手に入らないような状態です。
そんな茶国の窮状を間者の報告で知ったのか、情けをかけるかのように、女帝が同盟を申し入れてきました。
玉露は悩みました。約10秒ほど。そして、きっぱりと断りました。100回死んで生まれ変わってもう1回死んでから来い、と。これで国が滅びようとも、茶家には茶家の意地と誇りがあるのです。そして、玉露には、執念深い母の血が、誰よりも濃く流れているのです。
次のターンになれば、きっと女帝はまた侵攻してくる。その確信を胸に、必死になって地域防御改修と武器レベルUPに勤しむ玉露。そしてやっと武器レベルを3にまでしました。これで、帝国と武器レベルは張り合えます。地域防御改修はひとつしか出来ませんでしたが、ないよりマシです。万が一、女帝が攻めてこなかった時には、フルメンバーで侵攻できるように、武将の配置も整えなおしました。準備万端で、よし。さあ来い!と、気合を入れて進んだ次のターン。
ふっ。
あの女、攻めてきやがらねぇ。
どうやら、女帝は標的を茶国から杏仁豆腐の野生の王国に変えた模様。女帝、手当たり次第もいいところです。そしてどうやら、バンビ国と名族国も一戦交える様子。無双大陸中が戦火に包まれております。まさしく乱世です。民もさぞかし生きた心地がしないことでしょう。かわいそうに。と、民を思って胸を痛ませた玉露でしたが、『自分のことは棚に上げる』が得意な彼女は、来ないのなら行くまでよ。と、民の迷惑も顧みず、帝国領へと進軍するのでありました。
攻めるのは勿論、前回帝国に奪われた土地。そして、今回のメンバーは玉露の野望によって、主軍準主軍ともに、全員が戦闘技能「火計」のみなさん。
主軍:惇兄(火)、りっくん(火)、玉露(火)。
準主軍:王双(火)、沙摩カ(火)、閻圃(火)。
援軍:玄米茶(挑)。
名づけて、茶国の放火魔軍団。(玄米茶だけ違うけど)
そして、戦場策には『大火計』と『兵力回復』。どこまでも本気です。今回の玉露は。
対する敵軍には、どうやら前回と同じ武将しかいない模様。兵力もあまり回復していない模様。こりゃあ、勝ったな。とか思ったけど、油断は禁物。これは難易度難しいであることを肝に銘じてプレイヤーも気合入れなおし。それにしても、桃缶、兄貴から絶対に離れない辺り、さすが。桃缶は怖いけど、兄貴はもっと怖いけど、今回はこちらも惇兄。兄貴のお祭り気分なんて、渋さで一喝してもらいます。
そうして、久々の侵攻戦~敵軍を火の海に沈めてやんぜ作戦~が、スタート。
開始直後から「この戦、貰ったぞ」と、やたら渋い惇兄。早速全軍を配置につかせます。この戦の目的は、敵の全拠点に火をつけること。りっくんの援護に沙摩カを、玉露の援護に王双を、そして惇兄の援護には閻圃をつけて、それぞれ敵拠点へ進撃開始。
惇兄が攻めるのは、お祭り男(=兄貴)がいる拠点。無双武将だろうと1対1なら、惇兄に分があります。敵兵をばっさばっさ斬り飛ばして、拠点へと向かう惇兄。そんな惇兄めがけて駆けてくる猫科の大型動物。どうやら、今回敵は虎使いを雇っている様子。だけど、この程度の虎の数、杏仁豆腐の野生の王国との戦の時に比べれば、屁でもない。経験は人を強くするのだ。とは言え、やっぱり猫パンチは面倒なので、先に虎使いをざくざくと始末して、虎ちゃん退散。怪我しないように帰るんだぞ。と、心で呼びかける、動物に優しい、漢の中の漢、惇兄。
そこに、お祭り男登場。大人しく拠点にいればいいものを、きっと、遠足前日の小学生並みにじっとしていられなかったんでしょう。「俺たちも負けずにあっばれるぜぇっ!」と、相変わらずうざい感じにテンションも高く、突っ込んでくるお祭り男。しかしこちらは、秘めた闘志は熱くても、行動はクールで渋い惇兄。滑り込んできたところを上手に交わして、斬りとばす。さすが惇兄。かっこよすぎる。
ガキンガキンと刀を鳴らしつつ、互いにひたすら斬りあう惇兄とお祭り男。いい具合にお祭り男のHPが減ってきたところで、つばぜり合いに勝った惇兄、「失せろ!」と一言、無双をお見舞い。全部綺麗にHITして、お祭り男は見事に肉まんに変身。さすがである。
お祭り男を片付けて、惇兄が閻圃を連れて拠点に入ったとほぼ同時に、りっくん&沙摩カペアから苦戦メッセージ。「策もつきました」って、いやいや、りっくん。まだ放火してないでしょうが、あんた。頑張んな。そして、閻圃。あんたも早く放火しろ、待ってんぞ、惇兄(※プレイヤーが操作してる武将は戦闘技能が使えません)。と、思いつつ、かなり必死になって、虎使いと拠点兵長達と戦うこと数分。来たよ、来ました、桃缶登場。よくも甘寧様を肉まんにしてくれたわね! 許さないから!と、ばかりに襲い掛かってくる桃缶。自分のエディ武将ながら、この女、本当怖い。でも残念だったな、桃缶。お前の動きはお祭り男と全く同じ。言わばお祭り男のコピー。さっき本物のお祭り男と戦った惇兄にはお前の動きは全部読めてんだよ。とか思ったのも束の間、桃缶のチャージ攻撃に捕まってしまう惇兄。ごめん、惇兄、プレイヤーがへたれなばっかりに。しかし、玉露よりも硬い惇兄は、これくらいじゃまだ倒れないぜ。自軍の槍兵が桃缶を攻撃し、桃缶が怯んだ隙に形勢逆転。チャージ普通攻撃チャージ。そして無双でとどめだ、肉まんになりやがれ!と、思ったら、とどめの無双の手前で猫パンチを食らって失敗。HPが真っ赤だった桃缶は逃亡。追おうとするものの、また虎に邪魔されて、桃缶を見失ってしまった。ちくしょう虎使いめ。刀の錆にしてくれる。と、虎使いに襲い掛かる惇兄。虎使い(←多分飼い主)を守ろうと必死で猫パンチしてくる虎。なんだか、胸が痛いわ。だが、斬る。←鬼。
そうこうしてるうちに、聞こえてきました。「今よ! 火を放つのよ!」BY玉露。あの娘は本当に期待を裏切らない。まずは敵の補給拠点に放火成功。けけけけ。さあ、次はこっちの番よ、閻圃。早く火をつけるんだ! りっくん&沙摩カも早く放火しろ!と、思ったら、りっくん&沙摩カ、放火することなく拠点制圧。チッ。まあいい。まだ拠点は沢山ある。閻圃も閻圃で、まったく放火する気配もみせず、ひたすら真面目に戦って、惇兄達も放火なしで拠点制圧。次の拠点で、韓当&桃缶相手に大苦戦するも、ゴリ押しで何とかぎりぎりセーフ勝利。拠点兵長にざくざく斬られながらも、ばさばさ斬り飛ばして、プレイヤーはもう、完全に本気モードで操作に集中。閻圃、頼む。火を、火をつけてくれ。その願いがちょっと捩れて天に通じたのか、別の拠点でりっくんが「拠点に火を! 今こそ火計を使うのです!」と、戦闘技能を発動。よし! よくやった、りくそん!とおっさんの真似をして、りっくんを褒めるプレイヤー。これで、拠点放火2つ成功。と思ったら続けざまに、玉露とペアを組んでいる王双が、またまた別の拠点で放火成功。これで、本陣を除く7つの敵拠点のうち3つ放火済み。えらいえらい、みんなチョーえらい。後は、惇兄と閻圃ペアのみ。つーか、閻圃、早く火! 惇兄のHPはもう限界よッ!
しかし、その後も閻圃は延々(←駄洒落じゃないよ)と、戦闘技能を発動させない。ちくしょう。でも、『大火計』は敵本陣にて使うと決めているから、使えない。ひたすら惇兄の力押しで、辛うじて拠点を制圧していく。オラオラオラオラァッ!と、やたらテンションの高いお祭り男に殺されそうになりながらも、大嫌いな『牛歩』をかけられて、危うく金環三結に討ち取られそうになりながらも、必死で敵本陣を目指して拠点を潰す。そして、プレイヤーははたと気づいた。いつのまにやら敵の再出撃回数が0になっていることに……。え? と、一瞬固まり、恐る恐る情報画面で確認すれば、もう敵武将は誰もいない………。
NOOOOOO!!!!!! <(◎"д"◎)>
だめなの、それじゃだめなの! 本陣に敵将(出来たらお祭り男か桃缶が望ましい)がいる状態で、大火計を使いたかったの! そこに意味があったの! なんで再出撃回数が0になるまで武将討ち取っちゃったの、バカアアア!! 自分のバカアアア!! お前なんか、だいっきらいだああああ!!!!
その後、激しい虚しさに見舞われ一気に虚脱しつつも、惇兄は無事生きて、敵本陣までのぼりつめ、戦場策『大火計』を使うことなく、そして閻圃も一度たりとも戦闘技能を発動することなく、集まってきた玉露達と一緒に、見事に敵本陣を制圧して、勝利を勝ち取りました………。いや、いいんだけどね。勝ったんだし。はは。………自分の計画性のなさが恨めしい。ちきしょう……。
そして今回の戦の戦利品。
お祭り男と桃缶。
桃缶、あんた……。そこまでして兄貴と一緒にいたいの……。ほろり。
とてもじゃないけど、2人を引き離せなかった玉露は、残金が180になることも厭わず、2人一緒に、茶国にお持ち帰りしました。今日から茶国は、毎日がお祭りです。賑やかを通り越して、うるさそうです。
作戦失敗に対する心のダメージ:∞。
桃缶の兄貴への一途な愛:PRICELESS。
(以上、茶家当主・玉露の手記より抜粋)
前回、へたれなプレイヤーのせいで、またもや領地を失ってしまった玉露率いる茶国の皆さん。贅沢な美女セットを失わずに済んだことは不幸中の幸いでしたが、兵力は減り収入も減り。洗う芋どころか、芋の蔓すら手に入らないような状態です。
そんな茶国の窮状を間者の報告で知ったのか、情けをかけるかのように、女帝が同盟を申し入れてきました。
玉露は悩みました。約10秒ほど。そして、きっぱりと断りました。100回死んで生まれ変わってもう1回死んでから来い、と。これで国が滅びようとも、茶家には茶家の意地と誇りがあるのです。そして、玉露には、執念深い母の血が、誰よりも濃く流れているのです。
次のターンになれば、きっと女帝はまた侵攻してくる。その確信を胸に、必死になって地域防御改修と武器レベルUPに勤しむ玉露。そしてやっと武器レベルを3にまでしました。これで、帝国と武器レベルは張り合えます。地域防御改修はひとつしか出来ませんでしたが、ないよりマシです。万が一、女帝が攻めてこなかった時には、フルメンバーで侵攻できるように、武将の配置も整えなおしました。準備万端で、よし。さあ来い!と、気合を入れて進んだ次のターン。
ふっ。
あの女、攻めてきやがらねぇ。
どうやら、女帝は標的を茶国から杏仁豆腐の野生の王国に変えた模様。女帝、手当たり次第もいいところです。そしてどうやら、バンビ国と名族国も一戦交える様子。無双大陸中が戦火に包まれております。まさしく乱世です。民もさぞかし生きた心地がしないことでしょう。かわいそうに。と、民を思って胸を痛ませた玉露でしたが、『自分のことは棚に上げる』が得意な彼女は、来ないのなら行くまでよ。と、民の迷惑も顧みず、帝国領へと進軍するのでありました。
攻めるのは勿論、前回帝国に奪われた土地。そして、今回のメンバーは玉露の野望によって、主軍準主軍ともに、全員が戦闘技能「火計」のみなさん。
主軍:惇兄(火)、りっくん(火)、玉露(火)。
準主軍:王双(火)、沙摩カ(火)、閻圃(火)。
援軍:玄米茶(挑)。
名づけて、茶国の放火魔軍団。(玄米茶だけ違うけど)
そして、戦場策には『大火計』と『兵力回復』。どこまでも本気です。今回の玉露は。
対する敵軍には、どうやら前回と同じ武将しかいない模様。兵力もあまり回復していない模様。こりゃあ、勝ったな。とか思ったけど、油断は禁物。これは難易度難しいであることを肝に銘じてプレイヤーも気合入れなおし。それにしても、桃缶、兄貴から絶対に離れない辺り、さすが。桃缶は怖いけど、兄貴はもっと怖いけど、今回はこちらも惇兄。兄貴のお祭り気分なんて、渋さで一喝してもらいます。
そうして、久々の侵攻戦~敵軍を火の海に沈めてやんぜ作戦~が、スタート。
開始直後から「この戦、貰ったぞ」と、やたら渋い惇兄。早速全軍を配置につかせます。この戦の目的は、敵の全拠点に火をつけること。りっくんの援護に沙摩カを、玉露の援護に王双を、そして惇兄の援護には閻圃をつけて、それぞれ敵拠点へ進撃開始。
惇兄が攻めるのは、お祭り男(=兄貴)がいる拠点。無双武将だろうと1対1なら、惇兄に分があります。敵兵をばっさばっさ斬り飛ばして、拠点へと向かう惇兄。そんな惇兄めがけて駆けてくる猫科の大型動物。どうやら、今回敵は虎使いを雇っている様子。だけど、この程度の虎の数、杏仁豆腐の野生の王国との戦の時に比べれば、屁でもない。経験は人を強くするのだ。とは言え、やっぱり猫パンチは面倒なので、先に虎使いをざくざくと始末して、虎ちゃん退散。怪我しないように帰るんだぞ。と、心で呼びかける、動物に優しい、漢の中の漢、惇兄。
そこに、お祭り男登場。大人しく拠点にいればいいものを、きっと、遠足前日の小学生並みにじっとしていられなかったんでしょう。「俺たちも負けずにあっばれるぜぇっ!」と、相変わらずうざい感じにテンションも高く、突っ込んでくるお祭り男。しかしこちらは、秘めた闘志は熱くても、行動はクールで渋い惇兄。滑り込んできたところを上手に交わして、斬りとばす。さすが惇兄。かっこよすぎる。
ガキンガキンと刀を鳴らしつつ、互いにひたすら斬りあう惇兄とお祭り男。いい具合にお祭り男のHPが減ってきたところで、つばぜり合いに勝った惇兄、「失せろ!」と一言、無双をお見舞い。全部綺麗にHITして、お祭り男は見事に肉まんに変身。さすがである。
お祭り男を片付けて、惇兄が閻圃を連れて拠点に入ったとほぼ同時に、りっくん&沙摩カペアから苦戦メッセージ。「策もつきました」って、いやいや、りっくん。まだ放火してないでしょうが、あんた。頑張んな。そして、閻圃。あんたも早く放火しろ、待ってんぞ、惇兄(※プレイヤーが操作してる武将は戦闘技能が使えません)。と、思いつつ、かなり必死になって、虎使いと拠点兵長達と戦うこと数分。来たよ、来ました、桃缶登場。よくも甘寧様を肉まんにしてくれたわね! 許さないから!と、ばかりに襲い掛かってくる桃缶。自分のエディ武将ながら、この女、本当怖い。でも残念だったな、桃缶。お前の動きはお祭り男と全く同じ。言わばお祭り男のコピー。さっき本物のお祭り男と戦った惇兄にはお前の動きは全部読めてんだよ。とか思ったのも束の間、桃缶のチャージ攻撃に捕まってしまう惇兄。ごめん、惇兄、プレイヤーがへたれなばっかりに。しかし、玉露よりも硬い惇兄は、これくらいじゃまだ倒れないぜ。自軍の槍兵が桃缶を攻撃し、桃缶が怯んだ隙に形勢逆転。チャージ普通攻撃チャージ。そして無双でとどめだ、肉まんになりやがれ!と、思ったら、とどめの無双の手前で猫パンチを食らって失敗。HPが真っ赤だった桃缶は逃亡。追おうとするものの、また虎に邪魔されて、桃缶を見失ってしまった。ちくしょう虎使いめ。刀の錆にしてくれる。と、虎使いに襲い掛かる惇兄。虎使い(←多分飼い主)を守ろうと必死で猫パンチしてくる虎。なんだか、胸が痛いわ。だが、斬る。←鬼。
そうこうしてるうちに、聞こえてきました。「今よ! 火を放つのよ!」BY玉露。あの娘は本当に期待を裏切らない。まずは敵の補給拠点に放火成功。けけけけ。さあ、次はこっちの番よ、閻圃。早く火をつけるんだ! りっくん&沙摩カも早く放火しろ!と、思ったら、りっくん&沙摩カ、放火することなく拠点制圧。チッ。まあいい。まだ拠点は沢山ある。閻圃も閻圃で、まったく放火する気配もみせず、ひたすら真面目に戦って、惇兄達も放火なしで拠点制圧。次の拠点で、韓当&桃缶相手に大苦戦するも、ゴリ押しで何とかぎりぎりセーフ勝利。拠点兵長にざくざく斬られながらも、ばさばさ斬り飛ばして、プレイヤーはもう、完全に本気モードで操作に集中。閻圃、頼む。火を、火をつけてくれ。その願いがちょっと捩れて天に通じたのか、別の拠点でりっくんが「拠点に火を! 今こそ火計を使うのです!」と、戦闘技能を発動。よし! よくやった、りくそん!とおっさんの真似をして、りっくんを褒めるプレイヤー。これで、拠点放火2つ成功。と思ったら続けざまに、玉露とペアを組んでいる王双が、またまた別の拠点で放火成功。これで、本陣を除く7つの敵拠点のうち3つ放火済み。えらいえらい、みんなチョーえらい。後は、惇兄と閻圃ペアのみ。つーか、閻圃、早く火! 惇兄のHPはもう限界よッ!
しかし、その後も閻圃は延々(←駄洒落じゃないよ)と、戦闘技能を発動させない。ちくしょう。でも、『大火計』は敵本陣にて使うと決めているから、使えない。ひたすら惇兄の力押しで、辛うじて拠点を制圧していく。オラオラオラオラァッ!と、やたらテンションの高いお祭り男に殺されそうになりながらも、大嫌いな『牛歩』をかけられて、危うく金環三結に討ち取られそうになりながらも、必死で敵本陣を目指して拠点を潰す。そして、プレイヤーははたと気づいた。いつのまにやら敵の再出撃回数が0になっていることに……。え? と、一瞬固まり、恐る恐る情報画面で確認すれば、もう敵武将は誰もいない………。
NOOOOOO!!!!!! <(◎"д"◎)>
だめなの、それじゃだめなの! 本陣に敵将(出来たらお祭り男か桃缶が望ましい)がいる状態で、大火計を使いたかったの! そこに意味があったの! なんで再出撃回数が0になるまで武将討ち取っちゃったの、バカアアア!! 自分のバカアアア!! お前なんか、だいっきらいだああああ!!!!
その後、激しい虚しさに見舞われ一気に虚脱しつつも、惇兄は無事生きて、敵本陣までのぼりつめ、戦場策『大火計』を使うことなく、そして閻圃も一度たりとも戦闘技能を発動することなく、集まってきた玉露達と一緒に、見事に敵本陣を制圧して、勝利を勝ち取りました………。いや、いいんだけどね。勝ったんだし。はは。………自分の計画性のなさが恨めしい。ちきしょう……。
そして今回の戦の戦利品。
お祭り男と桃缶。
桃缶、あんた……。そこまでして兄貴と一緒にいたいの……。ほろり。
とてもじゃないけど、2人を引き離せなかった玉露は、残金が180になることも厭わず、2人一緒に、茶国にお持ち帰りしました。今日から茶国は、毎日がお祭りです。賑やかを通り越して、うるさそうです。
作戦失敗に対する心のダメージ:∞。
桃缶の兄貴への一途な愛:PRICELESS。