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お家でベトナム料理が食べたい!

日本にある材料で簡単に作れるベトナム料理のレシピを、在日10年のベトナム人が紹介します。

帰省中につき・・・orz

2007-03-16 20:26:32 | Weblog
 せっかくYahooに登録されたというのに、ただいまベトナム帰省中につき、新しい記事がUPできません!

 現地のPCで日本語が扱えないため、4月12日まで更新をお休みいたします。戻ったらまた頑張りますので、どうぞお楽しみに・・・

ベトナムのTET(II)

2007-03-16 13:19:11 | Weblog
ベトナムのTET(II)

・5種の果物

 TETのお供えで一番大切なものは五種の果物です。ベトナムは農業の国であり、この習慣は農家から始まったものなので、今でも非常に大切な習慣です。

 五種の果物は五行星と呼ばれ、火、水、木、金、土に対して供える意味があります。元々は五種の穀物でしたが、代々受け継がれるにつれ、代わりに五種の果物に変化し、五種から十種以上になり、地方によって果類も変わります。北部では五種の果物の中に絶対青いバナナを入れますが、南部でバナナを使ったら、新年は一年中悪いことをして社会から逃げなければならないという意味なので、大変です!その他、オレンジを入れたら一年中我慢することが必要という意味なので、南部人は、オレンジもお正月の五種の果物に入れません。これら北部と南部の差は、それぞれの言葉の発音の違いによるものです。例えば:バナナは北部で「chuoi」と発音しますが、南では「chui」と言います。そして、「chui」は「逃げる」や「隠す」という意味になります。でも、私は個人的に、気候の差も影響しているのではないかと思います。五種の果物はお仏壇でお正月中ずっと飾ります。北部でお正月は一番寒い時期なので、青いバナナが長持ちします。一方に南部では一年中暑いので、青いバナナを使ってもすぐに臭くなるからです。
 
 5種の果物盆を作る規則もあります。硬くて重いものは下に置く。軽くて、色は明るい種類は上に乗せる。形も塔のような形に決まっています。伝統を厳しく守る人は、五種の果物盆なら絶対5種類しか入れません。逆に現代では、若者達は五種の果物盆を作る時に、できるだけ大きく盛り付ければ、来年は幸福がたくさん来ると信じています。昔、穀物を使っていたと書きましたが、今ではベトナムの典型的な果物を供え、さらに輸入品の果物を使うことも珍しくありません。どんな果物を使っても、何種類入れても、仕事の神様と先祖に感謝し、五種の果物盆を供える意味は代々全く変わっていません。

TETについて(2)

2007-03-05 23:59:18 | Weblog
TET(2)

家を飾る
竈神の日のあとで、皆家を掃除し、飾りをはじめます。TETでは、ベトナム人は非常に多くの花を使います。そのため、12月中旬から花の市場が開けます。市場である決まった道路がTETの時期だけ、花の市場になるのです。花市に行って、花を買う人がいますが、ただTETの気分を感じたい人も多くいます。そこに、正月的な雰囲気があると考えるからです。花の市場では、花を売るだけではなく、鳥、金魚、懐かしいおもちゃなどが売られています。南部の人は、TETによく金柑や黄梅を使う一方、北部の人は桃の花や金柑がないと、家に正月が来ないと思っています。TETの1~2ヶ月前花畑に行き、まだ青い金柑を選び、木を予約しておく人もいます。竈神の日ごろ、花畑の主人が予約しておいた金柑を家まで運んで、鉢に入れてくれてから、お正月が始まります。桃と梅の花は長く飾れるので、お正月の2,3日前に買います。ベトナム人は、お正月しか桃の花を飾りません。桃の花は濃いピンクから、薄いピンク、一重から、八重まで人々の趣味によっていろいろあります。お線香の香と桃の花の香、大きな四角いちまき、玄関先に残った薄いピンク色の爆竹の燃えかすを見ると、人々はベトナムのTETを実感するのです。

はじめまして

2007-02-03 23:29:33 | Weblog
 はじめまして。
最近、健康志向や東南アジアブームに乗って、ベトナム料理への注目度がUPしています。
長いこと日本で生活している私が、日本で手に入れられる材料を使った、簡単なベトナム料理のレシピを紹介していこうと思います。
リクエストなんかもあればどんどん受け付けます!ので、気軽にメール・書き込みおねがいします!!!

(画像は某ベトナム料理店が「日本で当店しか食べられない」と言っていたバィン・クォンです。みなさんでも作れますよ~~。)