ジブチのじぶんち

☆未知の世界、ジブチでの生活☆

進歩

2011-02-12 | 日記
今日は久々にファルドゥサ・フズィア・私の3人が揃いました。
なんとなく嬉しいもんです♪

ずっと考えていたことを、ファルドゥサに提案。
ノートに絵を描いて、
「ここに座ってる子は黒板が見にくいから
 机の向きを変えて、座る位置をこうしたらどう?」
「ここにかばんを置いてると踏んじゃって汚いでしょ。
 だから例えばこっちとかに置いたらどうかな」と。

教師経験もあり、ずっと年上のファルドゥサ。
プライドがあるから、今まで私が何か言おうとしても
全然聞いてもらえなかったけど
今回は実にすんなりと
「それいいじゃない。できたら明日から変えましょう。
 インシャアッラー」
ま、この「インシャアッラー」がミソなんだけどね。
きっと明日には変わらない。
でも「それいいじゃない」って言葉がもらえただけでも
ずいぶん進歩です☆

今度のvacanceで首都に上がったら
お部屋改造やあそびに使えそうなグッズを探してみたいと思います。
こんなふうに~って目で見た方がわかりやすいしね!!



「順番を待つ」。
これはなかなか難しい課題。

今日はフズィアが声かけを手伝ってくれて
手洗いの時はとっても上手に並ぶことができました。
一番下手くそだったのは、授業がなくて幼稚園に来ていた
小学2年生のお姉ちゃん。
我先に・・・と。
これは大人も一緒だからね。

あそびの中でもちょっとずつ順番を待つ練習。
子どもたちが大好きなくすぐりあそび。
当初は「わたしもやって~」とみんなが押し寄せてきて
結局危険なので中止になることがしばしば起こっていました。
何度も何度もやる中で
「ひとりずつだからね」
「ちょっと待って。○○ちゃんの次ね」などの声かけで
少しずつ納得して待てるようになってきました。

今日は「あたしが!!」っていつも怒ってるカドラが
ちゃ~んと待ってる姿に感動でした☆
毎日の繰り返しの中で、自然と身につくようになるといいな♪


今日はもう一つ嬉しいことが。

なぜか号泣しているイド。
「どうしたの??」ときくと、
「○○くん・・・」とだけ答えます。
すると、それを見ていたアミンがやってきて
「どうしたの?」「そうか、それがいやだったんだね」
「サチ、こういうことがあったらしい」
「○○くん、それはよくないよ」
と、私がソマリ語をあんまり話せないのを知っているから
間に入って助けてくれました。
彼が話す言葉もソマリ語だけど、
ちゃんとジェスチャーもつけてわかりやすく。
助かったよ、アミン。
アミンのおかげで、イドもすっかり笑顔を取り戻しました。
アミンが助けてくれなかったら
そばにいることしかできなかったかもしれない。

あぁ~、ソマリ語勉強しないと!!