ジブチのじぶんち

☆未知の世界、ジブチでの生活☆

ハプニング!!

2010-11-13 | 日記
11月11日。
今日は冷蔵庫やガスコンロなど生活用品を
アリサビエ&ディキルに運搬の日です。
隊員がいつもお世話になっている農業省の人(タバちゃん)が
トラックを出したりして手伝ってくれました。

先輩隊員もついてきてくれて、まずはアリサビエへ。
運転手と私と先輩隊員とタバちゃん(←Bigサイズ!!)の計4人が座ります。
とにかく狭くてギアチェンジの度に太ももにゴンゴンあたります。
そして、ずっとパワーがないなぁ~って思ってたトラックが
アリサビエまであと1kmまできたところで、とうとうストップ!!

トラックの前側をパカッとあけて、修理します。
自動車整備の先輩隊員もビックリの汚さ。
でも、ジブチのステキなところは、
通りすがりのバイクのお兄ちゃんが自分の持っている工具を貸してくれたり
知り合いに電話をするとすぐに工具を持って駆けつけてくれたり。
みんな、とっても親切です☆
30分以上格闘した末、何とか動くように。
ジブチを出発してから4時間くらいたっていました。

アリサビエに荷物を下ろすとすぐにディキルに出発。
そして、またもやディキルに入る直前でストップ!!
何とかご機嫌を伺いながら家まで到着して荷物を下ろし、
またすぐに出発・・・・と思ったら、
家から100mほどのところでストップ。
また前をパッカリあけて修理し、何とか出発。
私は猛烈な眠気に襲われてウトウト。
タバちゃんが「ここで寝ていいよ」とフカフカの体を差し出してくれました(笑)

車のご機嫌を伺いながら進んでいたら、
今度は「グランバラ」という砂漠のど真ん中でストップ!!

まだかな~って待っていたら、タバちゃんが通りすがりの車を止めて
「君はこれに乗って先に帰りなさい」と、車に押し込まれちゃいました。
“この人たち誰?”と思いながらも、
おしりを半分ずらして席を譲りながら
たくさん話しかけてくれる人たちに大感謝!!
途中、トラックの横転現場に遭遇。
とっさにその車の人たちは車のエンジンを切ったり
血だらけの運転手に声をかけたり
ナンバーをメモしたり救急車を呼んだり・・・
迅速な対応のあと「やるだけのことはやった」と
他の集まってきた人たちにまかせ、ジブチに向け出発。
結局乗せてもらった車は、タバちゃんのサッカー仲間の車でした。
親切な人たちのおかげで、ようやく事務所に到着☆

タバちゃんと先輩隊員はというと、
何とか動くようになって砂漠から脱出したものの
山の坂道が登り切れず、トラックは捨てて
別の車を拾って無事帰ってきてくれました!

実は今日は11月生まれの隊員の誕生日会♪
サプライズで開かれ、クイズあり・冒険あり・落書き大会ありで
みんなお酒も入って大盛り上がり!!

朝から晩までいろ~んな経験をした一日でした☆

Vacance

2010-11-10 | 日記
アリサビエ生活9日目。
午前中の仕事が終わり、校長先生の家で昼ご飯をいただいたあと、
いざ、ジブチへ出発です。
ジブチの教育システムでは、6週間が1ピリオド。
5週間の勉強のあと1週間のヴァカンスがあります。
今回はジブチのお祭りともかぶり、
合計10日のヴァカンスです☆

家具や電化製品など生活用品が全然ないので、
上京して身の回りのものをそろえます。

ジブチ市内では毎日バスに乗っていたけど
アリサビエから乗るのは初めて!!
校長先生も
「ムナが今度ジブチに行くから一緒に行ったらどうだい」
「一人でバスに乗れるのかい?」
「どこで降りるかわかっているかい?」
「お金はいくら払うかわかっているかい?」
と、心配しきり。

バスターミナルの場所を通りすがりのお兄ちゃんに尋ねると
「案内するよ」と、連れて行ってくれて無事乗車。
校長先生は「日本みたいに決まった時間はなくて
人がいっぱいになったら出発するんだ」と言ってたけど
結局30分ほど待ってちょうど3時に出発。
2時間ほどバスに揺られ、あと2つバスを乗り継いで
とうとう事務所にに到着。

やっぱりジブチは暑かった。
アリサビエは標高が高いため、
ジブチよりもずいぶん涼しいです。
夜はけっこう冷えて、毎日貯め水での水浴びは
ガタガタ震えるくらいです。
寝るときは靴下はいて、長袖・長ズボンで寝ても
夜中に何度も目が覚めてしまうくらい。
ジブチのシャワーの温かさに、幸せを感じました(笑)

いきなり

2010-11-10 | 日記
11月6日(土)
保育3日目。
先日できなかった「運動」をクラス全員ですることに。
「あなた、この前読んだからだいたいわかるわよね」
とか言われながら、初めて一人で進めることに。
もちろん、そばでフズィアがフォローしてくれますが。
校庭に出てみんなで腕を上に上げたりおろしたり。
ほぼジェスチャーと「コムサ!(このように)」で
何とかやってみましたが、これは何を目的にやっているものなのか
きちんと理解するまでには至っていないため、「これでいいのか?」と疑問が残ります。

途中でフズィアが体調不良で病院へ行くため早退し、
さらに「forme(形)」の勉強も進めることに。
「これはなに?」「これは三角」「これは四角(正方形)」と
私のつたないフランス語と、ナガットのソマリ語でのフォローで
何とか進めていきます。
フランス語での名称と、△□の書き方を勉強します。

どのように授業(?)を進めていくか事細かに決められているため、
ジブチ式のやり方を覚えるまでに、もう少し時間が必要です。

キャラバンinアリサビエ

2010-11-10 | 日記
11月5日(金)
今日は私の勤める学校でイベントを行いました。
「ジブチに住む人々と隊員が一緒に楽しい時間を過ごすことで親睦・相互理解を図る」
というテーマで、今までにジブチ市内で2回行われてきたイベントの第3回目です。
私の配属に合わせて計画してくれていて、
校長先生もかなり力を入れて準備してくれていました。
本当は、何人かの隊員が前日入りする予定が
運転手が来ないという、ジブチらしい事態で
急遽当日の早朝に来ることに。
皆さん早起きして、遠いアリサビエまで来てくれました。

プログラムとしては、ソーラン節を踊ったり
自衛隊の人が剣道や日本拳法の型を見せてくれたり
クイズや書道など子どもたちと一緒に遊ぶ遊びをいくつか用意して交流しました。

当初は5年生だけを対象にしていたものの、
たくさん来てくれて、できる限り一緒に遊んだりして楽しみました。

先生たちも休みを返上してお手伝いしてくれました。
イボという先生は、「ソマリの伝統衣装を着るといいわ」といって
貸してくれようとしましたが、
残念ながら小学生用のため、着ることができず・・・
アクセサリー類だけ貸してもらいました。
子どもたちも数名ソマリの伝統衣装を着て参加してくれました。

イベントの最後には校長先生から直々に生徒たちに
私の紹介もしてくれて、とてもとてもありがたかったです。

キャラバンが終了して、アリサビエ唯一の(?)レストランで
みんなで食事をしました。
そしてみんなが帰る時間に。
一人残るのはものすごく寂しいもんです(涙)

初めての休日

2010-11-10 | 日記
11月4日(木)
今日は幼稚園はお休み。
何度も拭いてようやくキレイになりかけてきた床を
朝から再度お掃除。
やっと全部拭き終わったと思ったら、
水と一緒にぞうきんまでトイレに流してしまって大ショック。
さらに、ため水のために引いてきたホースから水が漏れて
家中水浸しになった上、
様子を見に来た校長先生が土足で入ってきて
もぉぉぉぉぉぉ、いいや。ってなりました(涙)

今日は休日出勤して、お部屋の装飾です。
ジブチの幼稚園は毎週木曜日と金曜日がお休みです。(小学校は金曜日のみ)
土曜日から水曜日の7:30~11:30までが保育時間。
朝の会のようなものや、お勉強の時間、レクレーションの時間、造形の時間・・・
毎日することが決まっています。

2日(火)は初日ということで、ほぼ見学。
校庭での自由遊びの時間は、子どもたちと思いっきり走り回りました♪
3日(水)は、「あなたとナガット(補助員?)で
クラスの半分の子どもたちの、この授業を担当してね」
といきなり言われ、あわてて辞書を片手にカリキュラム(?)を解読。
でも、inspectrice préscolaire(就学前教育の視察官)が来ることになり、
予定は大幅に変更。
よかった~!!!

担任のフズィアが妊娠6ヵ月でもうすぐ産休にはいるということもあって、
マンパワーとして求められていることをひしひしと感じます。
でも、ソマリ語しかわからない(フランス語勉強中)の子どもたちの保育は、
今の私には到底難しい話であって・・・
これからどうなることやら(笑)

家の方は今日、やっと門の扉がつきました。
そして、庭師が来て突然庭も出現。
来て4日目ですが、未だ水道は通っておらず、冷蔵庫もない状態なので、
毎日校長先生や他の先生の家を渡り歩いてご飯をいただいています。

校長先生はホントに優しくて、
「自分で料理をするなら、疲れたときはいつでもウチでご飯を食べなさい」
と言ってくれます。
すごく優しくて、常に気を遣ってくれてるから、
校長先生が疲れてしまわないか心配。
早く自立した生活が送れるといいなぁ~。