終了いたしました。どうもありがとうございました。
作家、布谷文明(ぬのやふみあき)の今回の制作は、自身で撮影したデジタル写真を元に、
鉛筆で紙に描いている。写真を元としているからこそ、その写真で捉えた構図、光の濃淡さも含めた
質感や空気感を、可能な限り丁寧に緻密に再現しようと描いている。
制作に向き合う作家の独特な雰囲気と、定石の描写技法に頼らない姿勢により、
写真を鉛筆で〝現像〟している…。そんな作業、作品に観ているこちらは思えてくる。いわゆる写真の様な絵画(鉛筆画)と違い、写真を鉛筆で〝現像〟していることで、より作家の感受性だけがはっきりとストレートに浮かび上がっている。
作家は人でありプリンターのように機械ではない。人の素直さが生み出す微妙な揺らぎや曖昧さ、
そんな当たり前なことを改めて気付かされる、この現代にふさわしい展覧会にもなっている。
使用規約(20.2.7 更新)
2012年12月オープン
〈 つぎのカーブ Blogのブログ 〉
●〝実験的絵画制作『感想戦』をYouTubeで公開!〟(22.3.27 更新)
●〝ちょっと見上げる展示スペース〟(22.2.6更新)
●〝10年目〟(21.12.16更新)
作家、布谷文明(ぬのやふみあき)の今回の制作は、自身で撮影したデジタル写真を元に、
鉛筆で紙に描いている。写真を元としているからこそ、その写真で捉えた構図、光の濃淡さも含めた
質感や空気感を、可能な限り丁寧に緻密に再現しようと描いている。
制作に向き合う作家の独特な雰囲気と、定石の描写技法に頼らない姿勢により、
写真を鉛筆で〝現像〟している…。そんな作業、作品に観ているこちらは思えてくる。いわゆる写真の様な絵画(鉛筆画)と違い、写真を鉛筆で〝現像〟していることで、より作家の感受性だけがはっきりとストレートに浮かび上がっている。
作家は人でありプリンターのように機械ではない。人の素直さが生み出す微妙な揺らぎや曖昧さ、
そんな当たり前なことを改めて気付かされる、この現代にふさわしい展覧会にもなっている。
2022.5 つぎのカーブ
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