6月16日土曜日。
今日は午前中の通院のあと、奥さんと渋谷のシアターコクーンに勘三郎さんの歌舞伎で三人吉三(さんにんよしぞうではない。。。)を見に行った。
自分にとっては初めての歌舞伎だったが、コクーン歌舞伎は斬新な現代歌舞伎といった感じで、若者にも大変人気がある。
奥さんが大道具として裏方で働いているので、なんとか補助席を確保できたのである。同じ演出の舞台は二度と見られないだろう。次回は、また数年後にパワーアップして戻ってくるかもしれないが。。。
さて、歌舞伎の後、両国のちゃんこ鍋屋で夕食を食べ、自宅に戻ったのは23時頃であった。
いつのもように鍵をあけ、ドアを開けた。
・・・・・
シマの出迎えがない。
・・・・・
どっかで倒れているのか???
家中を2人で探しても見つからない。
やがて、シマがいつも日向ぼっこをしている窓の網戸が少し開いているのに気がついた。まさにネコ一匹がようやく通り抜けることができそうな隙間であった。
ここから、外に出て行ってしまったに違いなかった。逃げたわけではないと思う。
ちょっとした好奇心か、我々を探しに外に出たのかも知れない。
とにかく、家中の懐中電灯を持って、外に飛び出て探した。2時間くらい近所を探した。しかし、いくら探しても見つからなかった。今日、自宅を出たのは昼前だったから、我々の外出後、すぐにシマが出て行ったのであれば、もう10時間以上も経っている。目が不自由だし、体力もあまりない。高い塀にも登れるわけがない。
イヌやカラスに襲われては上手く逃げることもできないだろう。近所には狸も出没する。
一体、どこに消えてしまったのか?
誰かに拾われるほど可愛らしくもないし。
行動範囲がそれほど広いわけもない。
床下なども我がアパートにはない。
隠れそうなところは全て探した。何回も。
結局、シマは出てこなかった。
そこで、迷子チラシを大量に作成して、近所中の電信柱に貼り付けようと決めた。とにかく勝負は今日明日であることは分かっていた。長引けば、イヌやカラスに襲われる、薬が切れる、交通事故にも遭う危険性がある。
さて、プリンターがなかったので、タクシーで最寄のドンキホーテに行き、キャノンのピクサスを買ってきた。ドンキホーテ偉いっ!
帰りもタクシーで帰宅。
早速、イラストレーターで、シマの特徴が出ている写真を2枚貼り付け、飼い主の名前と携帯電話を書き、「迷い猫を探しています!」と大きく書き、「ネコ3歳・メス・サバトラ・体重3キロ・眼が不自由・腎不全のため毎日の投薬が必要」などとコメントを載せ、50部ほど印刷した。(あとでそのチラシをお見せします。)
奥さんが、出来た分から電信柱に貼り付けに行った。ぼくは、ご近所のポストへの投函用のものも少し刷り増ししたかったので、しばらく家で作業を続けていた。
5分もしないうちに、奥さんが帰ってきた音がした。おおかた、ガムテープでも切らせたのだろう。
ふと、彼女のほうを見ると、その腕の中にはシマがいた・・・
なんで!?
結果オーライだけど、なんでそこにいるの!?!?!?!
奥さん曰く、
チラシを持って、どこに貼り付けようかと物色してるときに、ふと上を見上げるとシマが階段を下りてきたのだと。
は?
うちは2階立てのアパートの2階の一番奥にある。つまり、ドアを開けて、アパートの入り口までにちょっとした廊下を歩くことになるのである。
つまりつまり、こういうことになる。
奥さんがドアを開けて階下に向かうときには、シマがどこからか現れて、奥さんのあとを例のネコ特有の音のしない足で追いかけてきていたことになるのだ。
えぇぇぇぇー!
どこから湧いて出てきたというのか?
もはや、シマしか分からないことなのではあるが。
翌日は、早速、シャワーで全身を洗った。
ノミがついていないといいのだが。
しかし、この大量のチラシはどうする。。。まあ、捨てますけど。
記念に一枚だけ保管しておこうっと。
本気で作ったのに。
無事に帰ってきたから良いのだけれど。
なんか釈然としないぞ。
ま、いっか。
でも、本当にどこに行っていたの?シマ坊。。。
今日は午前中の通院のあと、奥さんと渋谷のシアターコクーンに勘三郎さんの歌舞伎で三人吉三(さんにんよしぞうではない。。。)を見に行った。
自分にとっては初めての歌舞伎だったが、コクーン歌舞伎は斬新な現代歌舞伎といった感じで、若者にも大変人気がある。
奥さんが大道具として裏方で働いているので、なんとか補助席を確保できたのである。同じ演出の舞台は二度と見られないだろう。次回は、また数年後にパワーアップして戻ってくるかもしれないが。。。
さて、歌舞伎の後、両国のちゃんこ鍋屋で夕食を食べ、自宅に戻ったのは23時頃であった。
いつのもように鍵をあけ、ドアを開けた。
・・・・・
シマの出迎えがない。
・・・・・
どっかで倒れているのか???
家中を2人で探しても見つからない。
やがて、シマがいつも日向ぼっこをしている窓の網戸が少し開いているのに気がついた。まさにネコ一匹がようやく通り抜けることができそうな隙間であった。
ここから、外に出て行ってしまったに違いなかった。逃げたわけではないと思う。
ちょっとした好奇心か、我々を探しに外に出たのかも知れない。
とにかく、家中の懐中電灯を持って、外に飛び出て探した。2時間くらい近所を探した。しかし、いくら探しても見つからなかった。今日、自宅を出たのは昼前だったから、我々の外出後、すぐにシマが出て行ったのであれば、もう10時間以上も経っている。目が不自由だし、体力もあまりない。高い塀にも登れるわけがない。
イヌやカラスに襲われては上手く逃げることもできないだろう。近所には狸も出没する。
一体、どこに消えてしまったのか?
誰かに拾われるほど可愛らしくもないし。
行動範囲がそれほど広いわけもない。
床下なども我がアパートにはない。
隠れそうなところは全て探した。何回も。
結局、シマは出てこなかった。
そこで、迷子チラシを大量に作成して、近所中の電信柱に貼り付けようと決めた。とにかく勝負は今日明日であることは分かっていた。長引けば、イヌやカラスに襲われる、薬が切れる、交通事故にも遭う危険性がある。
さて、プリンターがなかったので、タクシーで最寄のドンキホーテに行き、キャノンのピクサスを買ってきた。ドンキホーテ偉いっ!
帰りもタクシーで帰宅。
早速、イラストレーターで、シマの特徴が出ている写真を2枚貼り付け、飼い主の名前と携帯電話を書き、「迷い猫を探しています!」と大きく書き、「ネコ3歳・メス・サバトラ・体重3キロ・眼が不自由・腎不全のため毎日の投薬が必要」などとコメントを載せ、50部ほど印刷した。(あとでそのチラシをお見せします。)
奥さんが、出来た分から電信柱に貼り付けに行った。ぼくは、ご近所のポストへの投函用のものも少し刷り増ししたかったので、しばらく家で作業を続けていた。
5分もしないうちに、奥さんが帰ってきた音がした。おおかた、ガムテープでも切らせたのだろう。
ふと、彼女のほうを見ると、その腕の中にはシマがいた・・・
なんで!?
結果オーライだけど、なんでそこにいるの!?!?!?!
奥さん曰く、
チラシを持って、どこに貼り付けようかと物色してるときに、ふと上を見上げるとシマが階段を下りてきたのだと。
は?
うちは2階立てのアパートの2階の一番奥にある。つまり、ドアを開けて、アパートの入り口までにちょっとした廊下を歩くことになるのである。
つまりつまり、こういうことになる。
奥さんがドアを開けて階下に向かうときには、シマがどこからか現れて、奥さんのあとを例のネコ特有の音のしない足で追いかけてきていたことになるのだ。
えぇぇぇぇー!
どこから湧いて出てきたというのか?
もはや、シマしか分からないことなのではあるが。
翌日は、早速、シャワーで全身を洗った。
ノミがついていないといいのだが。
しかし、この大量のチラシはどうする。。。まあ、捨てますけど。
記念に一枚だけ保管しておこうっと。
本気で作ったのに。
無事に帰ってきたから良いのだけれど。
なんか釈然としないぞ。
ま、いっか。
でも、本当にどこに行っていたの?シマ坊。。。