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米Mスタンレー、自己勘定取引部門をスピンオフさせる可能性=NYT

2010-11-13 08:11:44 | 日記
 [12日 ロイター] 米モルガン・スタンレー<MS.N>が、米金融規制改革法(ドッド・フランク法)を視野に入れ、プロセス・ドリブン・トレーディング(PDT)と呼ばれる自己勘定取引部門をスピンオフ(分離・独立)させる可能性がある。ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が報じた。

 同紙によると、Mスタンレーは、同部門を統括するピーター・マラー氏とスピンオフをめぐる協議を進めている。スピンオフ後も、同部門はMスタンレーが有するリソースへのアクセスが可能という。

 スピンオフをめぐる協議は、金融規制改革法が成立したことを受け加速したという。

 また、NYTは関係筋の情報として、協議では同部門をモルガン・スタンレー・アセット・マネジメントの傘下に置く選択肢についても検討されたと伝えた。しかし、現段階でその可能性は低いという。

 現時点で、Mスタンレーからのコメントは得られていない。

 (INVESTMENTVIEWS)

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