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清州(須?)会議に思う、現代に通じる『豊臣秀吉』の研究

2013年11月02日 | 歴史
日本人なら誰でも知っている戦国武将『豊臣秀吉
来週、三谷幸喜監督による映画『清須会議』も上映が始まります

この豊臣秀吉ですが、一般の人で「彼がなぜ一平民から天下人になったのか?」を研究する人は意外と少ないと思う。
もちろん、教科書やテレビドラマ等を通してなんとなく知っている人はたくさんいるし、’戦術に長けていたんでしょ’とか、’戦で多くの手柄を立てたから’や、’織田信長に仕えて気に入られたから’・・・など表面的な事実はよ~く知っていると思う
それで、
「現代は戦なんてないし」「時代が違いすぎる」と感じて、あまり詳しく知ろうとしないのだと思う。
しかし、
よく調べてみると、現代でも十分通じる処世術がたくさんあるのだ

それを一つ一つ詳しく述べていたら、一冊の本になってしまうくらいなので割愛するが、一つ重要なことを記すとしたら、秀吉が(よく言われるように)「人たらし」だった、ということ。
その意味については、検索で調べていただくとして、これは十分に現代でも通じる。
それは簡単に言えば、「損得を考えないで、いかに相手の心を掴むか」だったと推察する

たとえば、
自分の責任では無いのに、上司から怒られた時、あなたならどうするだろうか?
抵抗して理路整然と反論する、だろうか?それとも、その場は謝るがフテ腐れる、だろうか?
秀吉だったら、
何も言わず即座に謝り一瞬で事を片付ける、であろう。
それは、その件での自分の損を嘆くのではなく、上司の心を掴むためだ。もしそのあとに事実が把握できなければ、その上司は単に間抜けな人間なだけなのである。

こんな風に、いろいろなエピソードや資料、手紙などから研究すると、一平民『秀吉(藤吉郎の頃か)』の人間性が見えてくる。

ありとあらゆる手法を使っても、人に好かれ、人を動かす力を身につけた人間は現代でも学歴等にあまり関係なく出世していくものだろう。



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