歌舞伎を観た

先月だが、歌舞伎を観た
私の人生で2回目である
『義経千本桜』
というのも、
たまに都民向けに広報で半額券の案内があり、それに応募し抽選で手に入れたからだ
従って、通常15000円の観劇券が送料含め8000円で入手し、見ることができた
新しい歌舞伎座にも入りたかったし、ラッキーだった

11時からの第一部を見るためイヤホンガイドをオーダーして、中に入った

大体、歌舞伎は若い人は少ないため、会場内は静かで異様な熱気もない
和服姿のおばさんや外人さんが多いという、普通のコンサートやライブとは趣を異にしている

演目の始まりと同時にイヤホンガイドをして歌舞伎を思い切り堪能した
席は2階の端であった
時代は源平の戦いの最中の話であるが、その時代のことを考えながら見ると意外と・・・と言っては失礼だが面白い
衣装は華やかで綺麗だし、話の展開もそれはそれは滑らかで洗練されている
さすが、何百年もの間の伝統芸だ
役者のことはよくわからんが、決めのポーズとか色々あるのだろう、そういう見せ場で満足するのも楽しみの一つである

しかしながら、難点を言うなら
特に初心者には、イヤホンガイドが欠かせず、言葉は何を言っているのかわからないので、まるでニューヨークのミュージカル並みの不可解さだ
ここはイヤホンガイドは必須である

あとは途中に休憩が入るが、どういう構成で演劇が成り立っているのか、いまいちよくわからないことだ
これは慣れれば問題ないのだろうが、休憩後の演目は一体何なのか、いまだにわからない

それと今回は半額だったし、席にもよるだろうが、歌舞伎の料金は高い
8000円ならまぁ満足だが

たまに観るには、ためにもなる歌舞伎。
またいつか観てみたいと思った