俺の備忘録

自分の個人的メモ帳。たまに心境を吐露する趣旨。

国債の利子返済が大変になるからといって金利を上げないのはバカだ

2022-01-10 17:10:34 | 我が闘争
円安が続いてるが日本政府としては120円以上になってもらったら
インフレになるから困るという事らしい。
それで国として為替介入でもして円高に誘導しようとするらしい。
しかし金利はあげたくない。というジレンマを抱えているようだ。
国の借金の利払いが大変になるから利上げできないというのは
おかしな現象だと思われる。
国民は2000兆円の金融資産があるはずで利子が上がればその収益
も増える。定期預金をどうせする日本人の預金の利子が上がれば、
1%で20兆円の利子収入になる。限界消費性向が0.8とすれば、
その経済効果は、1÷(1-0.8)=5
100兆円となるはずだ。つまり、利子が1%上がる事は、GDPが
100兆円増える事が期待できる。その膨れ上がったGDPから
税収の増加が期待できるのだから、利子があがって税収不足
から借金の返済が大変になると恐れるのは滑稽この上ない。
利子が上がる事の方が現実定期預金ばかりしている日本の景気を
あげる事ぐらい家庭の主婦でも分かりそうなものだ。
何を恐れているのか?これまで日銀は腐るほど国債を買い取り
いくらでも国債を日銀に保有させて支払う利子を大幅に減らす事が
可能であることを実証してきたではないか。仮に利子があがって
利払いが大変になるならば、もっと国債を日銀が買えばいい
だけの事だろう。
そろそろ野口悠紀雄が繰り返し指摘するように、円の価値を
高める事で、日本経済を立て直して行く方向性、可能性を
考えた方がよいのではないか。
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