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言わずに眠れぬ日々の事。

「スケT大作戦実施中?」

書店にて

2007年03月20日 | 本の事

本屋さんに行くと、やはり平積みのコーナーが目に付きますが、このコーナーでやたらと目立つのは、映画化・ドラマ化・アニメ化された原作本だ。

低迷する出版市場のなかで、映画やテレビで映像化された、書籍・コミックは良く売れているという。

映像として見たものを、今度は心理描写などを読むことで、深く知りたい・・と言うのが、買う側の心理といったところだろうか。

原作を読んで知っている人が映画を見ると、物足りなさを感じてしまうのも事実。

映像が先か、原作が先かは、どうでも良いことだが・・・。
多くの作品を知ると言うことは、良いことだと思う。
本であれ、映画であれ、テレビであれ、アニメやマンガであれ。

あなたも、近くの本屋さんでステキな作品を見つけて欲しい・・・。

良い作品を知る事は、あなたの心の財産となりえるのだから・・・。






お正月に読んだお薦め本

2007年01月12日 | 本の事

 ローマ人物語 15巻 ローマ世界の終焉 塩野七生著

一年一冊。とうとう十五年目の最終巻が発売されました。
アイネイアスがこのシリーズに出会えたのは三巻目からでした、以来塩野さんの本はほとんど読破しましたよ・・・。

ローマ人をとおして学んだことは多かった。
十年以上にわたり、素晴らしい作品を読むことができて本当に幸せでした。

塩野先生、ありがとう・ご苦労様でした。

ローマ人から学んだことを生かすことが出来れば・・・。
アイネイアスも、もうひとつ上へ成長が出来ると思います。

がんばります。










おすすめの一冊

2006年08月01日 | 本の事

「小説十八史略」 陳舜臣 (1~6巻)

古代中国から殷・周、そして秦・漢・三国時代をへて隋・唐・宋へと・・・。
三国志の登場人物は、400人弱。十八史略は、その十倍の人物が登場する。
まさしく、人間模様なのである。
登場人物の栄枯盛衰、これこそがこの本の魅力。
陳舜臣氏は、それをさらに分かり易く・読み易く小説化したのだ。
人のありかたや、人生について何か学びたい人にはうってっけの一冊です。

おすすめの一冊

2006年07月06日 | 本の事

アウトドアライフは終わらない  田渕義雄著

アウトドアライフブームの仕掛け人が自から仕掛けたその罠にはまって・・・
アウトドアライフの真意と嘘、その深い奥行きと運命、またカントリー・リビングの喜びと孤独と・・・。この本は寡黙な自然派作家、田渕義雄にしか書けない21世紀のための自然生活讃歌である。(本のトビラから抜粋)

著者の田渕義雄さんは、不思議な人である。
自然派作家であり、園芸家・薪ストーブ研究家・家具製作者、何冊かの著書・翻訳書を出されている。
私の好きな書き手の一人でもある。
さて、本の中身だが、アウトドアに関すること、田舎ぐらし、フライフィツシングなどを、第三者的な目で自分を見つめながら語られている、それはまるで親しい友人に語るように・・・。
彼の言葉を借りて語るなら・・・
アウトドアに、興味があるなら読んで見てはどうだろうか、アイネイアス君などは何度も読み返しして、何か考えるところがあったようだよ。
キミもこの本を持って涼しげな木陰で読んでみたまえ。




WALDEN 森の生活

2006年06月07日 | 本の事

160年ほど前の夏、28歳のソローはウォールデン湖のほとりに小屋を建て、思索と読書と畑仕事の生活をはじめた・・・。

                   ヘンリー・D・ソロー (1817-1862)

愛する自然の中で、小鳥や動物や魚たちとのシンプルな暮らしを求めた。
アメリカ・ナチュラリストのさきがけといえる人物である。
本書は、2年余の「森の生活」。生活記録であると同時に、深い思索の書であり、今もなお読みつがれる歴史的名著であります。

偏屈な人であり、変人であり、ある意味天然なのか・・・?
今でこそ「ナチュラリスト」でとーるかもしれないが、160年前だとかなりケムタイ人だったのでは? 私、こーゆー人、結構好きです。

今年は、この本を持ってあの山上湖にでもキャンプへ行きたいなぁ~。




おすすめの一冊

2006年05月17日 | 本の事

きみが住む星

この本は二人の才によって完成した芸術品である。

手紙風な詩を池澤夏樹氏。写真は、(色の魔術師)エルスン・ハート氏。

この本は、一級の詩集であり、一級の写真集でもある。

小生のごときが語るには憚られるが・・・。

あなたの、最愛の人と一緒に見て欲しい一冊です・・・。



おすすめの一冊

2006年05月11日 | 本の事

ローマ人物語 1~14巻まで発売中。(年一冊発刊)作者は塩野七生さん。
学校でローマ史を習わなかったので、この本を見たとき心ひかれるものがあり購入(10年以上前でしたけど・・・。)。
ロムレス・レムルス、ハンニバル、カエサル、アウグストウス、ネロ、カリギュラ、カラカラ、逸話でしか知らなかった人物を知る事が出来た。また、政治を学びたい人には格好の教材となり得るでしょう。
歴史好き、戦史好きには素晴らしい作品となり得るでしょうし、そうでない人にも学ぶべきことが多いこと受けあいですぞ・・・。

気になる人には是非おすすめです・・・。







リード or デッド

2006年05月05日 | 本の事

やぁ、久しぶりだね。
この間もらった手紙を、読み返して見ていたよ。相変らず字が綺麗で羨ましい限りだね。文章の方も君らしくて、とても良かったよ。
そうそう、この前くれた本とても好かったよ。若さの残る、荒削りの文章だけど夢や希望が沢山詰まっていて・・・。
選んでくれた君のセンスの良さを、正に感じる一冊だったと思うよ。
君も相変らず本を読んでいるんだねぇ。
僕かい? 僕も読んでいるよ、相変らずね。
本の無い生活なんて、ありえないだろう?
毎月、新書は沢山でるけどもイイ本ってなかなかないよねぇ。
あぁ~。もちろん、どの本も素晴らしいケド。マイフェブァリットって言うの?
そういうお気に入りってのが、なかなか見当たらなくて・・・。
最近は、古本や古書なんかもあさっているんだけども、結構面白いのがあるよ。
わっはは・・・。お互い積本が減らないワケだねぇ~・・・。
まぁ、行き着く所までいっちゃいましょうかねぇ、読み残したら棺桶に入れて貰えばいいもんねぇ・・・。
本の山に埋もれて死ぬのもイイかもって・・えっ!・・それはイヤ?・・・。
そっ、そうだねぇ、それって人としてどーかと思うよねぇ~。あは、あははは・・・。
えっ!、あっそう。うん、じゃあまたねぇ、うん、バイバイ・・・。

さてと、続きでもよもーかなぁ・・・。





おすすめの一冊

2006年04月25日 | 本の事

バッテリー 作者はあさのあつこさん。
題名どおりの野球小説。中学野球を題材とした児童文学なのだが、大人が読んでもじゅうぶんに楽しめます。近く映画化になるらしい。
少年たちの野球を通しての交流と友情を描いた作品です。野球を知らなくても取っ付き易いので大丈夫です。とても読みやすい作風なので、気に入ると思います。
今度の連休に読んでみてはいかがですか?

おすすめの一冊

2006年04月19日 | 本の事

戦争などの争いごとと恋愛ものは、人間としての感情が強くでる。

おいしいコーヒーのいれ方(シリーズ)、作者は村山由香さん。
年上で、しかも親戚の女性(血のつながりは無い)と、相思相愛となる主人公。なかなか進展しない二人。それを取り巻く周りの人々との関係を、やさしい時間が流れてゆく・・・。そんなお話です。
作者が、作品に込めた優しい気持ちをあなたにも・・・。

私に似合わぬ作品ですが、たまにはいいかも・・・。