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おじさんの信州日記

故郷へのリターンで田舎暮らし。
さてさてどんな生活が待っているやら。

湘南ナンバーは田舎者

2007-01-25 11:12:52 | Weblog

瑞泉寺の水仙 片倉さん撮影


突然おじさんの車の前に横の車線から青いトラックが飛び込んできて、思わずブレーキを踏む。本当に腹が立つ車だ。先ほどからこの青いトラックは、車線変更を何回も繰り返している。少しでも早く目的地に着きたいのだろうが、道路のこの混雑ではそんな事をしたって無駄だと言うのに。

毎朝車で通勤する国道134号線は、湘南の海沿いを走る。おじさんの通勤は、その国道がちょうど2車線になった茅ヶ崎から、2車線が終わる江ノ島を経て鎌倉に向かうコース。なにしろこの国道はこの頃混雑具合が激しく、いつも渋滞気味だ。どうもこの前信号を代えてから混雑が激しくなったような気がする。

なぜ信号を代えたかというと、この国道は片方が海で、逆方向の平塚方面に向かう車は左折する事が無く、全部が右折車のみだ。目的地に向かうには全員が右折しなくては着けないことになっている。だが対向車線も混雑しているので、なかなか右折できずに運転手がいらいらするのか、ちょっとの隙をついて右折してくる。だから危なくてしょうがない。

信号を交換、右折専用の信号が出来てから、対向車は信号が変わるまで右折できなくなったので事故は減った。だがそのおかげで反対車線の車は青信号の時間が減って、いつでも渋滞するようになったのである。それで今日のように無謀運転する車が増えた。

右の追い越し車線を走るおじさんの車の前はどうも年配の男のよう、後ろは女性でこの3人は落ち着いて車の流れに乗って走り、横の車線が開いてもけしてあせらずあくまで右の車線を走る。ところが先ほどのトラックは、ちょっとでも隣の車線が開くと横に出る。だがしばらくするとその車線も詰まってきて、結局前にいた車線の方が早くなるので、またあせって飛び込んでくることになるのだ。

先ほどから見ていると、このトラックはもう何回も車線を変え、いかにも早く行きそうだが、いつまで立ってもおじさんお視界の中にいる。危ない思いをしてまで少しでも早く目的地に着こうとしているが、結局その努力は無駄になっているのだ。

江ノ島の前まで行くと少しは道路もすいてきて、例の青いトラックはものすごいスピードで突っ走る。やがて道路は1車線になり、今まで競争していた車どうしも仲良く並んで走る。するとどういう訳か、おじさんの車の前にあの青いトラックがいる。ばかだな~、あんなに頑張って走ったのに、結局最初と位置関係が同じじゃないか。

国道134号線には、こんな危ない運転をする者が多い。それも殆どが若者ではなく、いい年をした親父だ。所詮湘南ナンバーを付けた車はみな田舎者、それに比べて横浜ナンバーを付けた車はおとなしくて親切だ。やっぱり都会に住む人の方が大人なのかもしれない。


ジョーワン君 一ヶ月前はかわいかったのに、今やこの顔 そろそろ床屋さんに連れてかなくちゃ

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