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楡日記 

今日も一日 なんとかやっていこう!

ここまできた。

2025-03-17 06:52:20 | 日記

この前の火曜日

車を運転して 職場に行き、料理長に会った。

 

最後に来たのは11月1日、この日、店に入った途端 気分が悪くなり

座り込んだら立ち上がれなくなって仕事せずに帰った。

あれからずいぶん長いこと離れていたが、ついに自分の足で戻ってきた。

料理長と仕事復帰の話などして、

私も料理長も ちょっと泣いた(笑

調理場覗いて帰って来た。

 

翌水曜日、

連れが早めに帰ってこれるというので

外食しよう、と誘ってみた。

1月に 連れの誕生日があったのだが、

寝たきりだったので 何もしないで終わったのをずっと気にしていた。

料理内容は2年ぶりに更新したこちらから孤独のグルメ★カナダ ビクトリア

 

このレストラン、

ずっと一緒に働いてきたソムリエが、私の療養中に辞めて

ここに再就職した。

元気になったら 絶対行こうと思っていた。

高級店なので お洒落しようとしたが、

痩せてしまって 洋服がどれも合わない。

元気に現れた私を喜んでくれたソムリエは さんざん飲み食いした私たちの伝票を

半額にして持ってきた。彼なりのお見舞いと受け止める。ありがとう。

長距離の車も大丈夫だった。

長時間の食事も耐えられた。

自分の回復を実感できたのは大きかった。

 

翌木曜

長年一緒に働いていたフランス人が コーヒーに誘ってくれて

カフェで待ち合わせ。

他愛もない話で終始笑顔。

娘二人に 「外国を旅してみないか」 と言ったら、「学校行きたいから行かない」と

言われたそう。それでも 誘ってみたら、

「日本に行くなら興味ある」 と言われてびっくりしたそうだ。

そりゃそうだ、英語とフランス語話せる国はいくつもあるのに、

よりによって 日本だもの(笑)

 

フランス人が 私の様子が気になって、

「コーヒーでもどうだ?」 と言ってきたんだろう。

みんなみんな 心配してくれて、

それを遠回しに伝えて来てくれて ありがたかった。

会って 元気が出た。

みんなに会えて、元の自分に戻ってきていると感じている。

ここまで来たなあ。

 

 

 

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長い夢を見ていた

2025-03-12 07:18:54 | 日記

10月31日に受けたCTスキャンの画像から、病気がわかって

仕事に行かなくなり

もう3月。

 

この間、手術を受け、寝たきりを経験し、

いっぱい大変なことがあったはずなんだが、

なんとなく ぼーっとしていて、

今となっては 長ーい夢を見ていたような気がする。

 

経過は順調で、

3月の初めから 散歩をするようになった。

最初は 目の前のスーパーまで。

ちょっとずつ距離を伸ばし、

歩くのも早くなった。

 

すでに桜の季節。

散歩にはいい季節でありがたい。

 

忙しく仕事していた時は いつも疲れていて 散歩の意味も良さもわからなかった。

 

歩く距離が だんだん増えて行き、

増えた分だけ 自信にもつながる、なかなか良いものだ。

 

母から連絡が来て

「何歩くらい歩いてるの?」 と聞かれる。

「何歩?万歩計無いし」 と言うと、

「携帯あるじゃん」 と返される。

 

・・・・・ びっちり仕事して生きてきた私にとっては

携帯電話は 私と会社を繋ぐ手段でしかなく、

朝のレストランの予約数、夜の在庫管理、注文、それに料理長からの連絡目的でしか

使ったことがない。

 

(母さん、万歩計機能のあるアプリ使ってんのか・・・・)

 

私より 母さんの方が携帯電話 使いこなしてんのか・・

なんか ショック。

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ジョージ

2025-03-02 06:28:51 | 日記

猫の話ばかり書いたが、

大事な存在なので 裏に住む友人スタンの相棒ジョージについて

記しておく。

 

これは2022年の元気なジョージ。裏庭でボールを投げて欲しくて

待っている姿。

 

ところが 2023年の秋、13歳のジョージの様子が変わり、

歩けなくなった。ご飯も食べない。 正直 もうこのまま、、、と思った。

スタンは ジョージのご飯をグレードアップして

グルコサミンを飲ませた。

するとどうだ、散歩にまた行けるようになるではないか!

これを見て 私もグルコサミンを飲むようになった。

 

 

2024年、ジョージ14歳、

スタンは動物病院に通い、自宅でジョージに注射を打ってやるようになった。

スタンと連れが ジョージの散歩に行くが 

連れが一人で帰って来た。

「だって、ジョージの歩くのが遅くて 進まないんだもん」

ジョージはヨロヨロの老犬になった。

 

 

私の入院前、

ある日 玄関を開けたら ジョージが見知らぬ男性と一緒に居る。

「これ、アナタの犬?」 と聞かれて 「そうです」 と答えると、

男性はどこかに電話した。

ジョージが一人で家の前に居たので、(よくあることなのだが)

動物保護団体に通報されていたらしい。

 

2025年 お爺さんになったジョージ

 

私が手術から退院してきて 3週間ほどたったころ、

窓の外の男性が 私に向かって何か言っている、

玄関を開けると

「あれ、あんたんちの犬だろ?この先の門で 一人で困ってるみたいだぞ」

という。

見れば、スタンの車も無い。ジョージ 一人で留守番中に出たのか?(たまにある)

保護団体に連れていかれる前に、連れ戻さなければ!

と 上着を着て 靴を履いたが、

手術後 外を歩いていない私があそこまで歩けるのか?スタンに電話した方が、、

いや、迷ってる場合ではないと 歩き始めるが

私のヨロヨロのノロノロはジョージにも負けないほどであった。

 

ジョージはすでに耳が聞こえなくなっていて 呼んでも見向きもしない。

1月の外はまだ寒かった。

 

角を曲がったところで、ジョージを発見するが、

なぜか スタンも一緒。

あれ? っと思ったら ヨロヨロと歩く私を見てスタンの方がびっくりして、

「ケイコ、何やってるの!!!??」 と叫んでいた。

 

 

聞くと ジョージがあまりに遅いため、

スタンは一緒に散歩に出た途中で 走って家に戻り、

車を持ってきて 散歩ルートを先回りし、停車してジョージが一人で散歩ルートを

歩いてくるのを車の中から見ながら待っているんだそう。

これを1日に2回、だ。

 

スタンも50を過ぎているが 嫁さん無し。

大学時代は バンクーバー近辺でも有名なバスケットの花形選手、

背も高く、いい男だと思うが、もう何年もガールフレンドの話は聞いたことがない。

近づいてくる女性は多いが

ジョージが居る間は 色恋の話は無理だろう。

 

犬猫を飼うときは 可愛いから始まって飼うのだろうが、

これが ペットを飼う、ということなんだよなぁ。

 

 

 

 

 

 

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イズィー

2025-02-27 09:32:40 | 日記

タマオ亡き後、

ボス猫不在で のほほんとした通りを

最近 現れたと思ったら、あっちこっちに喧嘩売ってる子が

イズィー (Izzy) 

 

毎日 毎日 我が家に来ては

くーちゃんを見て シャー シャー すごい顔で言う。

くーちゃんはただ見つめるだけなんだが。

 

今日も来た。

 

窓を覗くと イズィーがあっちこっちへと走っている。

勢力拡大に忙しいのだろう。

 

 

一時 (最近、イズィー 来ないな?)

と 思ったときがあった。

タマオのこともあって、ちょっと気にしていたら、

イズィーの飼い主のご婦人が

 

「帰ってこないから 探したら、保護猫団体に保護されていて、、、

引き取るのに3000円払ったわ」

という話だった。

 

 

イズィーにとっては単なる見回りだったはずなのに、

野良として収容されたのか、、、

 

猫にも生きにくい世の中になったもんだ。

 

 

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タマオ

2025-02-24 06:31:03 | 日記

ワイアットが居なくなり、

ボス猫不在となったこの通りは

およそ2年にわたり、いろんな猫が気ままにお散歩していた。

それをワイアットの家に新たに引っ越してきて、

一瞬で〆たのが

 

タマオ

タマオというのは本名ではない。

飼い主と親しくなる前に タマオが毎日 うちに居たので

私が便宜上 そう呼んでいた。

なにせ 通りすがりの人が皆 タマオを撫でては

 

「おまえ、でっかいタマタマもってんなー」 というので、

タマオ。

 

 

タマオが毎日 うちに来るのには理由があった。

それが これ。

我が家にやって来たプリンセス くーちゃんを

タマオは狙っているらしい。

 

当時 くーちゃんは初めての発情期を迎え、

私と連れは焦って くーちゃんの避妊手術を予約した。

保護猫団体から譲り受ける時 4万円を支払ったのだが、

その中に避妊手術代も含まれており、

「もうすこし大きくなったら 指定の病院で手術を受けてください」と

言われていた。

 

 

動物病院で受付した際、

「エリザベスカラーを嫌がるので パジャマを購入するのはどうですか?」

と言われ、

赤いパジャマを着たくーちゃん見たさもあって3600円で購入。

 

2時手術終了、3時に連れが くーちゃんを連れて帰って来た。

そして出かけていた私が3時半に帰宅し、

パジャマ姿のくーちゃんをカメラに収めようとするが、

すでにくーちゃんは裸姿であった。

パジャマはお気に召さなかったらしく、

その後 何度着せようとしても 暴れてダメだった。

 

これが30分しか来てもらえなかった3600円のパジャマです。

 

ある日のこと、

タマオの飼い主が、

「うちの猫、見ませんでした?」 と聞いてきた。

 

タマオは勇敢なボス猫で、

ちょっと離れた通りのマンションのロビー内での目撃情報があるほど 行動範囲が広く、

しばらく帰ってこないこともあったのだが、

この後 交通事故でこの世を去っていたことを知った。

 

 

我が家のくーちゃんをお迎えする前に、

違う保護猫団体に申し込んだことがあったのだが、

連れが

「猫を外に出すか 出さないか」 という質問に、「出す」と答えて、

飼い主不合格判定をされたことがあった。

 

連れは 「外を散歩するのは猫の幸せだ」 と 怒り狂ったのだが、

私にはまだ 

外に出すのが良いことか、出さないほうがいいのか

わからずにいる。

 

2023年8月 在りし日のタマオ

 

 

 

 

 

 

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