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猫 乃 眼

猫に癒され、旅で癒され、マイペース。~おぐにゃん~

山ちゃんは、根性もんたい!

2013-01-06 15:28:11 | 

(2011.6.9の記事を再掲)

三点支持って言うとろうがぁ!(右手と左足の二点支持になっています。)案の定、ズルッと滑ってました(笑)

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今回、  一時脱落しながらも見事に復帰した根性モンの山ちゃん ですが、実は、もっとすごい根性話があります。

数年前の秋に、久住山系の黒岳にマーサ、KEN(自称フォトグラファー)、山ちゃんの3人で登ったことがあります。 スタートが少し遅かったことと、手強い上りに時間を費やしたことで、下山を開始するときは3時すぎになっていました。 (黒岳は奥深い山です!)

秋は日が暮れるのが早いから急がねば、と焦り気味に下っていると、中間地点あたりで急に山ちゃんのスピードががくっと落ちました。 顔をしかめる山ちゃん。 ん?何だ? 青ざめるマーサとKEN...

足の指が痛くて、歩けん...。と、うずくまって動かない山ちゃん。

靴を脱ぐと、両足親指の爪が剥がれているのです...ww。(x_x;)

KENが用意していた塗り薬、テープ、包帯を駆使して応急処置。 靴を履くのをぐずる山ちゃんを、このまま動かんかったら遭難するぞ! と、なだめ(ほとんど脅し)て、無理矢理靴を履かせ、無理矢理歩かせました。

痛い足をかばいながらなかなか進まない山ちゃんを、ちょっと励まし、大半は脅しながら下りていくのですが、道は落葉に覆われてほとんど見えない状態なんです。 立木にくくりつけてあるひもやテープなどの目印を頼りに進まなければなりません。 それも次第に見えにくくなる。

日が暮れ始めると早いことを知っているKENとマーサは、気が焦ってどうしても早足になってしまう。必死に半泣きで歩く山ちゃんの痛々しい姿!あ~、ミジメ~(笑) (あ、笑うところではありませんでした。)

とうとう、山ちゃんは、治療後1時間以上(2時間近くだったかもしれない?)を歩き通して、登山口の男池に到着したのです。 もう、真っ暗でした。間一髪でした!

よくやった!立派だなぁ!と褒めちぎるマーサとKEN。 山ちゃんは、憔悴しきってました。

すぐ近くの黒岳山荘で泊まりだったので、みんなほっとしてすぐに風呂に入り、疲れを癒しました。 が、ここは有名な炭酸泉!

めっちゃ滲みた!(泣)山ちゃんでした。Y(>_<、)Y (爪がほぼ完全に剥がれてる状態でした)

それから、爪が回復するのに半年以上かかったそうです。 山ちゃん、靴は大事だよな!←だいじな教訓

その後、しばらくの間、マーサとKENが山に誘っても、首を縦に振らなかった山ちゃんですが、いつの間にかまた一緒に行動しています。ははは...(笑)


利尻山に登る(2010年8月)

2012-09-20 21:41:53 | 

利尻山。日本最北の秀麗な名山。島そのものが山。

神が宿る島。 利尻島には、ロマンがある。 美が漂っている。

そして隣には花の島、礼文島

憧れの、憧れの、憧れの地。

その地に立つことができた2010年の夏。 ただただ感激に浸りきった幸せの数日間だった。

その7ヶ月後に、まさか東日本に大災害が襲いかかるなんて...

利尻島でお世話になった宿のManamiさん(アメーバブログのつながりです♪)は、実はあの3.11にたまたま仙台市に居られた。 その日、B級グルメの全国大会会場で津波に襲われ、最上階に逃げて九死に一生を得た体験をされている。

みるみる勢いを増して建物に迫る津波の生々しい映像がネットで送られていた。 その異様な恐怖感は今でも脳裏に焼き付いている。

3.11以後、一度北海道を訪れた。 6月のことだ。 湖を巡って、美しい湖水と北海道の広大な自然に触れてきた。

それ以降は、東日本方面には気持ち的に足が遠のいている。 自分の中で、いまだに放射能汚染を避けたいという気持ちが勝っているのだと思う。

当時の旅を振り返り、利尻島礼文島のあどけなく生々しい美しさに改めて魅せられる。

その大自然の美や営みを毎日汚染し続けているかもしれない原発事故由来の放射能に怒る。

その放射能汚染という悲惨な事態が起きるまで安穏と暮らし、原発の繁殖、生息を許してきた自分に怒る。

................................................................................................................................................................. ※2010年8月22日の記事を転記・編集

8月20日、天気予報は曇りです。 いよいよ本日、メインイベントの利尻山登山。

昨夜は期待と不安で充分睡眠がとれませんでした。 やっぱりハートはチキン(笑)です。

2時頃から半覚醒状態で、3時過ぎには辛抱できず起き出しました。 出発は4時半。

まだまだたっぷり時間がある。

昨日の礼文島4時間コースで足裏にマメができかけていたので、大判のリバテープを貼ってケアしました。 実は、靴が新品で充分な足慣らしをしてこなかったので、一昨日、昨日の礼文島トレッキングが事実上デビューでした。 本番前にアップダウンで履いて歩いて不具合箇所を確認できたので、良かったです。 足裏以外は特に問題なくフィットしました。

そして、持参品の再確認。 そうこうしているうちに、体も目覚め次第にテンションがあがってきました。

宿から登山口(3合目)まではクルマで送ってくれます。

登山口の模様 ←クリック(Manamiさんのブログ「LOVE ★ LIFE in 利尻島」)

軽くストレッチ。 長丁場になるという緊張感のなか、それぞれが歩き始めました。

マーサとKENグループはマーサがペースメーカーとなって、ゆっくりペースでスタート。 全国的に猛暑で、ここ利尻島でも昨日は30度を超える暑さでしたが、それでも早朝は暑さをまったく感じません。

ゆっくり、ゆっくり。 4合目です。

最初からグイグイと力強く登って行かれる方がいましたよ。 決して若くはないのにスゴイ体力もっている方がいるもんですね。

ちなみに、昨日の夕食のときに少しお話しする機会があって、栃木県からクルマを運転して来られて、一昨日は知床の斜里岳に登り、また運転して利尻に渡って来られたそうです!そして今日、下山してすぐクルマを運転して帰られるとか!!! ワォ~!

5合目です。

途中写真を撮ってみようという気持ちがこの辺まではありました。

この辺まで来ると、長丁場の不安も薄らいできて、なんとか行けそうだな!という気持ちが強くなってきます。 ただし、風も強く、ガスがでてきました。

先ほどのトップを行く方はもうまったく見えません!

6合目です。

登るにつれて天候も悪くなり、強風が突風となって尾根筋の登山道を吹き抜けます。 体を持って行かれるほどの台風並みの風で、ガスで視界が悪くなり、特に、初めて登る山でこの先どうなっているのかがわからないので、不安になってきます。

7合目は意外と近く感じられたので、休憩せずスルー。

8合目(長官山)です。

晴れていれば、ここから見る利尻山が素晴らしいとのことですが、残念ながら本日のこの時間帯はアウトですね。

こうして見ると山頂はまだまだ遠いでしょ。 でも、ここまで来ると登頂に確信が持てます。気持ちはただただ前進あるのみです。

後からスタートした速い若者がここでわれわれを抜いて行きました。 われわれは、マイペースで。 というか、もうこれ以上スピード出ませんよ(笑)

あとは山頂をめざし、ひたすらがんばるだけ。 樹林帯は風も弱まり、ちょっとだけ気持ちにゆとりがでてきます。 が、足はもうかなりしんどい。

9合目です。 標識にもわざわざ「ここからが正念場」と。(笑)

ガレ場で非常に登りにくい。 崩落が進んでいる箇所もあり、慎重を要します。 ここで強風に煽られると、一瞬生きた心地がしない。(笑)

次第に山頂が近づいてくる予感。

ついに、登頂! 相棒KENも続いて登頂!

先行者の方がわれわれの到着を待っていてくださったのか、記念撮影をしていただきました。 (名誉のために言っておきますがマーサは明らかに着膨れです!)

スタートから約4時間半弱だったので、けっこういいペースだったと思います。 少し自信がつきました。 それでも、45分前に到着されていたようですよ。 ということは、3時間45分!!!スゴすぎますね!

しかも、「ボクは登山は素人ですから。ハハハ......」だって! 恐れ入ります。(笑)

しかし、もっと恐れ入る?ことが.....。

若者の足元! なんとクロックス(サンダルみたいなもの)履いてる!

本人曰く「流行のクロックスもどき」(笑)だそうですが、これで4時間以上?山道を歩いてきたらしい。 下りは大丈夫なんだろうかと、心配になりました。

利尻山登山というひとつのイベントで、いろんな驚異的な人に出会いました。

山頂では、風が強くてとても長い間滞在できる状況ではありません。

それに、ガスっているので眺望も期待できないし、ということで簡単な昼食をすませて下山することにしました。

下山は、最初のガレ場がやはり難所でした。 それをクリアすれば、あとはちょっと距離がある下り。 そこそこ長く感じます。

落部、脆弱部の修復と登山道の整備をしてくださってました。 ありがたいことですね。 避難小屋が作業員の休憩所として使われていました。

次、登山される方は、少しは楽になると思います。

できるだけ膝にショックがかからないように、と慎重に下りていましたが、下山後の温泉がチラツキ始め急ぎ足に。

不思議に下山の頃は晴天に。 しかし山頂付近は一日中雲が切れることはなかったようです。

ようやく戻ってきました。 下りは約3時間。

登山口近くの甘露泉水はたまらなくうまかった!

宿から迎えにきていただき、記念撮影。 満足感溢れる笑顔です。

温泉で、タップリお湯に浸かり疲れを癒しました。 そのあとビールをガブガブのんで、夕方まで死んだように爆睡しました。

利尻山は予想通りにタフな山でしたが、鴛泊コースは難しいコースでもなく、ちょっと長い距離を歩く覚悟だけが必要でした。

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あれから、2年。もうあの時(たかだか2年前を「あの時」と表現する時点で、すでに負けている!)のような気力、体力はないだろうなと感じる。年齢との勝負に入ったことをつくずく実感するようになった(苦笑)。それでも相棒のKENは、今年も秋口に磐梯山を一人で登山(トレッキング?)するらしい...w


平治岳のミヤマキリシマ(2006年6月)

2012-09-15 13:47:38 | 

エキサイトブログでブログを書き始めた。写真が投稿できるかな?顔文字は?オドオドしながら初投稿記事!題材に選んだのは「ミヤマキリシマ」だった。 ................................................................................................................................ ※2006年8月27日の記事を転記

久住の平治岳に6月10日に登った。 今年のミヤマキリシマはあまり良くなかったみたい。(>_<) 9月に屋久島に行く。 初めての場所でワクワク。


宝満山に登る(2011年6月)

2012-09-10 19:21:34 | 

 

  •  いつもの「男四人組」

今日は、日曜日。

軽~くハイキング風山のぼりを楽しもうという趣向で、フォトグラファー(自称)KENの休日に合わせていつもの四人(KEN・空海・山ちゃん・マーサ)が集合した。

マーサは「四葉会 」と勝手に呼んでいるが、なぜ四葉なのか?

まあ、「苦労ばっかり、クローバー」ってな具合でほとんど意味も謂れもない。

特に仲良しというわけでもないのに、ほかにこれといった友達もいない オジさん四人が、同窓という唯一の「共通点」を頼りに寄り集まった具合だ。

ただし、以後、世間様には「友人」と称して ふれ回っている。

朝、相当ひどい雨が降ったので、集合しても、どうしようか?どこに行こうか?喧々諤々なかなか話はまとまらない。

で、挙句の果てに、当初予定通り「宝満山」決行で、決着(妥協)した。

  •    竈(かまど)神社(宝満山登山口) ~ 一の鳥居

ここが登山口。

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立派な駐車場がある。

登山の決断が固まるまで、散策、参拝をする。

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駐車場に戻ると、何人かの方が登山スタイルに着替えている。

ほかに行くあてもない寂しい四葉会、ようやく、決断。

ここから先、一の鳥居までは車で登ること可能だが、駐車スペースが限られているため、多いときは道路脇に停めなけらばならず鬱陶しい。

一の鳥居までいきなり上り放題で、 しんどっ!

やっぱりもちょっと車で登っとけばよかったかなぁ...と、 ちょっぴり後悔した。

  •  一の鳥居(二合目)~四合目

一の鳥居で小休止。

すでに、汗が噴き出てきた。

休憩しながら上をみるとドド~っとやる気が失せていく...

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ここからの上りも、またこたえるんですよね(汗;)

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3合目付近に徳弘の井(水場)があります。 ここで、参加者4名のうち1名に異変が...。 水をガブ飲みして、大量の汗をかいています。

そして、4合目付近で、べったり座り込んだのです。

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あまりにもしんどそうだったので、協議の結果、ゆっくり休んでもらうことに決定! 残る3名で山頂を目指すことにしました。 えっ?ひとり残して?

そんなもんですよ! これは冷静な判断でした。というか、冷徹な(笑)判断ですよね...?

四葉会ちゃぁ、こげんありますと...)

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そして、残った3名はひたすら山頂をめざしました。 (あ、ひとり残った彼は「Y」こと山ちゃんとよばれています。)

  •  六合目~七合目

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6合目からは、いよいよ正念場の百段ガンギ(100段の階段)です。ふぅ~!(;^_^A

登りきると、すぐに7合目。

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付近に松尾芭蕉の句碑があります。

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 世の人の 見付けぬ花や 軒の栗

  • 八合目~頂へ 

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八合目。

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ここまで来ると、先が見えてきたので、もうひとがんばりできる。

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「袖すり」とは、こういうことです。

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ひたすら山頂をめざして、気合いが入る3人。(一人脱落中!)

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そして、山頂直下の最後の階段です。

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ねっ!いよいよ次は山頂!(^_^)v

 

宝満山・標高830m。 そうたいした高さでもないのに、そのわりには、非常に厳しい!といつも思う山です。

なのに、1日に何往復!もする強者が一人や二人ではないという。(アングリ)

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朝の雨がうそのように、日が差してきました。

空気がじっとり肌にねばりつくような雨上がりです。

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お昼を食べて、ゴロゴロしばし休憩していると、なんと脱落していた山ちゃんが、うなだれながら登ってきたではありませんか!ヽ('0')ツ

おぉ~!すごい根性!

心なしかスリムになっていたので(ほんとに!)、最初は山ちゃんとは気づきませんでした。(;^_^A

いや、休憩中も彼のことはみんなで気にはしていたんですよ!

そのまま寝込んでいたらどうしようか?とか、う~んこまったなぁ~ とか... でもね、合流できてめでたし!でした。(^.^)

 

山ちゃんも合流し、下山は4人そろいました。 上りとはコースを変えてキャンプ場経由にしました。
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キャンプ場からの下りは8合目で合流します。

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下りは、すいすい~といきました。

締めは、やっぱり温泉で。(^_^)v

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竃神社のすぐ近くの「九州温泉村」。

露天もサウナもあり、いい温泉です。(-^□^-)

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山ちゃん、男たい!

ようがんばった!


霧島連山を縦走する(2007年6月)

2012-09-10 19:08:00 | 

<2007年6月の山あるきの記録>

1泊2日で霧島に登った。 毎年6月の第1土曜、日曜をミヤマキリシマ鑑賞登山に決めて、休みをやりくりしているが、ほぼなんとかやってきた。 今年は、いままでが久住方面ばかりだったので、霧島にしようと決めて、古い山仲間である KEN と同行(これもいつものパターン)。

【第1日目】

えびの高原駐車場にクルマを置き、登りにかかるが、やはり最初は堪える。しかも登りっぱなしで普段の運動不足をいやというほど実感。 ようやく足も慣れてきて、5合目、6合目・・・と、看板の数字が増えていくたびに、少しずつ楽になっていくのがわかる。

韓国岳山頂間近で休憩。すり鉢状の火口跡に、誰の仕業か?石を並べて愛の告白が作られていた。急峻な山肌をどうやって地底に降りたのか?愛のなせる業か?これを見た(知った)彼女はさぞかし感激しただろう?それとも激しいパフォーマンスに引いてしまったか? KEN としばし暇つぶしに詮索してみた。結論は出ず。

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見下ろす大浪池は神秘的だったが、当日は煙って見通しが悪い。黄砂が鹿児島まで飛んでくるのか?それとも桜島の噴煙か?それはないよね。

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韓国岳山頂に到着。ペースとしては悪くない。パターンの記念撮影をカシャッ! 携帯電話のカメラも便利なもんだ。ちなみに NOKIAのN73= SoftBank705NK は、カールツァイスレンズ300万画素> の実力。自慢するほどのこともないか?(←今にしてみれば、だと思う-笑)

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霧島は、名前の通りミヤマキリシマの宝庫で久住よりいいかもしれないと、 KEN も満足そう。特に色彩が鮮やかだった。まだ満開には遠く5分咲き程度だったが、縦走路両サイドの壁がミヤマキリシマで覆われている。ミヤマキリシマの群落の中に路を作ったような感じで、大感激。 また、韓国岳からの下りは、谷から吹き上げてくる風や縦走路の雰囲気が、信州を思い出させるようないい感じで超いい気分だった。

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新燃岳までは花に見とれていたら、疲れも感じず、楽ちん。火口湖や、高千穂の峰の景色も縦走ならではのご褒美かな?

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f:id:chibigonta:20120825150616j:plain 新燃岳でのんびり過ごし、高千穂河原まで下るばかり。下りは結構足にきた。もともと膝が弱っているのに、特にガレ場の次に石畳が続き、傷む膝をかばいながらウンザリがしばらく続くと、やっと高千穂河原に到着し、ほっと一息。

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とたんに雨が降り出し、雨足も強くなってきた。本当にラッキーだった言うべきだ。高千穂河原からタクシーでえびの高原まで戻り、置いていたクルマに乗り換え宿に向かう。この頃はもう土砂降り。

宿で、ゆっくり温泉に浸かり、疲れを癒した。足はパンパンに張って、もはや筋肉痛が出始めていた。情けない! 急激な使い痛みで、明日以降は歩くのもままならないだろう。

翌日は、天気が良ければ高千穂の峰に登る予定だったが、恵みの雨に救われた。(笑)

【第2日目】

霧島神宮にお参りし、帰路、地元の蕎麦屋で昼食。雰囲気のいい店で地元のお客さんも多く、焼きたての手作りパンを土産に買う。 今回久しぶりの縦走で、あらためて縦走とはいいもんだなあ、と思う。足の痛みという代償を差し引いても、満足度は大。 ただし膝はなんとかしないと、これがこれからもネックになる!

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ということで、以後、下りになると膝の痛みが恐怖感になり、日頃の鍛錬が必要だと自覚させられた山歩きだった。しかし、利尻山登山を前にしてステーッパーを毎日踏んで鍛えた結果、利尻山礼文島ウォークは事なきを得た。(後日アップ!)