想像するだけの世界で生きられるのなら、もどかしいこともなく時に自分にあきれることもなく、胸も痛まず、それは きっと心の水面(みずも)が、揺れることのない日々。
時々、思い出すだけの懐かしい記憶にせつなさで胸を痛める。
何もかも失くしたあたしは家族がいようとらっちがいてもひとりぽっちさ。自分では、どうすることもできなくて水面に石を投げつける。息子の死は受け止められない。母親とは不思議なもんだ。我が子を消えて逝った命を最期の最期まで抱きしめていた母親。こんな別れ方イヤだよぉ。あまりにも悲しみが大きすぎる。
息子を守ってやることができなかった。なのになんでわたしだけ生きてる。息子がいないと生きていけない・・・!!私の大切な息子はもういない。悲しいことだけど、それにちゃんと向き合っているつもり。わたしには、それが出来るはず。そう信じてる。
ささやくような優しい声で
「おかん泣くな ヘラヘラばかみたいに笑っとけ」と息子は言う。私が「辛い時こそ笑え」って泣き笑いしながら言ってた事いわれたわ。 春は すぐ そこ。
月命日に金柑ジャムを作った。

のどに良いんだって。もっと早くに作ってあげればよかったね。寒くて、お花が良いのがないよ。
バランタインチョコは何がいい。大人気なく、消防車の中にチョコが入っているのを買ちゃったよ。
「ライブオブパイ」の映画の中で、最後に“ありがとう”も“さよなら”も言えなかった事を悔んでいた。同じ気持ちで涙が溢れた。涙でトラがネコに見えてしかたなかったよ。
遠い未来のことは、わからないけれど、いつか会える時まで ずっと覚えていて くれるよねー。。。