ＪＲ総合車両所一般公開

１１月だ。鉄道をみてきた。

鉄道をみていて過去にばかりとらわれているけど、未来はどんなのかまた妄想が始まった。

この鉄道がタイムマシーンなんだ。



私のタイムスリップしたところは、３０年くらい経っていてもう後は死を待つだけだった。

はじめ、それがどうなのか何が言いたいのか、わからなかったんだけど結局は息子とつながっていた。

一言で言えば、息子に早く逢いに逝きたい、逢いたいってことだ。

息子を失くしてから、自責の念から楽しんではいけないと思っていたし、楽しんだとしても楽しめないのだ。楽しんだ後の何倍もの悲しみに襲われるのも辛くてたまらなかった時期があった。
今は、息子と一緒になって楽しんでいるよってごまかしているんでしょうね。でも、そう思うだけで楽しんだ後の悲しみは少しは和らいだ。
“悲しく辛い時こそ笑え”とブログの中に書いていたように思う。グルグルしてまたヘコミながらなんとかしようと踏ん張って今日までなんとかこれた。「生きる力」は私の中にも、まだ　あるのだ。
楽しいことを考えたりすることは時には、すっごいエネルギーがいる。趣味の絵を描くことも楽しみの１つだけど、なかなか描く気分にならないから難しい。自死し残された者の心はまったくと言っていいほど整理はされません。そのうちに忘れるかもしれないし、決して忘れてはいけないのだとも思う。

ボーダラインが早くも最終回だった。「いい顔になったな。」と言うセリフが印象に残った。
きっと息子も安らかな顔をしていることだろう。
あすは、あんたの好きだったカレーにしよう。