雑記帳
goo blog終了の発表からもうすぐ半月になる。
これも時代の流れだ、と素直に受け入れて、推奨された移行先サイトに新規会員登録IDを作って、データも移行して準備はできているものの…ではあるが…。どういうわけか、「アメーバブログ」にしても「はてなブログ」にしても、心機一転で新たに手をつけようという気にならない。
そんなこんなをいろいろ検証してみて、たぶん…だが、どちらも会員登録を解除して退会するだろうな、と思っている。
みなさんのほうはいかがだろうか? 順調に新たな場所で、活動再開中というかたも多いかも知れない?
とにかく、まだまだ時間はあるし、じっくりゆっくり考えてみるとする。ただ、blogという形態には、もうこだわらないほうがいいのかも知れない、とは思っている。
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店主のワンショット!
アメリカのトランプさんがうるさく言っているので…。こんなところでも載せておけば、少しはトーンもおさまるか?
白い「キャデラック」…いつ撮ったかまったく覚えていない。ずらりと並んでいたのでパシャパシャと。個人的には…興味もないのだが(と言ってしまったが、車庫に入りそうもないだけ…のことです)。

店主の無謀な? ひそかな試み
(googleストリートビューで東海道五十三次)
~16・蒲原宿と17・由比宿 編~
(googleストリートビューで東海道五十三次)
~16・蒲原宿と17・由比宿 編~
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参考資料は、「東海道中膝栗毛」(中央公論新社 マンガ日本の古典シリーズ)と歌川広重の浮世絵「東海道五十三次之内 『蒲原 夜之雪』と『由比(由井) 薩埵嶺』」。


『蒲原 夜之雪』

『由比(由井) 薩埵嶺』
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歌川広重の画像は、下のリンク先よりダウンロードしました。
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蒲原宿へ
菓子売りの小僧から餅を買って食い、間宿(あいのしゅく)の本市場を過ぎ、見えてきたのは富士川の渡し。
ゆく水は矢をいるごとく岩角にあたるをいとふふじ川の舟 [弥次]
ビューは、水神社前の鳥居。「水神社の森と富士川渡船場」の案内板が立てられているのが見える。この奥には、渡船場跡の碑などもある。ここを過ぎると富士川に架かる富士川橋が見えてくる(下のビュー)。
現在の富士川橋から見える富士山。
橋を渡ってしばらく進むと、「常夜灯」がある。いつ頃から建てられているのかはわからない。ここに来るまでにも、いくつかの常夜灯がありました。ビューでは見えませんが、「常夜灯」の文字の上に「秋葉山」と彫られている…。
「秋葉山常夜燈は、火防の神である秋葉信仰を具現化するもので、静岡県西部には150基以上が分布しており、袋井市内には50基が現存している ことが確認されました。」とのこと。
岩淵一里塚を過ぎ、東名高速道路を、くぐって、またいで…さらに南へ進んでいくと「蒲原一里塚」。日本橋から38番目の一里塚だ。
蒲原宿の東側に設置されていた「蒲原宿東木戸」跡と「常夜灯」。宿場の江戸側の出入り口にあたる。また、常夜灯には「宿内(しゅくない)安全」の文字が彫られているが、江戸時代(1831年)のものだという。
蒲原宿に到着はしたものの、腹が減ってかなわぬふたり…。ふとみると、ちょうど本陣宿にお大名一行が入ったところ。それを見ていた喜多八は弥次郎兵衛を待たせて、本陣宿の中へこっそりまぎれ込んでいく。
中では配膳の真っ最中で、女中たちは大忙し。誰も喜多八のことに気づかぬ様子…。喜多八は何食わぬ顔で配膳された飯にありついて…5、6杯は食ったろうか。ついでに手ぬぐいの中へ飯をくるんで、さっさと宿を脱出。外で待つ弥次郎兵衛に飯を手渡す…。
[弥次]「…いやなかなか、てめえ気が利いているわえ、うめえ、うめえ」
「蒲原宿西本陣(平岡本陣)跡・佐藤家」
泊りは宿場外れにあった年寄り夫婦が営む木賃宿。今夜は、先着の三人と弥次さん喜多さんのふたり。
その夜、巡礼の連れの娘目当てに、夜の更けるのを待って忍んでいく喜多八だったが…。夜目で間違え、寝ている宿の婆さんを×××ってしまい…ドッタン! バタン!… とうとう、二階の床を踏み抜いて大騒ぎに…。
「蒲原宿西木戸」跡。蒲原宿の京都側の出入り口(注:ビューの画面の奥側が宿場側になります)。東木戸からの距離をグーグルマップで測ってみると約1.1㎞でした。その宿場の中に、問屋場や高札場が設置され旅籠が軒を連ねていた、ということになります。
「由比の一里塚」跡。
「由比宿東桝型」跡。由比宿の東側(江戸側)の出入り口。
「由比本陣」跡。本陣前の塀際に水が溜めてあるのは大名行列の馬に飲ませるためのもの。馬の体を洗ったりもしたようです。
宿場の京側の出入り口にあたる「由比宿西桝型」跡。
由比宿は何事もなくスイスイと通り過ぎ、次に目指すのは薩捶峠…。
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今回のルート(1)
ルート(2)
次回は…「興津宿」「江尻宿」の予定です。
店主の動画探索
「東海道中膝栗毛」と「由比」に関する放送からピックアップ。今回は、少し手を抜いて😅 …地元放送局の制作したものを勝手に?リンクしてみました。時間のあるかたはどうぞ…。
(音量にご注意ください)
東海道中膝栗毛 #89【静岡市歴史めぐり まち噺し】(2分30秒)
由比② #23【静岡市歴史めぐり まち噺し】(2分30秒)
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もっと番組を見たいというかたは、下の静岡放送のYouTubeチャンネルの「
静岡市歴史めぐり まち噺し」で動画を検索してみてください。