クローンな日々 不定期更新ブログ

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シビリアン・コントロール

2008年07月11日 04時14分08秒 | 航空機
日本の自衛隊は文民によって統制される、シビリアン・コントロールの制度を導入しています。よって、自衛隊の最高司令官は内閣総理大臣です。最近防衛庁から防衛省に昇格し、自衛隊の力が強まったとは言うものの、以前自衛隊の指揮権は政治家が握っています。

国の将来を左右し、税金で働いている政治家の発言は、常に注目の的です。
いつ、このような発言をしたのか覚えていませんが、ある政治家がこう発言しました。

「今、この時もペルシャ湾にいる空母から、戦略爆撃機が飛び立ち、その爆弾で民間人が犠牲になっているのです!」

多分、左翼の政治家だと思われます。戦争を非難するのは分かりますが、軍事知識があまりにも乏しいです。
そもそも、ある問題があり、空母に戦略爆撃機は搭載されておりません。じゃあ、搭載するとどうなるのか?















戦略爆撃機B-52Hストラトフォートレスです。車輪はこの機体特有のものを使用しているため、カタパルトからの射出は不可能です。着陸は・・・見ればわかりますね。それにこんなものを置いたら、重さで甲板へのダメージが大きいです。

このように自衛隊の指揮権を持ちながら、政治家達は軍事の知識が乏しいと言われております。このことに、現防衛大臣の石破 茂も嘆いてるそうです。そのため、有事に対応できる法律の改正は進んでいません。
その問題点や有事の際に、その知識の無さが露呈して被害が拡大すると想定した小説があります。「宣戦布告」という題名で、映画化もされました。
「宣戦布告」に関しては、また別の機会にレビューします。

では、今日はこの辺で。

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