猫ブログ:高円寺 Cat Museum

世界一流の猫の置き物や工芸品、『長ぐつをはいたねこ』をモチーフとした作品や猫のトランプなど、コレクションを写真で紹介

マルチマテリアルの猫のフレーム3

2006-06-30 | 猫の切手とフレームのコラボレーション
ヘビー・ウッドをピューターで縁取り、同じくピューターのカットアウトでデザインを施したフレームです。
金魚とネズミのカットアウトはファンキーですが、落ち着きのある色調で、ずっしりと重みもあり、高級感の漂うフレームに仕上がっています。
写真を入れる窓もセンターをはずしてあり、センスのよい一点です。
中には、大きな1枚の切手を入れてみました。
猫のシャープな輪郭、鋭い目が、フレームの重厚さを際立たせ、なかなか良いコラボレーションになりました。

ケンジントン・キャット3

2006-06-27 | 世界の工房の猫たち
今回ご紹介するウィンスタンレイ作の猫も、ちょっと異彩を放っています。
ぽったり、まったり感のある肌合いのタビー・キャットが多い中、この猫は、すっとしたシャープなライン。
シャム猫とのミックスなのでしょうか。
姿が我が家のシマダチュウタロウという猫とそっくりだったので、オークションでゲット。
ところが、当の本人(本猫?)は、その後しっかりと脂肪を身につけて、今ではかろうじて顔のラインに共通点を見るばかりです。

Nursery Classics

2006-06-26 | 『長ぐつをはいたねこ』の本
1998年にParragon社より発行されたハードカバーの小型本。
小型本とはいえ、ページ数は多く、『長ぐつをはいたねこ』をはじめ3話が収められています。
イラストは、David Anstey、文はStephanie Laslett が担当。
ほぼ全ページがフルカラーで、テキストページもカラーのイラストで縁取りされています。
文字がとりわけ大きく、子供以上に、老眼鏡が必要な私は大喜び。
ページをめくるのが楽しくなる、一冊です。

カスリの長ぐつをはいたねこ

2006-06-24 | 『長いぐつをはいたねこ』のアート作品
ウラル山脈南部の町、カスリの伝統工芸品、鋳物でできた『長ぐつをはいたねこ』をご紹介しましょう。
光沢のある漆黒のカスリの鋳物は、芸術家の創作意欲を刺激し、かずかずの彫刻作品が生まれています。
この『長ぐつをはいたねこ』は、実はキャンドル立て。
手に持った帽子の中にスティック・キャンドルを立てる針がついています。
猫の表情も豊かで、細工の美しい一点です。

猫のヴィンテージ・トランプ(ダブルデック)5

2006-06-19 | 猫のタロットとトランプ
ARRCO PLAYING CARD社製、Chelseaブランドのトランプです。
シャム猫をモチーフにしたシンプルなデザイン。
グレーとブルーの色合いも美しく、サイドはゴールドに彩色されています。
発行時期は不明ですが、ゴールドがきれいに保存されています。
各デックとも通常の52枚+ジョーカーのセット。
スペードのAのデザインに時の流れが感じられます。

マルチマテリアルの猫のフレーム2

2006-06-16 | 猫の切手とフレームのコラボレーション
今回ご紹介するフレームは、ブラックの木とホワイトのメタルを組み合わせたものです。
メタル部分の外側には猫がダイカットされ、内側にはネズミがくり抜かれています。
木とメタルの間に7ミリほどの隙間があるのがオシャレ!
中にはコーニッシュ・レックスのスーベニア・シートを入れました。
ブラック&ホワイトの毛色、背景の掃いたようなライトブルーの色合いが、フレームにピッタリでした。

ケンジントン・キャット2

2006-06-15 | 世界の工房の猫たち
今回もジェニー・ウィンスタンレイの猫をご紹介します。
この一点も我が家の『宮沢さん』という猫にそっくりだったので迷わずゲット。
もっとも、その宮沢さんは、次第に毛に色がついてきて、いまではロイヤルミルクティーのような色合いになっています。
ウィンスタンレイの作品の中で、このように大きなサイズの単色の猫は珍しく、希少品です。

Fairy Tale Treasury

2006-06-12 | 『長ぐつをはいたねこ』の本
Publications International Inc. より2003年に発行された、ハードカバーの小型本です。
文は Jane Jerrard、イラストは Susan Spellman。
見開きの左ページがテキスト、右ページがフルカラーのイラストになっています。
色鉛筆で描かれたようなイラストは、色彩も描写もやわらかです。
主人公の猫は、シャンパン・ミンク・トンキニーズのような毛色と姿。
『長ぐつをはいた猫』としては珍しい選択です。

小島美知代の『長ぐつをはいたねこ』

2006-06-10 | 『長いぐつをはいたねこ』のアート作品
今回は、日本の猫造形作家、小島美知代さんの『長ぐつをはいたねこ』をご紹介しましょう。
小島さんと言えば、木目込み人形の手法を用いた着物を着た猫でお馴染み。
その小島さんの新しいチャレンジがここにあります。
樹脂粘土をつかった軽い仕上がりの中に、バイタリティが溢れています。

マルチマテリアルの猫のフレーム1

2006-06-01 | 猫の切手とフレームのコラボレーション
このあたりで、ピューターのフレームは少しお休みをして、今回からしばらくはマルチマテリアルの猫フレームと切手のコラボレーションをご紹介しましょう。
マルチマテリアルとは、複数の素材の組み合わせ。
その第一回目として、今日は、木にメタルをあしらったフレームをご覧にいれます。
メタルと言っても、ブリキのような質感のもので、手仕事で、猫のデザインを浮き上がらせています。
高さが28cmもある大きなフレームですが、素朴で温かみのある仕上がりになっています。
中の切手は、オリエンタルショートヘアのスーベニアシート。
左端には、猫が高所から飛び降りるときの空中姿勢が描かれています。
色あい、サイズはピッタリ!
でも本当は、フレームの猫たちのように、毛糸玉で遊ぶ猫の切手を入れたかったのですが……