なぁたんバスケなぜなにブログ

にほんのバスケかいのなぞを、ちっさなめがねっこ・なぁたんと、よしぞうおにいさんがときあかすぞ!じまんしていいですか!?

ぷろちーむ!

2007-01-09 16:49:17 | Weblog
な:よーしーぞーおーにーさーんー!
よ:むにゃむにゃ・・・頑張ってクリスマスに記事をうpしる・・・
な:もういちがつここのかだようぅ!
よ:はっ!寝過ごした!ブログごと忘れられてしまう!!
な:さてさて、きょうはなんのおはなしかなぁ?
よ:では、プロチームについて話そうか。
な:びーじぇいりーぐ?
よ:今日は違うね。JBL・スリーグに所属したあるチームのお話だ。
05年、新潟アルビレックスが脱退して、チーム数が奇数になり、
リーグ運営に支障をきたしたスリーグは、あるチームの加入を発表した。
その名は「福岡レッドファルコンズ」。
な:わー!らいぶまんだ!しまだいすけだ!
よ:それはレッドファルコンだ!
まあそれはいいとして、基本的に、他のチームを戦力外になった選手などが
中心となって作られた、いわば急造チームだったんだ。
といっても、よく考えるといいプレイヤーがずらっと揃ってるんだけどね。

福岡レッドファルコンズ
2005年、新潟アルビレックスのスーパーリーグ脱退に伴い、
福岡県からIT企業のインテントが中心となって
地域密着型クラブチーム「福岡レッドファルコンズ」を設立した。

「レッドファルコンズ」とは「赤いハヤブサ」と言う意味で、
同じ福岡をホームとする福岡ソフトバンクホークスや
アビスパ福岡からヒントを得て名づけられた。

練習拠点は福岡県宗像市のグローバルアリーナ。選手は全員プロである。

2005-06のスーパーリーグに新規参入した。
しかし、母体企業の経営不振に加え地元スポンサーの獲得が難航。
選手・スタッフの給与未払いや2000万円の使途不明金も発覚し経営不安が表面化。
社長の自殺未遂にまで及ぶ事態となった。
そのため、全日本総合バスケットボール選手権大会は選手・スタッフの自費で参加。
それまでの運営会社を清算し、新会社「福岡にレッドファルコンズを残したい」を設立。

2006年1月19日、スーパーリーグ後半戦の不参加を表明するとともに、
JBL脱退の意向を示した。
スーパーリーグ全敗、公式戦はオールジャパンでの1勝のみでチームは解散。
JBLは特例による選手のJBLチームへを受け入れを表明。
また、bjリーグもアーリーチャレンジ制度を設けて選手の救済に当たった。

新会社はインボイスに支援を求め、
2006-07シーズン以降は木村育生インボイス社長が会長を務めるbjリーグに
転籍を表明したが、同じ福岡にbjリーグ参入を予定する別会社があることもわかり、
2006年2月10日、bjリーグへの参入願を取り下げた。

レッドファルコンズは、勝てませんでした。
埼玉の庄司、富山の根間、元仙台の上山に、アイシンで活躍した信長、
そしてご存知、現在は福岡BBボーイズ所属の川面まで、
どう考えても十分な戦力が揃っていたんですが・・・
チームからのサポートは滞り、コーチ陣もばたばたしていた状態では、
拾える勝ち星もぽろぽろこぼすわけで・・・
な:わるいじょうたいだったの?
よ:開幕前に不可解なHC交代からはじまり、かなりひどい状態だったようだね。
最終的には給料まで払われなかったわけだから・・・
な:おかねなかったの?
よ:それに関してはこちらを。

JBLの福岡レッドファルコンズ・前社長が資金難で自殺未遂 2005/12/26
バスケットボール男子スーパーリーグに今季から参入した
福岡レッドファルコンズの前の社長が、福岡市内の自宅で自殺を図り、
未遂に終わっていたことが分かりました。 
警察によりますと、自殺を図った福岡レッドファルコンズの前の社長は、
去年12月22日、福岡市東区内の自宅車庫に駐車していた車の中に練炭を持ち込み、
一酸化炭素中毒による自殺を図っていましたが、知人が見つけ、
未遂に終わったということです。 
レッドファルコンズは、去年6月に発足し、
バスケットボールの男子スーパーリーグに参入したプロチームですが、
選手の給与の一部支給が遅れるなど経営状態の悪化が表面化していました。 
自殺を図ったこの前の社長は、去年の12月26日付で社長を退いていますが、
警察に対し、自分の生命保険金を選手の給与など、
チームの運転資金に使って欲しかったなどと、話しているということです。

バスケ福岡、最悪リーグ戦終了前に解散も 2005/12/30
バスケットボール男子のスーパーリーグに今季から新規参入した
福岡レッドファルコンズが、
チーム運営資金調達のめどが立たないため、
最悪の場合には来年3月のリーグ戦終了前にも解散する可能性が出てきた。
26日付で就任した船田幸夫新社長が29日、数千万円の債務超過の現状を明かした上で「リーグ戦残り14試合で7000万~8000万円の運営費が必要だが、
新たな収入の見通しはない」と説明した。
さらに、スーパーリーグを管轄する日本リーグ機構(JBL)から
リーグ戦の遠征費を借りていることも明かした。
11月に開幕したリーグ戦では、開幕から白星なしの14連敗と苦戦している。

バスケ福岡は当面は無給、無報酬で活動 2005/12/31
選手給与の遅配など経営難に陥っているバスケットボール男子スーパーリーグの福岡は
30日、福岡市内のクラブ事務所で選手に対して緊急の状況報告会を開き、
当面は選手、スタッフらが無給、無報酬で活動を継続することになった。
20日に支給予定だった12月給与は30日までに約8割が支払われたが、
依然としてスポンサー集めは難航している。
船田幸夫社長は「ホームページで事実を報告するなど情報開示を明確にし、
チームへの賛同者を募りたい。チーム存続へ最大限努力したい」と話した。
 来年1月2日に開幕する全日本総合選手権(東京)には各選手が
遠征費を自己負担して出場するが、
同21日からのリーグ後半戦の運営費についてのめどは付いていない。
ある選手は「早く結論が出ないと限界はある」と不安そうだった。

プロバスケ・福岡レッドファルコンズ、2000万円の使途不明金 2006/1/9
プロバスケットボールチーム「福岡レッドファルコンズ」(福岡市)の運営会社に
2000万円前後の使途不明金があることが9日、分かった。
同社は負債約8000万円を抱えて債務超過に陥っており、
不明金の一部はチームの元関係者が個人的に流用した可能性があるという。
福岡県警もすでに、同社で不透明な会計が繰り返されていたとの情報を把握している。 経営立て直しのため昨年12月末に就任した船田幸夫社長は、
この元関係者について、損害賠償請求するとともに、
県警に業務上横領容疑などで告発する方針。  
就任した船田社長が会社の口座を調べたところ、
運営会社が設立された2004年12月には資本金分の7000万円があったものの、
昨年6月のチーム発足の時点で、数百万円しかなかったことが判明。
引き出された金の中には、領収書がないものや、
福岡市内の高級ホテルの宿泊、別会社の運営資金に回されたものもあるという。

な:・・・ひどい・・・
よ:元々、スーパーリーグの形態では、どんなに努力をしてもプロチームは
やっていけないことは分かっていたんだ。
いくら努力しても金は協会に吸い上げられるわけで。
それでいて経営指導するわけでもなく。
もちろんそんなノウハウあるわけないんだけどね。

おまけにこれだけの不透明な金銭の動き、っつーか詐欺だな。
こんなのがまかり通っていたんじゃ、潰れるのは当たり前・・・
勝ち星を挙げられる状態じゃないし、それ以前の問題だ・・・

そして、これだ・・・
経営難から解散した福岡市のプロバスケットボールチーム
「福岡レッドファルコンズ」を巡る使途不明金問題で、
チームを応援する市民や地元企業から集まったファンクラブ費や
後援会費のうち100万円以上が、チームとは関係ない海の家運営事業に流用されたり、チーム元関係者の個人口座に移し替えられたりしていたことが新たにわかった。

運営会社の清算を進めている現経営陣は
「支えてくれた人の善意を無にする行為で、申し訳ない」と謝罪している。

運営会社の決算を担当する税理士によると、
旧経営陣は昨年夏、神奈川県逗子市で海の家を経営した。
1か月の売り上げを1000万円前後と予測していたが、
実際には400万円前後しかなく、運営資金の不足分は、
ファンクラブと後援会の会費をプールしていた口座から穴埋めしていた。
少なくとも会費約80万円が流用されたという。

元福岡レッドファルコンズの川面(かわづら)剛選手(31)は、
「あまりにもひどい話で言葉もない。
最後まで支えてくれたファンの気持ちを考えると許せない」と憤っていた。

な:こんなことって・・・
よ:あってはならない。もちろん。
な:でも、きょうかいのおじいちゃんたちやじぇいびーえるは、
たすけてあげたんだよね?
よ:運営費用を貸してくれたようだね。
・・・ただ、この不正経理を行った旧経営陣は、
協会の関係者が多いという「うわさ」があるね。
な:うわさをしんじちゃいけないよ!
よ:確かなのは、協会がまともな審査さえしてれば、この事態は防げたということ。
ちょっとソースを見つけてこれないが、提出した書類に書かれたスポンサーは
ほとんどウソだったって話もある。
つまりまともな調査は行われていなかったということだね。

この一件で、福岡はバスケ不毛の地というイメージがついてしまった。
実際、現福岡BBボーイズの山村代表は、スポンサー集めの際、
もんのすごい苦労をしたそうです。

よ:で、またひどい目に遭いそうなチームが出てきたんだ。
な:すーぱーりーぐに?
よ:正確には、新しく立ち上がる「日本リーグ」に、だね。
な:にほんりーぐはもうあるよ?
よ:新しく立ち上がる、いわゆる「新リーグ」は、日本リーグと呼ばれるらしい・・・
な:・・・あれ?
ねえねえ、にほんりーぐからじぇいびーえるになったんだよね?
よ:そうそう。プロ化にむけて頑張っていきますぜ、っつーことで改名した。
な:それがにほんりーぐにもどるの?
よ:・・・プロ化してないからね。
興行権がチームに行ったのは評価できると思ってたけど、
結局地方協会に丸投げという話もあるからね。なあんにも変わってないね。
な:またするするさぎ?
よ:そう、なるかな。
で、新たな被害者になりそうなのが北海道のチーム「レラ カムイ」。
な:いづなおとし!へんいばっとうかすみぎり!
よ:・・・ちがーう!
でも名前はかっこいいよなぁ。アイヌ語だから地域密着だし。
で、まあ、新しくチームができたわけです。
な:どんなひとがいるの?まつやまくん?おだくん?
よ:いないから。それサッカー。
で、まだ選手はいない。
新リーグも始まるし、ドラフトやって、一位指名はレラカムイかな?
・・・と思ってたんだけどね。
な:はんしんいりだったはずなのにきょじんに?
よ:・・・江川?
というかドラフト以前の問題でね・・・
な:おっきなふたごさんがはいるといいね!
よ:片方は日立です。それどころか主だった選手はほとんど、
他のチームに内定しています・・・
な:えぇぇぇぇぇぇぇぇ!
よ:目を逸らすな!これが協会クオリティ!

日本バスケットボール協会は20日、
来季から現行のスーパーリーグに代わる男子の国内トップリーグとしてスタートする
新リーグの名称を「日本バスケットボールリーグ」とすることを発表した。
開幕戦は日立-アイシンの顔合わせで来年10月11日に東京体育館で行う。

新リーグは高校、大学生にも門戸を広げ、
参加チームへの入団を希望する選手を対象にトライアウトを実施する。
試合の興行権をチームに移行して運営面から段階的にプロ化を図る予定で、
1年目はスーパーリーグの7チームと、
北海道に拠点を置く新チーム「レラカムイ北海道」が参加する。

ちなみにトライアウト受験資格はこれ・・・

<対象および応募資格>

義務教育課程を修了した日本国籍を有する男子で、
下記の項目にひとつ以上該当していることが望ましい

・ 高校及び大学在学中に全国大会の参加経験を有する者
・ 国体やジュニアオールスターなどの参加経験を有する者
・ 国内外において上記に準ずる経験・能力を有する者
・ 日本協会公認コーチライセンスを有する者より推薦を受けた者
・ 現JBLに所属する選手、もしくは所属していた選手
(2006年度JBL登録選手については一次、二次審査を免除する)
※未成年者(20歳未満)は保護者の承認を必要とする
※日本協会に競技者登録している高校生、及び大学生は
所属先責任者の推薦状及び承諾書を必要とする
※海外リーグ等に所属している選手は、
現所属チーム責任者の本トライアウト参加の承諾書を必要とする

・・・つまり、結局国内トップクラスの実績がないと、
トライアウト受験資格すらないわけ。
・・・まあ抜け道としてコーチ推薦があるようだが・・・
在野の強者はだめそうなわけさ。
しかもトップ中のトップはすでに内定済み。
てことは、もう最初から、新規チームは不利なわけ。
しかも外国人選手は原則2人まで。後々一人に。
てことはすごい外国人を連れてくるにも限度があるわけ。
しかもレラカムイには縦のつながり、いわゆる学閥的コネもない・・・

な:はっぽうふさがり・・・
よ:そう。まさにその通り。
しかも競合相手はbjもいるし、海外に挑戦する選手だっているし・・・

あとはレラカムイの社長が辣腕を振るうしかない・・・
まあ、ジェリコジャパンのコーチを連れてくるって話もあるし、
ただではやられないんじゃないかな?
でも、何のノウハウもなくただ邪魔してくるだけの協会に
腹立たないのかなとも思うけどね。
社長のブログでも相当苦労してる姿が見えるし・・・

明らかに他の7チームに有利な状況。
新潟ほど努力しても、新潟ほど人気があっても保たなかった、金銭的な壁。
ぜひ頑張って欲しい!頑張って欲しいが、
本音は、bjに来たらいいんじゃないかな、と。
でも沖縄対北海道はちょっと移動費がかさみ過ぎるし・・・

な:むずかしいねぇ。あ、でもひこうきのかいしゃがすぽんさーにいるよね?
よ:bjならANAがスポンサー、っつうかパートナーだね。
な:さぽーとしてもらえばいいんだ!ちーむ・ばとるほーくみたいに!
よ:ふ、ふたり鷹?
そううまくいけばいいんだけどね・・・