なぁたんバスケなぜなにブログ

にほんのバスケかいのなぞを、ちっさなめがねっこ・なぁたんと、よしぞうおにいさんがときあかすぞ!じまんしていいですか!?

じぇりこおじさんとあんこくしてんのう!

2006-11-30 15:21:17 | Weblog
な:にほんだいひょうはつよいの?
よ:いきなりだね・・・。正直、先日の世界バスケは、
非常にがんばった、と評価していいと思う。
な:えぇぇ!あれで!?
よ:こら!・・・正直、日本はバスケ後進国といわれてもおかしくないんだ。
前回書いたように、あまりにも杜撰な運営をしているのが協会クォリティ。
実際、全敗で予選リーグ敗退、ってのが一般的な予想だったんだ。
もちろんバスケを知りもしないいんちきマスコミが勝手にあおり、
その結果、「善戦」が「惨敗」にすり返られてるけどね。

な:よわいなりにままがんばったんだね!

よ:うーん、頑張ったといえば頑張ったんだけど、
まあ、マイナスだったのをゼロにした、というか、
やっとスタートラインについた、というのが正しいかな?

世バスのころのヘッドコーチは、ジェリコ・パブリセビッチさんていう、
外国のおじさんだった。

な:がいじんさんなんだね!

Zeljko Pavlicevic
バスケットボール日本代表前ヘッドコーチ。
1951年3月23日、ザグレブ(クロアチア)生まれ。
ザグレブ大学卒業。
シボナ(旧ロコモティブ)を率いてユーゴスラビア国内大会や
ヨーロッパ・カップ(現在のユーロリーグ)選手権で優勝。
クレサ、タウグレス(スペイン)、パナシナイコス(ギリシャ)といった
ヨーロッパのトップチームでも指揮を執り、輝かしい戦績を残した。
ドラゼン・ペトロヴィッチ(POR→NJN)やトニー・クーコッチ(CHI→PHI→ATL→MIL)などのNBA選手を育てたことでも有名。
2003年度より男子バスケットボール日本代表チームのヘッドコーチを務め、
2006年の世界選手権敗退後に事実上更迭。

な:なんかすごいひとだね!
よ:全くだよ。日本代表HCとしては史上最高の一人だろうね。
選手育成に関してはエキスパートと言っても過言ではないね。
で、この人が、日本代表を一から改革していったんだ。
ヨーロッパ遠征に行ったり、経験よりも身長を重視したり、
そしてとにかくハードに基礎練習をした。

な:いちねんはぼーるもつまえにはしりこみ!
よ:うーん、まあほんとにそんな感じなのかもね。
ジェリコいわく全ての面で、世界で戦う素地がなかったようだから・・・
とにかく若くてでかい連中が集められた。
その結果、若いけどでかくない田臥や、それなりのサイズだけど若くない佐古は、
最初から構想外だったようだね。
ついでに、今JBLでスターとされている選手も何人も落選した。
事実、ジェリコジャパンのメンバーは、各チームのスタメンではない選手が多い。

その後、ベテランのベテランの古田や折茂らが加入し、いい感じに仕上がった。
な:これでほんせんしゅつじょうまちがいなし!
よ:いやいや、そうではない。ただ、可能性はだいぶ広がったけどね。
お山の大将・井の中の蛙でしかなかった日本代表が、
冷水ぶっかけられて目が覚めた、ってのはあるね。

メンバーの実力は、伸びたと思う。
もちろんまだまだ足りないけれど、いいチームだった。

しかし、とんでもない事件がおきたんだ。
バスケ協会大恥!代表候補22人中大量9人辞退 06/4/19
バスケットボール男子日本代表は19日、
8月に日本各地で行われる世界選手権に向けた第1次強化合宿を都内でスタートした。
だが、発表された代表候補22人のうち
PG田臥勇太(25)=NBADLアルバカーキ=をはじめ大量9人が
合宿参加を辞退する異例の事態に。
思わぬところで日本協会の情報把握力の弱さが浮き彫りになり、
日本初開催の世界選手権に向け、さあ第1次強化合宿の開始-と思ったら…。
国立代々木競技場の第二体育館に集まった選手は、わずか13人。
練習前の会見で、3月に決まっていた代表候補メンバー22人が改めて発表されたが、
練習には紅白戦がやっとの人数しか集まらなかった。
あまりに寂しい“第一歩”だ。
3月に練習で痛めた左足首のリハビリと海外活動を理由に
「参加は難しい」と申し出た田臥ら、
9人がリハビリなどの事情で合宿を辞退した。
世界選手権までに代表合流する可能性を残すのは、
ベテラン折茂武彦(35)=トヨタ自動車=だけ。
8人が世界選手権に出ない。
ジェリコ・パブリセビッチ監督は「練習を経て、今後14~15人に絞り込みたい」と
説明したが、その人数にも満たないお粗末さだった。
練習前の会見で杉浦良昭男子強化部長は「辞退者は2人だけ」と明言したが、
3時間後の練習後には広報担当者が辞退者を大量追加するドタバタ劇。
合宿当日まで大量の選手の事情を把握できず、
代表候補として名前を発表してしまうとは…。
そもそも3月の代表候補選考でパブリセビッチ監督の意向は反映されていなかった。
「協会にも代表を選ぶ権利はある」とする監督と、
「わたしは説明する立場にない」という杉浦強化部長ら協会側との
意思疎通の溝が見え隠れする。
名前のある選手を代表候補に入れておいてチケット売り上げ増を狙う戦略とすれば、
肝心の“勝負”をあまりに軽視している。
追加招集がなければ、このチームで世界選手権を戦うことになる。
監督は「1次リーグを突破したい」と目標を掲げた。
それが厳しい戦いになるのは、間違いなさそうだ。

な:せっかくえらばれたのにね・・・
よ:いや、選ばれてはいない。
当時戦力として考えられていたメンバーはあくまで「次代のスター」。
自分たちが宣伝を怠ったのを棚に上げ、
「チケットの売上が悪いのはメンバーが無名の若造ぞろいだからだ!」とでも
思ったのか、勝手に人気のある選手の名前を候補に入れたわけ。

な:にんきがあるならうまいひとなんじゃないの?
よ:それも所詮は日本国内の話。世界で戦うとなると話が違うんだ。
ジェリコはそれまでにも協会からいろんな妨害を受けていたのでもうカンカン。
・・・それでも世界選手権はやってくる。
でも、駅貼りポスターは少し増えたものの、
分かりにくいCMが流れ、歩道橋に横断幕が張られたりとかそんなんばっかりで、
バスケが好きな人でも寸前まで日程が分からない、とかそんな感じだった。
あまりのひどさに、ストリートのリーグ「レジェンド」が「勝手に」応援したり、
bjリーグも応援したりしたんだ。
な:びーじぇいのひともでたんでしょ?
よ:出ていない。うーん、新潟の長谷川あたりは選ばれてもいい気もしたけど、
正直当時のbj選手に、そこまでの選手はいなかったかもね・・・
少なくともジェリコの構想には入らなかったと思うな・・・
それに、bjの選手は協会に嫌われてるから、どんなすごい選手がいても
入れてもらえなかったんだ・・・

で、善戦及ばず、日本代表は予選リーグで敗退となった。
しかし、日本のバスケに、小さいながらも、希望の灯火を残したのは間違いない。
この調子でいけば、少しずつ世界の背中が見える!
ってな感じだったんだけど・・・
・・・と思ったら、本戦も終わってないのに、協会はとんでもないマネをしたんだ・・・

な:ちゃんねるはそのままで!
よ:えぇ!?



きょうかいのおしごととせかいばすけ!

2006-11-29 09:23:24 | Weblog
な:ねえねえよしぞうおにいさん!このまんがおもしろいよ!
よ:どれどれ、お!スラムダンクか!
これはいいマンガだよ。実際バスケが好きなら、経験者も未経験者も、
たいていは読んでるね。サッカー界における「キャプ翼」、
水泳界における「ドルヒラ」みたいなもんだな。
な:バスケしてるひとはみんなこのまんががすきなの?
よ:そうだねぇ。スラムダンクが連載されていたころは、
バスケ部員がドッと増えてね・・・そのちょっと前に来た、
いわゆるジョーダン→NBAブームから続き、そりゃもう大変な勢いだったんだ。
な:じゃあばすけきょうかいのえらいひともうはうはだったんだね!
よ:そのはずなんだけどね・・・。
でも彼らは、仕事が増えるほうがいやだった、なんて話もあるね・・・
な:せっかくあぶくぜにがかせげるのに、せんけんのめいがないね!
よ:いくつだよあんた・・・
な:そういえば、なつにふじさんがだんくされてたね!
よ:え?・・・あぁ、世界バスケのCMか。なぁたんは観戦したかな?
な:うん!こてんぱんにぎゃくさつされてた!
よ:・・・こらこら、言葉には気をつけなさい!
な:でも、ちょっとしかTVでやってなかったね!
ばれーぼーるはにぎやかにこまーしゃるしてるのに・・・
きっとほうそうきょくがちがうんだね!
よ:明らかに知ってて言ってるだろ!
・・・世界バスケもバレーもいんちきボクシングも、全部TBS!
な:・・・でもばれーとやんきーいっかはごーるでんだよ?
バスケはおひるすぎにちょっとやってただけだよ!
タイムレッドも、えびちゃんじゃないもでるさんも、
そのときしかみてないなあ・・・
よ:永井大的には黒歴史らしいから、タイムレッド言うな!
押切もえのほうがエビちゃんより一応格上のはずなんだぞ!
他の試合は夜中にひっそりやってたの!・・・なぁたんは寝てたはずだな。
な:えーん!みたかったよう!
よ:じゃあ、世バスについて語りますか・・・
バスケットボール世界選手権
(バスケットボールせかいせんしゅけん、Basketball World Championship)は、
4年に一度、夏季オリンピックの中間年に開催される
FIBA(国際バスケットボール連盟)主催の公式戦の一つ。
サッカーのワールドカップと同じように開催国を毎回変えて実施される大会である。
なお、優勝国にはジェームズ・ネイスミス・トロフィーが贈られる。
尚、「世界バスケ」は日本開催で呼ばれた俗称。

な:つまんないせつめい・・・こぴぺ・・・
よ:うるさいな!まだこれから続くの!
な:そんなおっきなたいかいにでられるなんて、にほんのバスケはすごいんだね!
よ:・・・えーと、うう、そうでもないな・・・
出られたのはあくまで開催国だからだし・・・
まず、世界バスケを日本で開催すると決まったのはずいぶん前らしいね。
でも、まともに宣伝が始まったのは、2006年に入ってから。
完全に出遅れていたんだ。
記憶にあるのは分かりにくいCMと駅貼りポスターくらい?
あとはイベントなんかもやってたかもしれないが、
注意深く観察しないと知りえない感じだった。
とりあえず、TVでの露出はほとんどなし、だったね。
一応スカパーでは全試合観れたらしいけど。
な:じゃあ、あんまりおかねかからなかったんだね!
よ:いや・・・それが、かなりかかったらしいんだ。
こんな記事が当時、新聞をにぎわせた。

日本バスケットボール協会は19日の理事会で、
財政難の恐れが指摘される 2006年男子世界選手権
(8~9月、さいたまスーパーアリーナほか)の予算を確保するため、
全国の登録者から協力金を募る方針を決めた。
2月6日の臨時評議員会に提案するが、反発も予想される。
日本協会によると、大会の総予算は約24億円。
しかし、収入の柱となる入場料で不透明な部分が多い上、
当面の運転資金の調達も迫られている。
このため、個人登録者約59万5000人と登録チーム約3万2000に対し、
それぞれ1年分の登録料に相当する額を負担してもらう案が浮上したという。
試算ではすべての個人とチームが支払いに応じれば、
総額は約4億円になるとしている。

よ:つまり、もっと金よこせ!足りないんじゃ!と、全国の競技者に頼ったわけ。
協会がまともにやれば、例えば放送権料やチケット代なんかで
それなりに稼ぐこともできたはずなんだ。
しかし協会の努力は見えなかった。

そのあとすぐに、こんな記事が出た。

協力金の賛同得られず=日本協会再検討へ-世界バスケット 2005/2/6
日本バスケットボール協会は6日、東京都内で臨時評議員会を開き、
2006年男子世界選手権(さいたま市など)の予算確保のため、
全国の登録者から協力金を募る案を審議したが、
出席者の賛同を得られず、9日の理事会で再検討することになった。
世界選手権は入場料など収入面で不安材料が多く、赤字が懸念されている。
理事会案では小、中学生からも通常の登録料1年分相当の協力金を募ることに
なっており、地方協会から
「世界選手権に協力はするが、その方法については検討してほしい」との声が
相次いだという。
日本協会は「思った以上に反対意見が出た」とし、
協力金の徴収方法などを見直す可能性も出てきた。 

な:みんなきょうりょくしてあげればいいのに・・・
よ:協会が、何年も前からしっかり準備し、最低限の仕事をしておけば、
こんなことにはならなかったんだ。
それに地方協会にばかり負担を押し付け、たいした還元もしなかった中央協会に
みんな若干キレてた、ってのが実状かな?
いや、だいぶキレてた・・・かな?

実際その前から地方と中央の関係ははギクシャクしてたんだけどね。
レッドファルコンズが潰れたときも、チームにたいした助け舟も出さず、
レッドファルコンズ崩壊によって試合に穴を空けられた福岡協会にも
フォローせず・・・
な:ふくおかきょうかいはたいへんなめにあったの?
よ:日本バスケの良くあるパターンで、面倒は全てよそに押し付け、
おいしい思いは中央協会、ってのがある。

ごたごた続きで、中央と地方がどんどん乖離してるって話もあるね。
・・・まあとにかく、協会は、職責を果たさず、金銭的な負担を全国の競技者に
おっかぶせようとしたわけ。

な:ひゃあ!こわいなあ・・・

よ:それだけじゃない。協会がやったことといえば、
無理やり田臥や佐古を代表候補にねじこみ、まるで田臥や佐古らが
さも代表入りするかのように思わせ、チケット売上の促進をはかる、とか、
NBA選手を揃え一番人気のアメリカ代表の試合の会場や開催日を
あやふやに告知して、違う組み合わせのチケットを買わせたり・・・
あとは完売となってるはずなのに空席が目立ち、おまけにその席が金券ショップに
出回ってたり・・・と、それはそれはひどい有様だったんだ。

な:たぶせとさこはにんきものなの?
よ:一応、日本ではトップクラス?だと思う。
だけど、田臥はNBAを目指す為、佐古は怪我の治療に専念する為、だったかな?
とにかく、出る気はなかったと思う。
あとで出てくるけど、当時のヘッドコーチのジェリコ氏は
二人とも構想外としていたからね・・・
な:でられないってことを、きょうかいはさいしょからしってたの!?
うそついちゃいけないんだよ!きょうかいはわるいこ!
よにんのおじちゃんわるいこ!
よ:詳しいじゃねえか・・・。
しかし、たしかに全くひどい話だよね・・・

もっと恐ろしい話もいっぱいあるんだけど・・・、次回にしようか。

ところでなぁたん、スラムダンクでは誰が好きかな?
な:でぃふぇんすにていひょうのあるさんねんのいけがみ!

よ:渋いねえ・・・

にほんのバスケはなんこある?そのに!

2006-11-28 15:22:15 | Weblog
な:こぴぺおわった?
よ:余計なことを言わないように。
な:ふたつにわけてもさんぜんもじいじょうあるよう!
よ:・・・すいません・・・

えー、では気を取り直して説明を続けよう。
日本のバスケットボールリーグは、
バスケットボール日本リーグ機構(JBL) が主催する1部リーグ・スーパーリーグと
2部リーグ・日本リーグがメインとされているが、
企業のスポーツ活動の一環として行われているため
企業の支援が十分にまかなえないことや
チームのレベルアップに弊害が出るなどの諸問題を抱えていた。
また、日本バスケットボール協会の役員の中に
プロ化そのものに反対している勢力が多く、
(かつて日本ではラグビーに次いでバスケットボールが
アマチュアリズムを強く信奉していた)、
初めてプロ化の話が出てから10年以上経過しているにもかかわらず、
いまだにスーパーリーグのリーグ運営はアマチュアのままである。
このような状況に失望した有望な選手は
アメリカなど海外でのプレーや実業団以外のクラブチームでのプレー、
あるいはプレーそのものを断念する状況が続いている。

な:かいがいにいったひとはもどってきたりしないの?

よ:田臥は例外中の例外として厚遇されているけど、
基本的に外国で活動している選手は協会に嫌われているんだ。
実際にはすごいやつがけっこういるんだけどね。


続けるよ。
2002年、同機構に加盟するスーパーリーグの
新潟アルビレックス(新潟県)が中心となり、
日本リーグのさいたまブロンコス(旧・所沢ブロンコス)(埼玉県)、
横浜ギガキャッツ(神奈川県)、千葉バジャーズ(千葉県)の4チームで
プロ化推進プロジェクトが立ち上げられ、
同年7月10日の日本協会理事会で活性化検討特別委員会の新設が承認。

2004年1月23日、プロリーグ設立研究会を発足を決定。
プロ化に対する回答をJBLに求めるが、具体的な回答が出ず、
プロ化の進展がないため、8月9日、新潟とさいたまブロンコスは
同年秋から2005年3月に予定されている現行のリーグ(機構)から脱退し、
プロ組織による新リーグを結成する方針を明らかにした。
具体的にはこの2チームの他全国主要都市を本拠地とする6チーム程度が参加して
ホーム&アウェー方式による総当たり戦で開催するというものである。
そして、同年8月12日に有限責任中間法人日本プロバスケットボールリーグ設立準備室(2005年4月に株式会社日本プロバスケットボールリーグに改組)を設立した。

な:これがびーじぇいりーぐなの?
よ:そう。元々プロリーグやるよって言われてスリーグに入ったのに
いつまでたってもやらないから、業を煮やしたってわけ。
いわゆる「プロ化するする詐欺」ってやつ。

・・・なお、新潟とさいたまはいずれも元は実業団チームで、
新潟の母体は大和證券バスケット部、
さいたまは日本リーグ2部を中心に活動していた
アンフィニ(マツダオート)東京バスケット部だったが、
親会社の支援が打ち切られたことをきっかけに
それぞれ地域密着型のクラブチームに方向転換したチームである。

よ:親会社が業績不振に陥ると、当然通常業務に必要ない部分は
真っ先に切られる。ばたばたと実業団チームが潰れたころだね。
バスケは特にひどかったんだ。
いいチームがどんどん休部・廃部していったよ・・・
正直、どうにかすることはできなかったのか?協会はなにもできなかったのか?
とか考えちゃうよ・・・
な:ふくすいぼんにかえらずだよ!つづけて!
よ:えぇぇ!?きみ、いくつだよ!
な:しゃんしゃい。
よ:・・・まぁいいだろう。続けるよ。
・・・プロ化を率先して進めているのは新潟で、
同チームのオーナーである河内敏光は
「選手を確保するためには大学生や社会人選手などの入団テストや
ドラフトなどを考えている。
将来は日本からNBAなどの世界最高規模のリーグ戦への
進出できる選手を目指すのが夢である」としている。
しかし、同年8月19日に都内で開かれた臨時理事会で脱退理由が
規定の「解散(廃部)やチーム譲渡、並びにそれに準ずる事由」に相当しない、
という理由で脱退が認められなかったことに加え、
現行のリーグ戦に所属しているチームなどからの抵抗もあり、
プロ化の実現は難航も懸念されている。

新潟とやる試合は、アウェイでもお客さんがたくさん来るから、
どのチームにとってもドル箱だったらしいからねえ・・・
それにメンツを潰された協会幹部が、「クーデター」を許すはずもなく・・・
難癖をつけて封じ込めようとしたんだ。

その後、同年10月12日の理事会で、新潟及びさいたまからの脱退届けを
改めて認めない代わりに、2006年度にさいたま市で開く世界バスケット選手権の
大会終了後をメドに現在のJBLそのものでプロリーグの実現を推進していこう、
という計画を明らかにし、その具体的な指針を2005年3月までに示すと発表した。
そして2005年3月30日、日本協会のプロ化実行検討会は2007~2008年度シーズンをメドに現在のスーパーリーグを中心母体としてプロリーグを作ることを目指す答申をまとめた。

な:わあ、すごい!ぷろりーぐができたぁ!!
よ:いや、口だけだからね。

とりあえずこれが、いわゆる「新リーグ」です。
一方、新潟とさいたまは2004年11月24日に日本初のプロバスケットボールリーグ「bjリーグ」を結成することを発表。
2005年11月メドの開幕を目指し、地域密着型で安定経営を前提に置いた
リーグ戦構成を目指して取り組むことを明らかにした。
参加チームは新潟とさいたまの他に宮城県(仙台エイティナイナーズ(89ERS))、
東京都(東京アパッチ)、
大阪府(大阪エヴェッサ 当初は「大阪ディノニクス」として参加予定だった)、
大分県(大分ヒートデビルズ)の4チームを加えた6チームである。

な:てぃなちゃんと、はくちょうさんと、おうまさんと、まいどくんと、
あくまさんと・・・、
むらさきあふろのこわいかおのふとっちょなのにみがるなおじさん!
よ:・・・一個間違ってる上に妙に具体的な気がするが、まあいいか。
そう、その6チームから始まったんだ。

そして2005年4月13日、都内での理事会で新潟とさいたまの日本リーグ脱退が
正式に承認された。
日本バスケットボール協会は「プロリーグ参加を脱退の理由とするものではないものの、プロリーグ作りをする意志に変りがないので、これ以上説得しても難しい」という判断で特例処置であることを強調。
また今後bjリーグに参加するチームに契約した場合、
日本協会の選手登録が認められなくなる。

つまり、日本代表にはなれない、っつーことだね。

な:むらはちぶ、だね!
よ:あ・・・えーと、そうだね。的確な表現だ。
な:いじめっこはだめ!
よ:全くだ。三歳児でも分かる話。

また、日本バスケットボール協会も2006年4月に
プロリーグへの参入決定・内定団体10チームを発表。
JBLスーパーリーグに参加している7チームは
そのままスライドでプロリーグに参加し、
他に日本リーグ所属の1チーム(本拠地・千葉県)、
一般公募団体2チーム(同・北海道と栃木県)の3チームについては
参入内定団体となり、この3チームの経営基盤、選手補強などの状況を考慮し
審議した結果、北海道のファンタジア・エンタテインメント1チームのみの
正式参入が決定した。
※現在のところ完全プロリーグ化は断念。
当初はプロ・アマ混合で将来的なプロリーグへの完全移行を目指す運びとなった。

な:あれ?ぷろりーぐじゃなくなっちゃた!
よ:いや、彼らの言い分では、「サラリーマンもプロ!だからプロリーグ!」だって。

bjリーグ開幕が迫った2005年9月25日、
OBらによる日本バスケットボール振興会がNBAと提携する
「第3のプロリーグ」構想を発表。
bjリーグは株式会社であり、日本協会は財団法人として運営されており、
社団法人としての組織が望ましいと判断し、
将来的に社団法人への一本化を前提として、
日本協会と同じ2007年に「社団法人日本プロバスケットボール協会(仮称)」
として発足予定。

な:わーい!あたらしいひとたちがでてきた!
よ:申し訳ないが、協会と同じくらい胡散臭いんだがね。
結局最近全然動きないし・・・
言ってることも二転三転してるみたいだし・・・

いずれにせよ、プロリーグの設立は、埋もれていた選手を発掘し、
かつエンターテイメント性を高めることにより、
日本国内でのバスケットボール人気を高めるとともに、
バスケットボールのレベルを相対的にアップすることが期待されている。

な:わあい、びーじぇいがほめられた!
よ:いや、微妙なところだがね・・・
ただ、bjの発足、そしてある程度の成功により、尻に火がついた協会が
少しはマシになるかと思ったんだけど、
実は全く変わらないなんて話もあるんだ・・・

な:またもやながいよう!
よ:すんませんでした。次回はこの続きを。

な:じゃあねー!

にほんのバスケはなんこある?

2006-11-27 00:40:18 | Weblog
な:ねえねえよしぞうおにいさん、きになることがあるの。
よ:なんだいなぁたん?
な:こないだTVをみていたら、バスケをやっていたの。
そのあとチャンネルをかえたら、またバスケをやっていたの。
にほんには、いくつもバスケがあるの?

よ:・・・初回から飛ばすね・・・。何で観たんだい?
な:がおらと、すかいえーすぽーつ!
かわごえてーぶるけれびでみたの!
よ:ケーブルテレビのことか?まあいい。そうなると、観たのは・・・
bjリーグとJBLだね。
な:にほんのバスケはたくさんあるの?
よ:分類次第ではたくさんあるね。
ストリートもあるし、イスバスもあるし、中学も高校もインカレも・・・
な:じぇいびーえるとびーじぇいりーぐのはなしがいい!
よ:・・・ピンポイント精密爆撃だな・・・
バスケットボール日本リーグ機構(Japan Basketball League)の略称。
日本バスケットボール協会(JABBA)の傘下に組織され、
日本の男子バスケットボールにおける最上位カテゴリー
「スーパーリーグ」と二部リーグにあたる「日本リーグ」を運営する。
スーパーリーグは2007年よりプロ化。
なお女子のリーグ運営は、バスケットボール女子日本リーグ機構(WJBL)
という別組織が行なっている。
な:そんなはてなだいありーまるうつしのせつめいじゃつまんないよ!
そんなのなら、こうきゅうすぴーかーのめーかーとか、
にほんばっくぎゃもんきょうかいとかぼけたほうがまだまし!
よ:・・・すいませんでした・・・。
トップ方面なら、JBL/スーパーリーグとbjリーグがあるね。
JBLの説明はこっちのほうが詳しいかな?
バスケットボール日本リーグ機構(JBL)は、
国内トップクラスの実業団チームによって開催されるスーパーリーグ(1部)と
日本リーグ(2部)を運営する団体。

その歴史は1967年から始まる日本バスケットボールリーグ
(日本バスケットボール協会主催)に始まる。
当初は男女共同運営だった。
協会主催のリーグ戦時代から男子は熊谷組、日本鉱業、東京海上火災、
日立本社、三菱電機、
女子は共同石油、シャンソン化粧品といった強豪を育て上げる。

その後1996年にリーグ発足30周年を迎えるに当たって
主催統括団体を「バスケットボール日本リーグ機構」が受け持つことになり
将来のプロリーグ化も視野に入れた独立採算方式のリーグ戦のシステムを
構築するようになる。
その後1998年に女子のリーグ戦がバスケットボール女子日本リーグ機構
(WJBL 一般にはWリーグ)に移管し、男子によるリーグ戦のみとなった。

2000年にはこれまでの1・2部を「スーパーリーグ」と
「日本リーグ」に名称を変更(但し現在成績による入れ替え制度は行っていない)し、
ホームタウン制を取り入れた地域密着型運営に着手した。
特に、スーパーリーグについては2,3年後のプロ化を前提としていたこともあり、
田臥勇太のトヨタ自動車アルバルク入部による
スーパーリーグ参戦時にはマスコミも巻き込むほどの人気だった。

スラムダンクブームの次に来た波だね。

しかし、新潟アルビレックスなど一部チームを除けば、
ホームタウン所在地とは全く関係ない地域で開催されることも多く、
ホームタウン制が必ずしも機能していないのが実情である。
また、スーパーリーグのプロ化が一向に進まなかったことにより、
プロ化を推進していた新潟アルビレックス、
さいたま(旧・所沢)ブロンコス(現・埼玉ブロンコス)が、
プロ化に消極的なJBL、日本バスケットボール協会を脱退して
プロリーグ「bjリーグ」を結成するに至った。
そこで、2005年3月に、スーパーリーグを2007年秋に完全プロリーグ化することを
宣言したが、新加入の福岡レッドファルコンズ以外の
スーパーリーグ所属企業チームや日本バスケットボール協会の主要役員が
プロ化そのものに反対していることから、難航が予想されたが、
福岡レッドファルコンズを除くスーパーリーグ所属の7チームと
北海道から新加盟チームの全部で8チームで参加することが決定した。
・・・とあるね。
な:れっどふぁるこんずはどうしたの?
よ:脱退したアルビレックスの穴を埋めるために急造されたファルコンズは、
不正経理が相次ぎ、完全に資金が底を尽き、一年もたずに解散となってしまったんだ。
な:ふせいけいりってどんなこと?
よ:・・・例えば、会社の資金がなぜか海の家の運営資金に使われたり・・・
とにかくありえない話がたくさんあったんだ。
今考えるとけっこうすごいメンバーがいたんだけどね。
元々プロチーム、つまり親会社のないチームはやっていけるはずのない仕組みだったのに
アルビはむちゃくちゃ努力してぎりぎり何とかしていたんだ。
でもそんな運営のノウハウもなく、指導なんかもされるはずないので、
レッドファルコンズはどんどん先細り、シーズン半ばで解散したんだ・・・

な:いっかいめからながいよう!
よ:・・・やっぱり?
な:さいしょにかいたときはごせんもじいじょうあったよ!
よ:だから削ったろ!(2006年11月28日夜に訂正)
じゃあ続きは次回!
な:ばぁいばぁい!

注:ここに書いてあることが正しいとは限りません。
だって、普通はありえないレベルの話ですからね・・・
あ、事実関係が違う場合、コメント欄に書き込んでください。
検討させていただきます。
真偽や視点の違いではなく、よしぞうおにいさんとなぁたんによる
取捨選択でやらせていただきます。