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被爆69周年 8・6ヒロシマ大行動に参加しました!<写真報告>

2014年08月08日 | NAZEN福岡

8月6日、被爆69周年 8.6ヒロシマ大行動に参加しました。主催は「被爆69周年 8・6ヒロシマ大行動実行委員会」です。詳しくは主催団体のブログhttp://86hiroshima.blogspot.jp/や後日発行される予定の報告集などをご覧ください。ここでは写真報告を中心に、「来年は(も)行こう!」と行動するきっかけになってほしいという思いでお伝えします。

8月6日朝7
時、原爆ドーム前で8・6ヒロシマ・アピール集会が行われました

大粒の涙のような雨が激しく振りました
平和記念式典の最中に本格的な雨が降ったのは43年ぶりとのこと。
43年前のこの日、当時の佐藤栄作首相が首相として初めて式典に出席。
「首相は帰れ」と激しい抗議が行われていたことが話されさました。

当時の貴重な動画がありましたので、アップします。

【1971年8月6日】 原爆忌 佐藤首相が現職として初出席 反対派のデモも

   

 7月1日、安倍政権は集団的自衛権行使容認を閣議決定しました。わたしたちははっきりと反対の声を上げます。「安倍首相は広島から帰れ!」「安倍政権打倒!」とシュプレヒコールを上げ、確認しました。昨年と比べ若い世代が多かったです。多くの人が現政権に危機感と怒りを感じ行動していることを共有しました。

原爆ドーム外では福島から宣伝カーで広島に駆けつけた吉沢正巳さん(希望の牧場・ふくしま)が力いっぱいマイクアピールをしていました。

8時15分黙とう。そして安倍首相式典出席弾劾・中国電力包囲デモに出発しました。

 

機動隊の数が多く、のぼりがなければなんのデモかわからない状態でした。しかし、コールをしながら目の合う人々に手を振りながら歩きました。すると、手を振り返してくれる人やぺこっと頭を下げる人、見守ってくれる人の温かさに励まされました。権力者が湯水のように税金を使い、分断したいものがなんであるか、体で感じるデモでした。

 

(注)機動隊が「集団的自衛権反対」ののぼり持っているみたいに見えますが違いますヨ
全国の仲間とジャンベを叩きながら歩きました。

 

中国電力前で抗議の声を叩きつけました。
吉沢さんも駆けつけ、声を上げました。


ここで午前の行動終了。

午後は広島県立総合体育館で8・6ヒロシマ大行動大集会

 

プレイベントで星野文昭さんの歌『ソリダリティ』を歌いました♪

参加者は約1150名です。大雨でカメラの調子が悪くなり、集会の写真は提供いただきました。
感謝!

8/6動労千葉・田中委員長アピール 動画 3・14法大弾圧を許さない法大生の会 ブログから

 

集会後、8・6ヒロシマ大行進
デモがぶちぶち分断され、子どもの多い隊列の先頭に・・・NAZEN福岡怒り福島ののぼりも見えました。
最初は小さな声でコールしていた子どもたちも終わりごろにははげしく元気になってました。
いまの社会の矛盾と闘う大人の姿を見て、たくましい大人になってほしい。

 

平和資料館前で高山俊吉さん(弁護士・憲法と人権の日弁連をめざす会代表)があいさつ。
(抜粋)

「『他国への戦争に巻き込まれるから、だからこの集団的自衛権行使容認というのは許されない』
という人がいる。
他国への敵国の戦争に巻き込まれる。
そんなことをこの政府はまったく考えてない。
自らの意図として、まことに悪辣な意図として戦争をしようとしている。
こういう怒りを利用して戦争への『自衛権』、おかしな言葉だけれど戦争に参加する資格を取ろうとしている。
選択の問題をつきつけられたりしたときに
「国民の多くがこれに対しては納得しない」
と、こういうふうにきちんと言い切るためには
「いかなる戦争にもぜったいに反対する」
という言い方しかない。
他国の戦争だったらいけないというのは言葉を返すと
「我が国の戦争ならときにはやることがある」
ということになってしまう。
こういう理屈にわたしたちは絶対にまきこまれてはいけない。
わたしたちはこのことをきちんと言おう。
きちんと言わないかぎりはあの7月1日のあのクーデターを、あの暴挙を許す。
ほんとうの力を国民の中につくることはできない。
あいまいにされたらひと風吹いたときには
「日本を守ることはそれはそれで大事だ」
というとんでもない考え方になっていき、これはかならず排外・愛国主義になっていく。
「戦争を許す」ということになっていく。
そのことをわたしたちは命をかけても阻止しよう。
そのことを昨日から今日にかけて、そして今日、今朝、福島の怒りとこのヒロシマーナガサキ、そしてオキナワの怒りを結びつけてわたしたちの原体験として集まったと思います。
力強い、力強いこの帆を進めていこうではないですか。
前進していこうじゃないですか。」


谷口恭子さん(8・6ヒロシマ大行動実行委事務局長)の団結ガンバローでこの日の行動を終えました。
谷口さんは(『NAZEN通信』No.15に掲載)、デパート食品売り場レジの職場で雇い止め通告を受け、解雇撤回闘争を闘っています。この日のデモ行進では谷口さんの職場、福屋デパート前も通りました。
これからも、ともに闘いましょう!

お疲れさまでした。
(文:田宮)